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風が吹いたのか?
本当に風だったのか!


 風が吹いたのか?本当に風だったのか!台風のように通り過ぎただけなのか?

 今回の養鶏法は飯田実顕地の人たちの土壇場勝負から始まった。
(その内容は前に紹介した養鶏法飯田・豊里編をお読みください)

 豊里での職場は今までの同じ職場に行くのを止め、今回はその時その時、毎晩この職場には誰が行こうかを研鑽しながら決めた。

 夕方、養鶏法の会場に届いたとうもろこしの話から「物に現れる心の世界」のテーマで見えてきた話など、交流会では書ききれない話がいっぱい出て、大笑いもしました。

その中からです。

【豊里実顕地 喜田栄子】

 介護に行ったら、老蘇さんがかわいくて、かわいらしくなんか、朝部屋を起こして回った。102歳の服部のおじいちゃんの部屋に行ったら、ちょっと立つ時に支えてあげるんだけど、後は自分で着替えて、自分で布団も畳んで布団をしまって、すごーいびっくりして、朝食の食べに行く時は一緒に手をつなぐみたいに支えて、いつもにこにこしているじいちゃんがいいなぁと。

 食事の準備をしたんですけど、お皿に三種類位少しづつ盛って、太陽の家の食事準備しているみたいで、稲井のおじいちゃんはタオル畳みをしてくれていて、その後稲井のおじいちゃんを送って行くついでにタオルをキャスターまで持って行ってって言われて、私は稲井のおじいちゃんは歩いて私が持って行くのかなって思ったら違うの一緒に持って行ってと言われてひとつのコンテナを二人で持って、こんなことできるんだと思った。タオルも衣生活で洗って乾燥したのをわざわざ介護の所まで持って来てくれてすごいなぁ。

 介護の出発研もすごい温かい感じがして、土曜市の事誰が行く、どうするって話したんだけど、その中でいつも行っている和美さんにどんなふうに思ってどんな風にやっているのか聞いてみたいねっていう人が居て、和美さんがどんなんでどんな風にやっているか話してくれてなんか、聞いてみたいねと言って、うんうん聞いてみたいというのがすごーく温かいなって思った。

 後半豊里で、豊里って温かいなって、今までも豊里に用事があって来たときあるけど、天井が高くてひろーい愛和館は苦手だったけど、今回は毎日愛和館に行くのが楽しみになって、毎日違う人に会うのだけど大体誰か彼か話しかけてくれて、温かい所だなって。今までこんなこと思ったこともなかったけど、研鑽会で本当は通じてあるのにと研鑽した時そうだなーと思って、前から豊里とか私のいる内部川も温かい人の集まりだったんだなぁ。自分が気づいていなかったなぁってすごく思って。

内部川実顕地 今井由紀


 連絡研行った人がぶどうの袋掛けとか土曜市に声かけられていると聞いて、夜段取りどうしようかって養鶏法メンバーで考え出したけど、どっちつかずで、どうしようとなって僕はここで考えるのもいいけど、連絡研で考えようと思って出して、連絡研でも養鶏法の人、受け入れる人、豊里の人、どんな感じかな。ブドウの袋掛け、土曜市に入るのをどう捉えていくか。単に作業だけでとらえるのか、出してみんなに考えてもらったのは自分にとってもよかった。

 うちら飯田に風を吹かせて来たと偉そうなこと言ってるけど、本当に風だったのかなって、今日ちょっと思ってね。本当に風だったら、台風で通り過ぎただけだったのか、最近交流とか養鶏法でやって風が吹いたとかやっているけど、そのことが本当にどうだったかってことをその都度、養鶏法だけで盛り上がるわけでもなく、受け入れてくれる実顕地なり、交流会に集まってくれる人でどうだったってことをやっていく。

 高橋さんが養鶏法最先端だって言った辺りはそういうことなのかな。 研鑽会に送り出して貰っていることと受け入れを準備することすごーく繋がっっているなぁと感じました。

豊里実顕地 高嶋洋平

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コメント

  • 平島春美(春日山)

    養鶏法から帰ったらすぐ実働が待っていました。
    ぴよっこ・幼年・わくわく合宿です。この企画はなかなかのものなのです。対象が乳幼児(今回は4ヶ月)から小学生までと幅広くチビちゃんと幼年さんと小学生の楽園村をいっぺんにやるようなものなのです。それに親合宿も。それも短距離競走で。
    養鶏法メンバーのオーソンスンと君江さんがスタッフで入ってくれました。(なかば強引に誘って?)楽しかったなー。子供ももちろん面白いけど、若いお母さん達の頼もしい事。

     「本当は通じてあるのに、通じてないと思うことが多い」
    今回の養鶏法で一番、心に残った言葉です。きょうの「心」の調子はどうかな?っと
    日々かみしめて、暮らしていこうか、、、な。

  • 麻野幸子(豊里)

    昨日、豊里の受け入れ整理研をしました。色んな職場での受け入れ様子を出し合うと又別の面が観えてきて、養鶏法を味わいました。

    成田の弘子さん、土曜市でのスイカの試食。イイ感じだった。やっぱり、育てている人のこころ意気。買いに来た人に「この人が作ったスイカ。千葉県から来てくれたんよ!」と声かけると、パッと顔がかわる。食べて、おいしい。それから、しばらく弘子さんと話し込んでいく人も。売れたしね。

    私ら、生産物から始まって、学園づくりで育ってきた世代だもんね。  これからの土曜市、日曜市。集まってくる野菜たちを繋いでいきたくなった。
    来週はネオポリス団地にチラシまきに行こう!

    こころに風が吹くって、こんなカナ。