ヤマギシのむらnet

「心一つで次の一歩を・・・」の研鑽会報告


心ひとつで・・・

心ひとつで次の一歩を・・・

 木の花ファミリーを訪問した人たちの中から有志が立ち上がり、2月20日豊里実顕地第九会場で「心一つで次の一歩を、、、」の研鑽会が開かれた。

 全参画者への呼びかけに三重県地区の各実顕地で木の花へ行った人、まだ行っていない人、3日前に行ったばかりの六川実顕地の人ら120人ほどが集まった。
 参加者は休憩時間もなく3時間あまりを途切れることなく発言する仲間の話を互いに聞きあい、大笑いし、何がやりたくて参画したのか原点を確認しあった。終わった後も去りがたい人らが握手やおしゃべりをする姿があちこちで見られた。

 参加者の声と中継を聞いていた木の花ファミリーからのコメントを紹介します。

<上門>

心ひとつで・・・ みんなさん僕のことを知っていると思うけれど、本庁退治というかガンバッてきましたが、木の花へ行って「ちょっと視点が違う」ということに気がつきました。いさどんとあったかい心で触れているうちになんちゅうか涙が溢れてきて、「僕は本当はこういう心のあったかい暮らしをしたかったんや、なんで今までケンカばっかりしてんやろ」って思った。(笑いと拍手)
 今日の集りも是非(参加しようと)老体に鞭打って来ました。

 木の花へ行って、未だそこに来て1週間くらいの女の子に、「六川の人は零位に立っているように思えない」(笑い)もう言い返す言葉もなかった。ほんまに原点を忘れている。ここらで木の花をきっかけに自分の心のスイッチを切り替えていく。とにかく一番大事なのは自分がいい風を発することができたか、ということにもっともっと力を注いで、あったかい豊かな村にしていく。六川実顕地始まった最初の頃の豊かな心の村を経験させてもらってきた。

<郁恵>
心ひとつで・・・
 私は春日の青年で木の花へ行きました。そこで自分のピンポイントとなるようなことを感じて、「一つの心でやる」「隔てない」「出す」「人目を気にしない」ということをやりたいと思って、帰ってきてから意識してやっている。そうしたら自分の心が変わっていって、出すことで相手のことが思えたり、自分も回りも進んでいくことを感じたり、隔てないということで見える世界が違う。自分が全部隔てていたんだなと思う。今まで人の幸せを喜べない、他人の不幸を喜ぶ、振り返って見ると、無意識のうちにそういうことを思っていた。すごく人のことが思えるようになって、すごく嬉しい気持ちになった時に、こういうのが本当の愛、幸福観なのかな、って思います。そういうふうに変わっていく自分の心に衝撃を受けました。自分が特講の絵図でいうと、地獄みたいな所からこっち側に来た感じがした。ひっくり返った。自分が感じた心が、革命するというのはこういうことかな、って思っています。

 今ここにいて、ちょっと場違いな感じがする。若い人が全然いなくて、若者は村にはいるんだけど、なんとなく別のところにいるような感覚になった。
みなさんの話を聞いていると「村ってそんなたいへんなことになってたんだ」(大爆笑)
 庄亮さんが来てくれていて、六川中等部にいたんですけど、私たちが中等部の時に村人があったかい感じがしていました。村人と学園生の距離が近かった。その六川にいた同じ歳の子たちは六川が好きなんです。
 村に残っている子はわりと六川出身の子が多い気がします。村人と子どもの距離が近いのが良かった。それでなんかケンカをしているという(笑い)のを耳にした時に、なんか残念だなって(大爆笑)思いました。あったかいところに戻ってほしいな、って思いました。

<中継を見ている木の花ファミリーからのコメント>

心ひとつで・・・

研鑽会をネット中継で見ている木の花ファミリーの人たち。


 木の花楽団で歌っているミカコです♪はじめての研鑚会中継を、富士山実顕地から見ています。真剣に、正直に語る皆さん一人ひとりが愛おしく、皆さんの中に高い志がよみがえってゆくのが嬉しい。特に、中継の始まりでは涙うるうるでした。やっぱりヤマギシの人たちは、この星の上に高い志を持って生まれてきた魂の集まりだったんだ!!

