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最高のプレゼント
夏の春日山楽園村


2012年夏の春日山楽園村~小学生~

2012年夏の春日山楽園村~小学生~

 

 楽園村は子ども達に贈れる最高のプレゼント。
7泊8日子ども達と暮らす中に楽園村の醍醐味を感じ、私自身豊かな時間を過ごさせて貰いました。

 2012年春日山夏の子ども楽園村は、幼年さん38名小学生80名(初参加は35名)の参加がありました。スタッフを合わせると全国から160人が集まっての夏の楽園村らしい大型楽園村になりました。

 初めての石窯焼きのピザづくり。高学年は生地伸ばし、低学年は、トッピングに使う野菜4種類を畑に収穫しに行くところから。

朝一、ピザのトッピング用の野菜とりへ

 みんなで力を合わせようやく焼き上がったピザは本当においしかったね。今まで嫌いだったことも忘れてピーマンやミニトマトが食べられるようになったね。みんなの満ち足りた顔がずっと残っています。

 職場体験では6つの職場に受け入れて貰いました。

職場体験で豚の引越しをやり切って

 希望した職場に行けなくて始めはイヤイヤだったのが、2日目にはみんなで豚舎まで駈けていったね。鶏を抱っこできた、子豚を抱っこできた、みんなで目標を決めて頑張った、みんなでより良くなるようにやってみた、「やってみたらできた!」という経験も大きなことだけど、その中にもうひとつ大切なことがあるようにお母さんは思っています。

 村の仲良し班に楽園村の班ごとに受け入れてもらって半日過ごした『班to班』。

「班 to 班」仲良し班4班では、陽光館で老蘇さんと一緒に受け入れて貰いました


楽園村っ子のほっこりした顔、それ以上に(?)嬉しそうな、童心に帰ったお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん達の顔。
受け入れた村人も受け入れて貰った子ども達も、自分たちの班が1番!って思ってたね。春日山ならではの春日山らしい企画になりました。

 午後は遊びの時間。ひたすらアミを持って虫を追いかける子、ケイドロにサッカーにと夢中になって走り回ったね。

憩いの森遊び

プールでは水しぶきと一緒に弾ける笑顔。

 夜の集いでは、6年生の女の子達がみんなを盛り上げようとおもいっきりゲームコーナーをやったね。

 村の暮らしの中で、大勢の仲間との暮らしの中で、時には自分の思い通りにならないことも含め、いろんなことがあったね。ケンカもしたし、寂しくなって泣いたこともあるし、二度と楽園村に来ないって思ったこともあったね。いろんなじぶんに出会ったね。

 でも、やっぱり楽園村楽しかった。みんな、また来たいって出発していったね。

 全国の会員さん・実顕地メンバーそれぞれの立場から心を寄せ一緒に創ってきてもらってこその今回の楽園村だったな、とスタッフ一同実感しています。

子スタのみんな

 愛児に楽園を!一緒にやらせてください。
 楽園村っ子達、また帰っておいでね。みんなが帰って来るのを楽しみに待ってるよ!!

【春日山実顕地 奥田なな瀬】

2012年夏の春日山楽園村~幼年~

2012年夏の春日山楽園村~幼年~


 幼年楽園村は、38人の4歳・5歳・6歳の子とスタッフ11人でやってきました。
その中で1週間のお泊まりが初めてという子が15人いました。

 始めの頃は泣いていた子も、一緒に食べて一緒にお風呂に入って一緒に寝ての暮らしの中で、日に日に子供同士で遊ぶようになり、笑顔になってきました。

 この1週間、子どもたちは、ザリガニ・沢ガニ・セミ・バッタ・トカゲ・カエルなどをとったり、畑でトウモロコシやミニトマトを収穫したり、豚や鶏をだっこしたり、牛を撫でたりと、五感を全部使って遊びました。


 始めは触れなかった子も、「掴めた!」「触れた!」って言うときの顔・目の輝きが本当に最高でした。

実際の野菜・虫・生き物に触れ、またいろいろな人とのふれ合いの中で、その子の世界が広がっていくんだなと実感しました。
子どもと共に育ちあった1週間でした。

【豊里実顕地 大森和美、春日山実顕地 矢頭百合恵・矢内優子】
子ども達の様子 → 楽園村HP 春日山会場の様子
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コメント

  • 古坊依子(春日山G)

