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楽しかった!!村の運動会 【豊里】


 
 10月10日、
 講堂横のグランドで『2011年豊里村の運動会』が開かれました。

 子どもたちの元気な姿、大人の張り切りように、意外な人の頑張りに、仲よし班対抗のゲームに、みんなで大笑いしながら村の豊かさを満喫しました。

 

 

<エピソードⅠ> 二人合わせて195歳のパン喰い競争

 
 101歳の服部さん、94歳の稲井さん二人とも去年も今年もパン喰い競争に出場し、笑顔と元気な姿を披露してくれました。

 

<エピソードⅡ> 中学生O君の場合

 
 リレーの白チーム代表でまず1周走った後、最終ランナーの前にもう2周走り、バトンを渡そうとしたら、たすきをかけて待っているはずのK君がいない。いないのでそのまま続けて走った。

 最終ランナーは1周半の予定が急きょゴールテープが間にあわず2周半走ることになった。なんで!と力が脱けたようになった場面もあったけど、それでもゴールまで走った。結局3位でゴールイン。

 足ががたがたになったとこぼす周囲の人らを尻目に4周半走りぬいたO君に待っていたのはK君の「お前なんで走った?」の声。「だって、いなかったじゃない」「いなかったら待っとけ!」。えっ!リレーで待つもありなの?

 でもよく走ったねO君。今日のヒーロにしてあげる。

<エピソードⅢ> 高等部生大縄跳びの場合

 
 練習タイムではすばらしい軽やかな飛びを披露してくれました。一方各地から集まった中学生チームは練習タイムでは全く飛べません。

 練習を重ねてきた高等部チームは新記録をねらって体力温存のため、後の練習はしませんでした。大縄跳びの賞品は自分らで獲得するものと自分らの大好きなお菓子や飲み物をセットしていました。

 ところが、どうしたことか最初につまづき、その間中学生チームは失敗なし。追い上げようとスピードを速めて縄を回したが。1分間に何度飛べたかを競う大縄跳びの結果は41回と44回。軍配は中学生でした。

 

<エピソードⅣ> 障害物競争で

 
 二人一組が背中で風船を割る場面用に、用意した風船が風にのって、ふわり、ふわり。風船を捕まえては袋に入れ、競技に間に合うように準備するのだが、風船は袋から抜け出してはグランドをそろそろ移動。

 カメラマンも準備をする人も風船を捕まえて逃げないようにあたふた。あちこちでパン、パンする音は競技者が割った風船の音より、ねげ出した風船が割れた音の方が多かった。競技をする人より大忙しの準備係でした。

【豊里実顕地 喜田栄子】
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コメント

  • 上田師代(タイ)

     みんな楽しそうですね。
    あの人もいる、この人も参加したんだあと、目を凝らして見ました。
    服部のおじいちゃんの写真、バンコク在住の息子さんにも見てもらいますね。
    小さい実顕地のよさもたくさんありますが、豊里のような大きな実顕地ならでは
    のよさを感じました。

  • 麻野幸子(豊里)

    昼、配送センターの片づけでくたくただったけど、 賞品のお菓子がたっぷりある、と聞いて、2班3班の仲良し研に行ってみた。

    ワオ、賑やか。いっぱい寄ってる。2歳のすずちゃんから崇ちゃん、中学生、高等部生、藤岡さんやら佐貝さん。そして、たんまり、お菓子。

    一気に花園にとび込んだような、何とも、今までにない初めての感じ。こんな心地いい空間!味わえる、わたし。

    運動会あとを楽しみました。

  • 喜田栄子(豊里)

    いっぱいの写真を載せてくれてありがとう!どこかに写っているから最後まで見てね。
    編集大変だったでしょうね。@@@中江果林さんからのメッセージを紹介します。@@

    昨年、『村の運動会をやろう』という話が出てきたとき、「いよいよこの時が来
    た!!」と思って、とてもワクワクしました。
    豊里実顕地は規模も大きいし人数も多いし、私も含めて色んな人がいるけど、私は、豊里だからできること、豊里ならではのことがあると思っていたから、運動会はいいきっかけになると思いました。
    運動会が盛り上がったらそれでいいということではなくて、普段の暮らしの中で、仲良し班がもっと近くなったり、あまり知らなかった人やあまり話す機会がなかった人とも近くなれたり、そういうことのきっかけになるような運動会を画いてやってきまた。
    今年、村の運動会をやってみてというのでは、競技している人も観ている人も、周りで動いてくれている人も、みんないい顔をしていて、それを観ているだけで熱くなるものがありました。
    村の運動会もまだ今年で2年目だけど、1年に1回こういう機会がもてるのはいいなと思います。まだまだ他にも日常の中でやれる事がいっぱいあるし、私にはどんなことがやれるか、これからも探っていきたいです。