ヤマギシのむらnet

加賀日和
 逢えてよかったね


 NAOJI さんのブログを読んで、生命誌研究者の中村桂子さんに出会った。

 NHK「こころの時代、」~38億年いのちのなかへ~で。

 自分も含めて、今いる全ての生き物は38億年前にたった一つの細胞から始まった。
ある時期までは上から目線で自然を研究していたけれど、自分もその一員という位置に立って見たら、世界が全く違って見えた。人も一つの命というところから社会をつくりかえたい。

というようなことを言っていたのが深く心にのこる。

 ノルウェーから豊里に参観にくるビヨルンさんが三日に春日でも一泊の予定というので、逢いにいきたかったが、その日は春日の老蘇さん達が加賀に来る日。う~ん、、、。

 節子さんが三日に小原孝さんのピアノコンサートに京都に行くと聞いていたので、CDを借りてみようと思って、声をかけたら、今もっともお気に入りで、小原さんが東日本大震災復興支援のためにつくったCDをとても大事そうにして貸してくれた。

 日本中の皆で歌いましょうと声をかけている。「逢えてよかったね」

 老蘇旅行の人達との夜の交流会で加賀の皆で、歌おうと思って整理研で提案したけど、ちょっと難しいと、別の歌になった。

 ビヨルンさんに春日で何を参観してもらったらいいんだろう?、老蘇旅行に一緒に加賀に来てもらったら!と、、、バスの中で老蘇さん達に囲まれている彼を想像してみたりしながら、、、、。
自分に都合のいい事を、勝手に思った。

 ビヨルンさんの予定が変わって、春日は三日だけになり、日帰りで逢いに行くことができた。

 遠くから来てくれた友に逢いに行くように、わくわくと心が躍る。ビヨルンさんも桂子さんも研究で発見した事実と事実ををつなぎながら、生命の物語を紡ぐ。

 人類が幸せに生き続けるための物語。僕たちの物語と重ねあって、明るい未来に繋げたい。ビヨルンさんの一部となった僕と、僕の一部となったビヨルンさん。今頃ラオスの山奥をあるいているのかな。誰が、、、、?

 四日の朝、とてもよく晴れた。老蘇さん達の笑顔にも逢えてよかった。
ビヨルンさんも老蘇旅行の人達と加賀に一緒に来るというアイデアも結構よかったかも、とひそかに思う。
うふふ、、、。

フォトスライドショー 『逢えてよかったね』

【加賀実顕地 新村正人】
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コメント

  • 岡田恵美子(春日山G)

    参画してから15年ずっと加賀で暮らしてきて、加賀が好きで、加賀に骨をうずめるつもりでした。
    それが急に3年前に春日山に移ることになり、私たち夫婦には突然で急な話でしたし、主人も病気治療中だったので、とても抵抗がありましたが、春日山にやってきました。
    今回行かせていただいて、「これが革命か」と思いました。
    どこもかもきれいになり、皆様が一つになって下さっていることに感動しました。
    本当にありがとうございました。

  • 平島春美(春日山実顕地)

    新村さん
    やるじゃん!! 二つの記事をこんな風にまとめるなんて、、、。
    日程が重なって、それでも、新村さんが書いてくれるだろうと信じてた。