    春の楽園村に引続き、今回も子楽スタッフをやらせてもらいました。

    今回は子スタの中でも食の全体をみる、食担当でやらせてもらったのですが、
    ピザ作りから始まって、麺づくり、フルーツポンチ、おにぎり作りと、
    振り返ると、ひたすら子供たちにエプロン着けて、三角布着けて、とやっていたイメージが
    思い出されます。
    でも、この食作りを通して、子供たちが活き活きと楽しそうにやっている姿を見れたことは、
    本当に幸せなことだなーと思いました。

    なかでも、今回わたしの中で大ヒットだったのが、班to班でした。
    私の班は3班で、フルーツポンチ作りを用意してもらったのですが、
    まずは、皆で桃とブルーベリー収穫をして、その後養護の愛和館に移動し、
    フルーツポンチ作りをしました。始めはあんまり乗り気ではなかった高学年の男の子達も
    ボールに絹こし豆腐と白玉粉が投入されたのを見るや否や、「俺これやりたい!」と
    自分の手で混ぜ合わせだしました。
     それから混ざった種を丸めて沸騰したお鍋にいれたり、それをすくい上げて、氷水に入れるなど、
    みんな「やりたい!やりたい!」の連続。  
    本当に楽しんでる様子でした。

    私たちがそうやって作ってる間、ずーっと、その部屋の横にある舞台のところで、
    養護のひろし君が、音楽に合わせて踊ってくれています。始めは、そのひろし君の様子に気を取られ、
    そっちの方ばかり見ていた子も、いつの間にかフルーツポンチ作りに夢中になり、
    (あ、そうだった)とばかりに、たまに思い出して、ひろし君の方を見る感じが、
    面白かったです^^。
     
    最後は、そのひろし君や村人の皆と一緒に「勇気100%セント」を歌ったのも
    とっても良かったです。子供たちのほとんどが、ひろし君の踊りに見とれていましたが。(^O^)。

    今回、3班の皆さんに受け入れてもらって、用意してもらって、すごく温かいものを感じました。
    子供達もそんな中に包まれながら、本当に楽しんでいたようです。
    後で、村の人にとっても「やってみて良かった」と言う声を聞きました。
    これは、本当に大ヒットでは、ないでしょうか?
    これからの春日山楽園村の、名物になっていくかも?と思いました。(^_^)/。

  • 内山智喜(愛知)

    今回で楽園村の子スタは3回目でした。今回も思いっきりやれて一週間本当に楽しく過ごせました。
    夏の楽園村にスタッフで入るのは初めてで、子どもの参加人数が1番多かったです。
    ちゃんと子ども達をみれるかな?とか思っていたけどスタッフ間でうまく役割を分担してやることができたと思います。

    これは楽園村の後半のことですが、夜の寝る前の本読みが終わった後に毎回すごい数の子がトイレやらお茶などを飲みに部屋から出て行ってなかなか寝るような態勢にはならず、いい加減どうにかしたいと思い子どもたちに本読み前に読み終わったら部屋から出ないよ!としっかり伝えました。
    それでも少数の子どもが終わった後来たので、来た子一人ひとりの話を聞いて自分も話しかけてからトイレに行かせるようにしました。すると翌日からは本読みが終わってから部屋を出ていく子が少なくなりました。
    ちゃんと向き合って話せばわかるんだなあと思いました。
    楽園村の始まった頃にちゃんと話しておきたかったな笑
    そしたらもっと違う変化がみられたかも…

    また機会があればスタッフ、是非やりたいです!

  • 河合さをり(奈良)

    一週間生活スタッフではいらせてもらいました。
    普段使わない力を使って、少々筋肉痛ですが、交流会の子どもたちの笑顔をみていると
    疲れが吹っ飛びます。
    交流会に来た人たちの中でも、もっと様子が知りたい、子どもが家に帰ってもなにも話さないので
    詳しいビデオがほしいです。などという声を聴きましたが、
    スタッフに入って、村の空気やスタッフ同士の仲よしに触れてもらったら、
    楽園村をからだで感じられるのにな~なんて思いました。
    楽園村会場のそばを通ると、子どもたちの歌声がひましに大きくなるのを感じました。
    9日からスタッフに入ったお父さんも楽しめたようです♪

  • 春木泰子(春日山)

    楽園村最高!!
    子供達の笑顔宝物!!
    本当にたくさんの人に見守られてこそ引き出された笑顔だね☆
    送り出した家族や地域の人と共に
    孫がが来る日を楽しみに・・・!!