 そして、ヤマギシの木の花の出会いは、地球物語の中でとても深い意味があると感じています。これから我執を超えて、同じ志のもとに、個々の心を共に磨いて、皆でひとつになってゆきましょう。そして、皆でいっしょに、この星の上に心地良い調和の風を吹かせていきましょう。
(ミカコ)

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コメント

  • 吉田 牧生

    ”富貴の相”

    橋本さん・川縁さん・鎌田さん
    供給所幸福研のみなさんへ
                        豊里のまきおです

     豊里毎日研から合流させてもらいありがとう。普段と違うメンバー
    でとてもよかったです。

    その時、「14歳へ」を読んだ人もいることが分かって「死」という
    観点を話題にしました。ず~と長生きしたいが大勢でしたね。

    その後、消極的な方向ではなくとか、ヤマギシらしいというの
    もいろいろ出ましたね。

     ところで常識的には「死」というのは避けたいものですね。で
    もまあ~ヤマギシズムでやろうというところで、心の元に死に
    たくないというものを抱えていると、世界が暗くなります。これは
    常識とは反対の観方です。これは”心に私有財産をもっていては
    楽になれない”ということです。

     こういうところはほとんど研鑽しないできました。ヤマギシらしい
    本領を発揮していくのはここからだとして、最近それを手がけ始
    めたところです。

     それでヤマギシらしいの「いち番星は ”富貴の相”です。これが
    あると夫婦も円満のようなので目下これが一番目標です。
    ヤマギシですと声を上げなくても伝わっていくもの。
      
    「死んでもともとよ」と「誰のものでもない自分」と、毎日放していま
    す。そのヒントは山岸巳代蔵全集(五)です。

    O35もチャンスですね。全集(五)を噛みしめながら、書写しまし
    た。 是非読んで下さい。”富貴の相”が出てきます。

    山岸巳代蔵全集(五)

     山岸先生

      簡単に言わして。 ものの観方がそうするもの。自分がどこ
    にいて見るか。ということを考えたい。

     こうして人間があり、「理想社会を築きたい」とか、「物がなかっ
    たら」の線を自分が持っていて、それに達しないものは足りな
    いと思うもの。「あって当たり前」の線が一本入ると思う。

     そこに一線置くと、するとそれに及ばんのは、足りない、乏
    しく見えるのよ。自分のつくった線から見るから。

     反対に、”ない”というものをコモトにして見ると、生命でも、身
    体でも、借金でも、”ある”のよ。ないから見たら、あるわね。ま
    だある。こんなにある。豊かに見えるのよ。自分で見る一線の
    問題よ。

     これが、100万円の人が五十万円に減るとさびしいのよ。とこ
    ろがゼロの人が五十万円にならんでも、十万、二十万でも「ある、
    あるこんなにある」となる。

     ゼロからもともと検らべると、私はもともとないもの。そこが本
    当の一線。そこから生命がある、知恵がある、身体があるの。
    ある、ある、あるの豊かさと違うか。ある、あると違うか。”死ん
    でもともとよ。”

     これは非常に”富貴の相”よ。豊かに見える金持性よ。それが
    違う一線を持つ人は、足りない、乏しく見える貧乏性よ。暗く見
    える。明るく見るか、暗く見るか、その見る立場、これが肝心よ。                                               (全集五 60~61ページ)

     人間も、もう生命ないようになったら、生命のある人間はいな
    いし、そのうち灰になるか、ガスになるか、ないもの。考えはあ
    るかないかしらんけど、肉体はないもの。

    だが生命や考えはあるとしても、次々と変わっていくもの。
    たいそうにたいそうに考えないでね。
     
     夫婦のちょっとした機会でできたものが、乳や魚や米や大豆
    で、こんなもの(人間)がむくむくできたもの。いつも言うように、
    「猫がネズミや」とか、「蛇は蛙や」とかいうようなもの。  

    「柔和子」特講のとき、”誰のものでもない”を究明していったら
    「私はある」と、「自分だけはある」と思っていたが、だが「ない」
    と突き当たって、ファーとなった。      
                         (全集五 56ページ)

        ~全人が幸福でありますように~

  • 上門(紀南実顕地)

