ヤマギシのむらnet

かつてない力を入れて全共に臨んだ
【豊里肉牛】



 長崎県佐世保市で開催された第10回全国和牛能力共進会に行ってきました。

 今回はヤマギシズム生活豊里実顕地農事組合法人が和牛登録協会三重県支部の推薦で、和牛繁殖農家特別表彰されることになり、その授与式に参加しました。1000頭以上の子牛を市場に出荷した農家が対象です。

表彰式

 メイン会場で90名近い他の功労者表彰の人たち同様、高橋さんもピンクのリボンをつけて並び、名前(遠藤力さんの)を呼ばれて起立したわけです。会場の大スクリーンに一瞬映し出されたはずですが、私は写真を撮るのに必死で見れなかったです。

 もうひとつは三重県が出品した第9区の結果を見届けてきました。これは24か月令の枝肉で競う部門です。この日24か月前後で枝肉で出来上がるというわけなんですが、そのためには種付けをいつするか、です。種付けまでにも、どの母牛にするか、どの種にするかと前述の三重県支部や畜産センターの先生、三重県庁の担当部署の人たちと何年前から会議を重ねてきたのかという感じです。
高橋さんが担当なので私はよく知らないですが。結果は残念なものだったと思います。たぶん。

 第1区若雄の部、第2区若雌の部、第7区総合評価群の審査を見てきました。各県の代表であるどの牛も立派で美しかったです。歩いているところはパリコレのモデルのようでした。

 県の代表を応援する応援団の盛り上がりにも圧倒されました。繁殖農家の一員と言ってもらっていいのかなあと恥ずかしいような気もしましたが、まだまだやることがあるなあと再確認した3日間でした。

 もうひとつ報告することがありました。会場から西海実顕地まで車で30分ほどだったんですが、西海の小林さんが送迎してくれて初めて西海実顕地に行ってきました。

 小林さんは、表彰式の高橋さんを写真に撮ってくれ(あとで皆に見せようとしてデジカメのメモリがはいってないことに気づき残念)、西海のはじまりのことや今の現状のことやいろいろ話をしてくれてました。ヤマギシの牛乳が愛和館にあって、よかったなと思いました。ひとつの実践ってそんなところからかなと、そこに実顕地があるっていうのがいいなと思いました。

【豊里実顕地 肉牛部 高橋洋子】

10月28日付 日本農業新聞紙

新聞記事を読む(PDF) → 日本農業新聞1日本農業新聞2

第十回全国和牛能力共進会 特別表彰

かつてない力を入れて全共に臨んだ

 2012年度の今大会に向けて、三重県の関係機関、全農みえ畜産部、和牛生産農家など多くの人が関わって、4年前から準備し進めてきた。 ヤマギシも候補牛の子牛生産について、育種価の高い母牛を種付けに合わせて計画的に採卵し、肥育用に22頭のオスを出生させ、うち7頭は他の肥育農家に提供した。

 本県での取り組みに貢献でき、関係者との繋がりも一層深いものになった。

 今回の結果は満足できるものではなかったが、5年後の第11回全共に向けてさらなる取り組みをもって臨み、また共力していきたい。

和牛繁殖農家特別表彰申請書

拡大して見る(PDF) → 和牛繁殖農家特別表彰申請書
【豊里実顕地 肉牛部 高橋護】

西海実顕地より

 5年に一度の和牛の祭典が、今回長崎県でありました。2会場ある1つのハウステンボス会場は、実顕地より30分足らずの所にあります。10/25〜10/29の開催です。

 豊里実顕地より高橋夫妻が来るときいて、西海にも来てもらえたらと思い楽しみにしていました。26日に電話をもらい、27日の表彰式後西海にも行きたいということでした。

 26日の夕食は、何の表彰をされるのかその話題でもちきりでした。27日表彰式後足を運んでもらい、夕食もみんなと一緒に、にぎやかでした。

高橋夫婦を迎え (西海実顕地)

 和牛繁殖で千頭を超える子牛を市場に出荷したという特別表彰でした。賞状をみせてもらい、夕食後もロビーで懇談もしました。28日にはJAの皆さんと帰路に着くということでした。

 長崎県でも、5日間に2会場で37万人の人出を見込んでいるそうで、すごい人だかりだそうです。又、何かこんな機会に足を運んでもらえると嬉しいです。

【10/28 西海実顕地より 小林美智江】
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コメント

  • 浅井 典子(内部川)

    全然知らない世界のことでふーん、へーえって感じばっかですが、でも何だかすっごーいって感動しました。