ヤマギシのむらnet

いまからいいます
心を寄せてききます
【集中研】


 集中研の二日間を、どんな研鑽会にしたらよいか準備研でもいろいろ考えましたが、日常の暮らしのなかで抱えている人と人との間のことも、この二日間はちょっと棚上げして、先ずは人の話を「聴く」というテーマで始まりました。

 今回参加した人の多くは中部、関西の30代から60代までの男性3人、女性14人と係り3人、計20人でした。
 ヤマギシズムに出会って長い人や、特講に行って一年ほどの人、子育て真っ最中、仕事に生きる等々様々な背景があるひとりひとりが、今思う「聴く」ってこんな感じかなーと出し合う中で、何かしら心が温かくなる二日間だったように思います。

 研鑽していくなかで「無人島に一人でいたら聴くってできるんかなー」という発言から、あー、聴くには相手がいるんだなー、じゃーその人と、どう自分は接したいんだろうと気持ちが相手に向き、心が開いていく感じがしました。

「いまからいいます」、「心を寄せてききます」と発してから会話を進めてみると、今までの自分の聴きかたがどんなものだったかいろいろ見えてくるのも面白い体験でした。

 二日間の集中研、どんなんだろうと思っていましたが、様々な人とやっている社会のなかで、いろいろと抱え込んでしまうことから二日間ちょっとはなれて、じっくりとみんなでひとつのテーマを考える時間が持てて、心が温かくなってまた日常にもどって行く、そんな機会になればと思いました。

【一志実顕地 園田宏彰】
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コメント

  • 河合さをり(奈良)

    園田さん、お疲れ様でした♪
    集中研が終わって、各地に散って行ったみんなも元気にじっせんしているようです。
    子どもの年齢が近いお互いで気持ちのすれ違いがヒートアップしていたSちゃんも
    そのあと合宿があって、ボタンの掛け違いに気づいたようです。
    昨日は家で幸福研があり、なんと11人も集まりました。用意したYちゃんが選んだテーマは
    「心をよせて聴く」でした。
    集中研のことが心にあったようです。
    やってみて、「私、聴くってわからない!今度の集中研にはいくから」なんて言う人もでてきました。
    研鑽学校を考え始めている人もいるみたいで、なにかがあの日にうまれたようですよ♪

    • 園田宏彰(一志実顕地)

      終わってすぐの満腹感からしばらく経つと、次がまたやりたくなるもんですね。また企画してください。

  • 麻野幸子(豊里)

    この頃、「研鑽会」って心が温まるもんだなあと思えます。 どうしてなんだろね。

    何かほのぼのとした温かいものに包まれて、次の研鑽会を待ちわびる気持ち。研鑽会の醍醐味であり、特質なのであります。