    今日は
    皆さんの心のこもったお言葉を頂き感激です。
    是非お話をできる機会を楽しみにしています。私の希望としまして上門園をご覧いただきながら,体感していただきたい。いろいろな逆風のなか 挫けずに村つくり やってます。
    (異端爺     上門園)

    • 永旗 ひろ子

      おう!その指とまった。

      ヤマが動き出した。シュッシュッポッポ。

  • 浜川由起子(北条)

    感動!感動!涙!涙1で読ませてもらっています。しゃべりたいけど、しゃべれへん日々を送っています。伝えたいけど伝えきれないこの感動!
    みんなに見た?見た?っていってるよ。
    アナログな私は庄亮さんに手紙をと思ってます。郁恵ちゃんの取組を見て、20年間止めていた浜川さんのお姉さんに特講すすめに行ってきた。心一つで、へだてなし、作っているのはこの私やったと。

    北条はマウスを触ったこともない、中辻、本田さんも「どうやったら動くんやね」「あーやった、こうやった」とパソコンの部屋に来たり、荒瀬さんも、みんなも見てまっせ。

    広川はるえちゃんには携帯のメールで「見たで。見た?みた?」と話してはいるけど、どうやるのか、、、。
    別海の井口さんの写真にも感動!人がそこここにいてるんやって。うれしいな!むらネット作っている若者にもエールを送りたくて電話したんや。
    半年もしたら投稿しますわ。

    • 永旗 ひろ子

      半年も投稿がかかるんかい?
      世の中進歩してますよ。

  • 奥西茂生(神戸市)

    移りゆくものはあれど、悉く流れるものはしっかりとありましたね。よかった~
    そしてこれからですね!

  • 御所野茂雄

    実顕地の全ての人に上門庄亮さんの体験談を聞いて欲しい。
    20日に豊里で行われた「心ひとつで次の一歩を」の研鑽会で六川実顕地の上門庄亮さんが木の花ファミリーへ行って気付いたことを発表してくれました。
    これを伝えたくて老体に鞭打って出かけて来たといって、仲良し社会をつくろうとやってきたのに自分は今まで何をやってきたのだろうと、嬉し涙とともに語ってくれました。
    年々実顕地が旧来社会に戻っていく様を憂えていた私のモヤモヤが吹き飛んで、目の前が一瞬にして明るくなり希望が現実に近づいてくるのを感じました。
    庄亮さんの真実に生きようとする姿、木の花ファミリーの人達のひとの幸せを自分の喜びとする精神に生きる様、この事実、この実態を先ず実顕地の全ての人達に伝えたい。そして本当の実顕地をつくっていきたい。
    先ずは庄亮さんの体験談を聞こう。
    今までの10年の実顕地づくり研鑽会も及ばない効果があると思う。

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    準備研から入れてもらって、次の一歩が見つかったように思っています。

     まだ、木の花ファミリーに訪問していないのですが、伝わってくるものがあります。世界中から見にきて、世界中に拡がるもとがある。
     
     自分が向かっていきたい一歩は、そこだなと見えてきました。自分が思い込んでいることに気づいて、ホントはどうかなと考えたら、次の一歩を踏み出していました。

     人がコートを脱ぐのは、北風ではなくて太陽の暖かさだなとおもいました。 
     
     

  • 竹本佳子

    みなさんへ 春日山のよしこちゃんです
    よかったー。しょうりょうさん来てくれるなんて、びっくりして・・・神様のお使いかしら・・・と思った。
    始めから‘ひとつ‘で研鑽会がはじまって、私はひとつの中をマイク持ちで動いていました。
    今朝、あふれる気持ちで、六川地区の津木実顕地の健三さんに‘木の花に行ってみて下さい‘と手紙をかきました。
    今日、春日山で、みんなが幸せになっていく手助けが、小さなことだけど、私にやれる事があるといくつかの場面で思い、この生き方は、私事じゃあないんだと、・・・
    昨日の研鑽会があって、マイク持ちをやったからかなー、もうひとつ自分の中身が変わっています。

  • 福田律子(春日山)

