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『六月の朝』


『6月の朝』


山に泊ったある日
「霧で何も見えない」と外で声がした
私も外へ出た
確かに霧が掛かっていた
良く見ると霧の動くのが見えた
其の向こうに薄っすらと木々も見えた
霧はどんどん湧き、山を登っていく
何も見えないどころか
素晴らしい朝を見せてくれて
ありがとうの心でした

個展を開催しております。どうぞ覗いてみてください。

6月10日の夕方6時まで。


毎日新聞にて紹介されました。

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コメント

  • 東度 千鶴代(船南G)

    昨日の夕方に『六月の朝』を見た後
    愛和館で食事をしていると
    船南Gの愛和館から見える山が夕方だったけど
    雨あがりで霧が立ち込め
    『六月の朝』そっくり
    ネットで見た事がまるで現実かの様に思え感動でした

    見えるのに何も見えないでは 
    計り知れないほど違う世界ですね。

  • 山本初美(豊里)

    竹内さん個展開催おめでとうございます。
    初めての場所でしたが案内の地図を頼りにスムーズに到着しました。

    やはり迫力ありますね。新作の多い中どれも存在感(命)(魂)の出会いに大きく拡がる深呼吸する見えないそのものと共にリンク
    してる感じがしました。

    天空の里は本当に実存するこの日本の美しさ。
    まだまだ美しいこの星を竹内さんの絵を通して見させて貰い
    その前で一礼した気持ちでした。

    どれも素晴らしく観賞出来た事に感激と感動でした。
    ありがとうございました。

  • 六川 篠原

    個展の初日の忙しい所、快く受け入れて貰いありがとうございました
    巨木の絵には圧倒されました。竹内さんは、ちょっと入った路地の風景とか錆びたボルトとか何気ない所に眼を向けられていて、私は随分感性が鈍ってきたなあと思いました。
    ゆったりした絵に遠い道のりも軽やかに帰宅できました。

  • 松本礼子(多摩実顕地)

    6月の朝・・・私は山の中で育ったせいか、このようなシーンに出会うと
    それだけでホッとします。
    霧が音もなく動いて上に上にと登っていくとき、霧の奥から現れてくる
    木々の中に自分もいるような気がするのです。何を考えることもなく、ただいるだけ、と言うような安心感があります。この絵を見て言いようのない懐かしさを感じました。