  • 碓井 雅代(神戸)

    楽園村の後半ちょこっと生活スタッフに入らせてもらいました
    しかも 10年ぶりくらい 
    役に立てたかどうかはさておいて
    子供達の生き生きした表情に感激しました
    特別なご馳走も おもちゃもないのに
    本当に楽しそうでした
    私もその空気にひたって、ほっこりして家に帰り
    昔楽園村っ子だった20歳の娘に話ししたら
    私も楽園村行きたぁい   
    そんな会話をしました

  • 永見祐樹(観音寺)

    十年振りくらいに関わったけど、素敵な一週間だったねー(=´∀`)人(´∀`=)

  • 小野寺 隆幸(大阪)

    楽園村のお父さんスタッフをするのは二回目。約一年ぶりだったので色々な不安と期待が入り混じる中スタートしました。

    最初は、初めて会う学生スタッフとどんな風に接していけば良いのか、楽園村っ子達は僕を受け入れてくれるのか不安でいろんな事を考えてしまいました。

    学生スタッフは楽園村準備の後、夕食の席で少しづつ僕を受け入れてくれるようになり、共にやれる感じになりました。

    楽園村4日目の夜、中間研で娘との距離感や子供たちとの接し方でちょっと悩んでいると出したところ、福田さんが

    「小野寺さんはいらんこと考えんと小野寺さんの思った通りにやったらいいよ!」

    と、いってくれました、その瞬間、なんか肩の力がスッと抜けて、すごく楽になりました。

    それからの後半は、森遊びを含め、色々な事がめちゃくちゃ楽しくできました!

    楽園村期間中、もっとも印象的だったのが、同じ班でお姉さんスタッフをしていた摩耶ちゃんの話です。

    ある男の子が食事のときにトマトが苦手で食べない。

    隣の席の摩耶ちゃんが

    「一個だけでもええから食べてみ!」

    男の子
    「え~!いやや~!」

    と、ミニトマトか出るたびにこれの繰り返しでした。

    しかし、12日の昼食を楽園村第二会場で食べているときに、その男の子が

    「摩耶ネエ!おれトマト3個食べたで!」

    と、誇らしげに摩耶ちゃんに報告、その直後その男の子が

    「摩耶ネエ!お茶くんできたるわ!」と言ってお茶をくみにいってくれた。

    一週間の間、摩耶ちゃんの中でもいろんな事があったのを吹き飛ばすくらいの出来事だったんでしょうね

    「ねぇ!ねぇ!デラさん聞いた!!」

    と、興奮気味に僕に話しかける摩耶ちゃんの笑顔が最高に輝いていました!!

    この一週間で子供たちの成長はもちろん、スタッフや僕も気付き、成長できたのではないかと思っています。

    この思い、この気持ちを笑顔で未来に繋げたい!そう思いました。

    笑顔といえば、毎度の事ですが「笑顔ひとつで」を歌うと感動して目が潤んでしまいます。

    まさに「笑顔ひとつで」は僕の人生のテーマソングです。

    イメージ的には「ジンギスカン」なんでしょうけども・・・(笑)

  • 春日山・妹尾勇次

    今年の楽園村で印象に残ったこと。班to班で,どの班も用意した大人たちがたくさん参加して子供たちと一緒に楽しめたこと。一斑でもスイカ割りやスイカの種飛ばしシャボン玉も10名もの大人が一緒になつて遊べました。それともう一つ、子楽のスタッフがよく子供たち一人一人を見ていてくれるなあと思えたことです。メイン道路での交通整理や職場に来た子供一人一人に対する声のかけかたに限りない愛を感じました。

  • 紺野正二郎(春日山)

    この夏の楽園村は、各会場ともにたくさんの子ども達の参加で賑わっています。

    そんな中、春日山では特講・研鑽学校も同時に開催され、スタッフも全国の実顕地メンバーや、会員さんがたくさん入ってくれ、つくる楽園村です。

    今回楽園村の準備をしていく中で、これまでと少し違うものを味わったように思います。
    それは、楽園村って『春日山』のじゃなく、全国ひとつの楽園村で、そこでスタッフとしてたまたまやらせてもらってる自分だなっと感じ、そこから考えると色んな場面でこれまでと違うとらえ方をする自分がいて新鮮でした。日常にも通じる気がしました。

    それにしても、今回もたくさんの人達が子スタに入ってくれ、なかでもやってる最中に学スタが、

    「子どもが言うこと聞かなくて、ストレスがたまりまくるー」
    と、騒いでたメンバーが終わったあとには、

    「また機会あればやりたい」
    と言ってるのがおもしろかったし、嬉しかった。

    また次回も一緒に楽しもうぜぃ!