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モンゴルへ心からの贈り物


10t車に積み込まれたモンゴル行荷物

建設部を中心に準備を進めて来た、モンゴルへ届ける荷物のすべてが無事積み終え出発した。
今晩7時出発と知ったのは30分前で、急いで村窓やロビーに「みんなで見送りましょう」と張り紙をし、知らせた。

口コミで知らせを聞いた人や養鶏法の参加者らなどが60人を超えて夜間窓口前に集まった。

10トンのトラックには、3トントラック、パワーシャベル、リフト、自転車2台、卓上ドリル1台、溶接機1台、肉をミンチにする機械1台、カーテンに包んだサッシ10枚、一枚一枚包まれた食器などが、積み込まれた。

養鶏法から建設に行き、梱包をした3人の声

大学部で生活した平本敦寛(27)さんは
「大学部が無くなる訳ではなく、次が生まれるのだなー」

加藤暁(30)さんは
「自分らの前に研鑽学生が外したサッシを、今回養鶏法で梱包させてもらう。どんな道を行くか分からないけど、絶対に割れないように気を入れて、3人で仲良く、楽しく研鑽しながら詰め込みました。無事届いてくれたらうれしい」

斉藤隆さん(63)は
「こんな大事な仕事をさせてもらったと思うと、こみ上げてくる」

ドライバーは中井伸一さんで
「みんなの思いの詰まった品が無事届くように安全に運転していきます」
と言って出発した。

妹尾さんは
「これらがあの平原の特講会場に届くと思うと感無量です。愛の贈り物です」
と見送っていた。

準備を進めて来た後藤さんは
「建設部だけで考えていた物から、いろいろな人が関ってくれ、心からの贈り物になった。お皿も一枚、一枚包んでくれ、シーツを間に入れて割れないように気遣ってくれた。同じことをしても全くちがうものになった」 と話していた。

モンゴルへ届け!「いってらっしゃーい!」

(広報部 喜田栄子)

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コメント

  • 鎌田 茂樹(西宮供給所)

    贈りあいの世界、でなく、贈る一方の世界に!

  • 奥田浩喜(夕張)

    どんどん拡がっていきますね.嬉しいです。
    こちらは、早春の日差しで雪解けが進んでます。早く’’地面’’見たいです。

  • ゲレルマ 多摩供給所

    皆さんありがとうございます。送って頂いた物を大事に使わせて頂き、モンゴルで特講や研鑽学校が進んでいきます。そして皆様の熱い心がモンゴルの大草原に届いて、人々が幸せになる道に繋がっていくと信じています。

  • 松本(東京案内所)

    みなさん、ありがとう。
    みんなの温かい支援の心が、いっぱい詰まったコンテナが、草原のモンゴルに届くと思うと、感激です。ちょっと涙が出てしまいました。
    愛和館の改修工事の資材は、春になると値上がりするらしく、すでにガンゾルグとムンフーが帰国してすぐに確保し、トラックが着き次第、ウランバートルから農場に運ぶ予定だと言ってました。
    ガンゾルグたちの嬉しそうな顔が浮かびます。

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    中井さん、 今朝、8時ごろコンテナ積み出しの千葉に、無事到着したそうです。

    今頃は海上コンテナの中にはいったかなあ。中国に着いて、列車の旅、そして又、トラックに乗っていくそうですよ。

    中井さんは那須実顕地に寄って、榛名実顕地に寄って整備をするリフトとかを載せて、帰ってくるそうです。空では走らないようです。

  • 平島春美(春日山)

    実現したんですねー。食器を贈る話は以前に食部研できいていたけど。
    うれしいいなー!!