
ちょうどコーヒーができ上がったところに出くわして、どのカップで飲もうかと・・・
真っ白で持ち手が三角になっているおしゃれなカップをえらぶ、
手で持って飲もうとしたが持ちづらい。これは見かけはいいけど実用的でない。ダメ!
なんの気なしに、右手におせんべいがあったので左手にカップを取る。
あれ?さっきと違ってすっと自然に持っている!
左手の指を見てみたら三角形にそわせて持っていた。
日常、他のことでも、これはあかんと見えてもちょっと角度を変えてみたら違う見え方ができるかも・・・なんだか愉快に思えました。
【一志実顕地 平山明美】
コメント
10月20-21日のヤマギシ会の集中研鑽会に20名が集まりました。
テーマは「聴く」。
「聴く」を研鑽する過程で、聴く動作を実践する場面がありました。
話したい人が「今から言います」と発して、他の人が「心を寄せてききます」と言ってから話し始めます。
輪の中の一人が「今から言います」と言うと、
「ああ、この人が今から話すんだ。どんなことをいうんだろう」と
その人の心を覗き込むような気持ちになって、その人の顔や目を見て話し始めるのを待つ。
なんだか、わくわくしてる。
自分の中は、その人の言いたいこと、言おうとすることはどんなんだろうと、
ただその気持ちだけ。
これをやってみての他の人の感想にも
「今まで聴くというのを、自分の気持ちを横に置いてとか、自分の気持ちを抑えなければいけないと思っていたけど、そんなこと全然意識しないのに、その人が本当に言いたいことを受け取りたいだけの気持ちで聴いた」と。
この時、「尊重に思いをはせたら・・・」を思い出しました。
「尊重」って、こんな感じかも、と思いました。
昨日の基本研は「私意尊重の『尊重』に想いをはせてみると」というテーマ。実例はロビーに貼る運動会の写真、楽しさを伝えたく150枚にしたいと思ったが、紙の無駄だから30枚でと言われた場面。研鑽会の中であっと思ったけど形にならず。
今朝「明美さんのちょっと角度を変えてみたら」が浮んできた。
今までは「私意尊重」の私意にピントを当てていた。パッと写真の枚数は30枚か150枚か、他に適切な枚数はないか。
今、ちょっと角度を変えて「私意尊重」の「尊重」をズームアップ!はあ、何か響いてきました。「人情社会組織に改造」する三つの方法の第二案「他を侵すことの浅ましさ、愚かさを気付くこと」
そうですよね!
角度を変えて見ると言う事は、何気に持ってしまって居る事を放すと云う事でしょうかね。
明美さん素敵!
尊重に想いを馳せると「ふと、こんな感じかも、、、」が自分の中で重なってきました。
昨日、資料研(春日山)だったので、もっぱら「自分の私意が離れれていくようだ」とはどんな感じ
だろうか?を研鑽しました。‘‘こんな感じ’’ を自分の中に実感を伴って貯めたいな、、、。と思っている
所です。