     マッキー!私達夫婦は牧生さんのことをいつもこう呼んでいま

    す。春日に吉田夫婦が居た時は、いっつも熱く語っていました。

    俺の屍を踏み越えてやってくれなんて、戦時中みたいじゃん

    と思ってました。学園の入学式なんかのお祝いの挨拶は、途中

    必ず泣いてしゃべれなくなってました。あっ、偲ぶ会みたいな

    話になりそう。ヤバイ、えー何が言いたいかというと、

    そんなマッキーが見事復活し、さらに善エネルギーアップで、も

    のすごく感激したということが、言いたかったのでした。

     

  • 佐藤(春日山)

    この研鑽会への木の花ファミリーからのコメントはたくさん寄せられていて、代表してみかちゃん(写真右下でコタツに入っている女性)のものが紹介されています。全員のコメントは春日山のロビーでは見られるようにしてあります。
    その中からもう一人、いさどん(古田偉佐美さん、同じく写真右下コタツの男性)のコメントをここで紹介します。

    ヤマギシのみなさんへ
    (中継を見ているいさどんより)

    先ほど、ヤマギシに社会の問題ごとを解決する力がないというような話がありましたが、こういった生活には、社会の様々な問題を解決する力があります。

    しかし、そこに愛と調和が基本にならないと、こうした生活は成り立たないものであります。
    それは、社会の色々な問題の元にある不調和・対立は
    一人ひとりの我執から生まれてきているからです。

    ヤマギシや木の花のような調和を前提にした生き方は、
    この問題を解決する場所だけではなく、
    直していく力があるのです。

    だから、本来のこうした生き方の目的にみんなが立ち返れば
    現代社会の新たなモデルになる生き方を
    我々はしていることに気付くはずです。

    そのためには、自分達の身近なことから、
    愛や調和の場を作っていくことが大切だと思います。

    そしてこのことは、わたしたちの個人や組織のためにある前に、
    現代社会が求めていることでもあります。

    心の枠をもう一つ広げて、みんなで私達の存在の意味を
    考えてみましょう!

    目的は、世のため人のため、全人幸福のためにある。
    それがわたしたちが、こういった生活を身近にしている
    本当の目的なのではないかと思います。

    一緒に皆さんと考え、創りあげていきたいと思っています。

    いさどん

  • 浦崎雄一

    何と言っても上門庄亮さんが、参加した事で一気に温かい空気に満ちた。本当に世の為人の為に全財産を投げ打って、命までもとの心意気で、この運動に身を投じた出発点に立ち還る事で、全てが良き方向に動いて行くと、心から思えます。それには今それぞれが思う事を、正直に、素直に出し合う事から、一緒にやろうとするお互いが、心を通じ合わせてこそ始めて、次の一歩が見えてくるというものに思えます。本当に素晴らしい人材がこんなにも居ることの大きさを、木の花に触れて知らされて、今新たな出発をしようとするみんなの気持ちが、うれしいです。体が熱くなって来ました。

  • 吉田牧生(豊里)

     うれしいね!

     大勢でよって仲良い空気を吐き出し吸いながら、研鑽する醍醐味を味わいました。長年の積もりにつもったウズウズ感・内向き・人の所為・対立怒り・諦め思考にさようならする、嬉しい第9会場(葬儀大広間)での告別式でもありました。
     
     そして、この端緒を開いてくれた、木の花ファミリーのみなさんに心からのお礼をしたいです。本当にありがとうございます。重ねてありがとう!

     みんなやりたくてやりたくて、持つ世界にさようならして、変態呼ばわりもなんのそのメゲズにやって今日もやっている。同志相棒だね。
     ホンマそう思いました。

     持つ心はガン細胞と共に人類の共存物です。隙あらば巧妙に絡めこまれます。いつも今「心ひとつの世界」にいるか。他の共存ぶつに引っ張られていないか。その観察レベルを上げる心磨きを強く思いま
    した。善エネルギーの圧アップです。

     そして、それを共にして、、陽気に楽しく生きよう!

     元気エネルギーの充満した研鑽にありがとう!

    • 永旗 ひろ子

      牧夫さんの実践すごいね。毎日が告別式ですね。
      私もそろそろ告別式しないと幸福な60代がやれないかも。

      3月の研鑽学校3に参加しますよ。
      どんな告別式になるか楽しみです。

      テーマは この瞬間を生きる
       どんな世界になるだろう。今から実践するね。