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『大和路の初夏』


『大和路の初夏』

山に囲まれた大和路。
代掻きを終えた田圃に、
水が張られ鏡のように景色を映し輝いて見えた。
初夏の空気に包まれ、
穏やかな時間が止っているかのようであった。

【美里実顕地 竹内勝行】
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コメント

  • 安井利夫(一志)

    この絵を見て、まず目に飛び込んできたのは、棚田の光り輝く水面であった。次に真ん中の人工的な鋭い稜線。そして遠くの紫に煙る山々と、画面の半分を覆う初夏の霞(と言っていいかどうか分からないが)。
    パソコンの画面はどれが本当の色合いか分からないが、目線の角度によって朝から夕刻までの日の移り変わりのように変化を楽しめるから面白い。
    もちろん本物の絵に早く接したいのは山々だが。30分くらい楽しんで鑑賞させてもらった。