ヤマギシのむらnet

真夏の太陽の下で、70人のふるさと村


 8月1−2日、愛知県半田市の横川学童保育所 ひまわりクラブ・あさがおクラブの小学生62名、スタッフ8名が豊里実顕地で夏休み合宿をしました。

 1泊2日の合宿は、楽園村さながら、暑さもへっちゃら、太陽の下で思いっきり遊んだり、走ったり、お兄ちゃんと虫捕りをしたり、野外食もおなかいっぱい食べて、お風呂も、寝るのも、もちろんみんな一緒。

 前日には職場紹介もしてもらい、1年生から6年生まで全員職場体験にも行って、広い広い豊里実顕地を舞台に夏休みの1泊2日を満喫しました。

 豊里での楽園村はここ数年、中学生対象だったので、久々の大勢のちびっこたちに、村人は、里帰りの孫たちを迎える心境そのもので、野外食の子ども広場で、職場体験の受け入れで、愛和館で、ロビーで、思いっきり遊んだらいいよ、たくさん食べなさいよと、目を細めるばかりでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 横川学童保育所は、地域会員の榊原千恵美さんが経営し、6名の専属スタッフは全員20代で、蛯沢くんを始め4名が特講を受講しています。
今回は中学生楽園村OBで高校1年生の生子おねえちゃんも合宿スタッフとして一緒に来ました。

蛯沢くんが日ごろ思ってること

子どもたちは本当に素直。この学童期に何を育てたいか?何が育ったらいいのか?親、学校、学童、地域がみんなで考えていけたらいいな。まだまだこれから。まずは自分が「共に・・・」という気持ちでやっていきたいな!自分を含めたみんなが良くなるには?と考えられる子どもたちに育ってほしいし、そんな社会にしたい!

参加した子ども達の感想文

「あいわかんの人へ」 小一 女の子 二日目のときに、ピーマンのたねをむいたのがおもしろかったです。あと、れいぞうこにはいったときやさいがいっぱいはいっていたのがすごかったです。あと、ほうちょうがいろんなのがあったのがおもしろかったです。              
「はたけのおじさんへ」 小二 女の子 わたしは、はたけのてつだいでした。わたしは、やさいをいっぱいしゅうかくしたのがたのしかったです。わたしはミニトマトいがいにしゅうかくをしたことがないのでたのしかったです。またやさいをしゅうかくしにいきたいです。けんちゃんはしゅうかくすることをおしえてくれたし、しんちゃんはこまっているときに「これとっていいよ」っていってくれたからおれいをいいたいです。          

「楽園村のみなさんへ」 小三 男の子 本当に楽しい思い出をありがとうございます。一日目の夕食や、二日目の朝食・昼食もおいしかったです。中でもあいわ館で食べた昼食のひやしうどんが一番おいしかったです。7~8はいも食べて、おなかがいっぱいになりました。 しょく場たいけんは、畑をしました。教えてくれたしんちゃんとけんちゃんのせつめいはとてもよくわかりました。食べたとうもろこしやえだ豆やスイカもおいしかったです。
「村の人達へ」 小四 男の子 バーベキューの時に、食べたスイカや野菜やお肉は村の人たちの「愛」がこもっていて、とてもおいしかったです。また、しょくば体験では、肉牛にミルクや干し草やエサをあげるのは大変楽しかったです。広場で遊んでセミをつかまえたり、カエルをつかまえたり、さまざまなことがやれました。さまざまなことができてうれしかったです。

「村の人達へ」 小五 男の子 最初きた時は、どんなところなのかなと思いました。だけど時間がたつとなれてきました。準備している時は、つかれました。だけどごはんの時は、村の人達がつくったやきそばがとてもおいしかったです。肉もおいしかったです。 ごはんの後のスイカもおいしかったです。お楽しみ企画での花火がすごかったです。空にうちあげる花火がきれいでした。「バン」となる花火がちょっとびびりました。けど楽しかったです。 2日目の職場体験をやるときさいしょは、職場体験の人がこなかったのでいないかと思ったけどきたので安心しました。 お風呂のそうじの時は、2つの大風呂をやるといったのでたいへんだと思ったけどおもしろそうでした。いろいろな場所のそうじは、たいへんでした。特にゆかがたいへんでした。でもたのしかったです。 お風呂そうじを教えてくれたお母さんありがとうございました。 家でお風呂そうじを毎日やっているので、これからもきれいにそうじしていきたいとおもいました。村の人達2日間おせわになりました。
「職場体験について」 小六 女の子 私は、野菜切りをしました。一番楽しかったことは、野菜のれいぞう庫の中に入ったことです。れいぞう庫の中にすいか、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、ピーマン、さつまいもなどが入っていたことがすごいし、一番印象に残りました。2回目のれいぞう庫の時は、出入りができたので楽しかったです。愛和館で私は、トマトを切りました。トマトは、500人分のトマトを切ったのですごく疲れました。でも、楽しかったです。
【豊里実顕地 沖永雅子】
コメントがあります( 表示する | 表示しない

コメント

  • 喜田栄子(豊里)

    バーベキュではおにぎり作りや野菜切りから自分達でやりましたね。
    机やいす運びでは小さな子が頭に載せて3人掛けの椅子を運ぼうとした時、途中で力尽きてへたり込んだら、さっと大きなお兄ちゃんが持ち上げて運び去り、その姿はさすがだな~と感心しました。
    バーベキュではどの子もよく食べましたね。
    食べ過ぎてのどの所まで肉が来ているとスイカが食べられなかった子もいました。
    夜の花火大会では豊里の太陽の家の子も何人か参加し「小学生のお兄ちゃんがおんぶしているよ」と言って見てた子が、いつのまにか交ってうれしそうにおんぶしてもらっていました。大事に持っていた花火も譲ってくれましたね。
    大きな兄弟姉妹だな~って見てました。
    帰るバスを見送るのはちょっと淋しかったけど「また、来るね」ってさわやかな声にたった1泊2日だったけど、実顕地に居りさえすればよいを実感しました。
    1週間の楽園村のように一歩踏み出し、きゅうりの丸かじりを初めてやったり、何かがあの子らのこころの中で確実に動いた育った1泊2日だったと思います。また会おうね!待ってるよ!

  • 麻野幸子(豊里)

    夏休みの1泊2日。ずっと昔、小学校で合宿したことが浮んできます。夕暮れ時、校庭で確かカレーライスを作って食べて、教室に蚊帳を吊って泊まった、あの楽しさ。毎日、顔を合わせている同級生同士、通いなれた学校なのが、又、うれしい。

    親から、家から離れてのワクワク。私が子ども楽園村を思う時、いつも出てくる原風景なのです。

    62人の子どもたちの原風景の1コマになったとしたら、甲斐があるってもんです。

  • 愛知県半田市@榊原千恵美です。

    豊里実顕地のみなさん、お世話になりました。
    子どもたちも指導員も満喫謳歌して帰ってきました。村のあたたかさに、すっぽり包んでもらって帰ってきました。
    指導員たちの報告を聞いて、子どもたちが職場体験や野外食で村の大人の人たちに声をかけてもらうなか、やりたい気持ちが引き出され、やろうとするエネルギーにかわっていく様子が、瞼に浮かびました。村の豊かさを、帰ってきた子どもたちから、改めて実感させてもらったという感じです。
    あまりに子どもたちが楽しんできた様子をみて、1週間の楽園村のチラシが欲しいという保護者もおりました。
    「親愛の情」につきる村の豊かさを、たくさんの人たちに肌で感じて欲しいと思いました。