初めての子も弾けてノビノビ~楽園村
2012年冬の幼年楽園村
初めての子も弾けてノビノビ~楽園村
今回の幼年楽園村はみんなでゆったり過ごしました。
お餅つきでは自分達がついた、つきたてのお餅を食べたり、畑で大根引きをして、その日の夕食で大根の煮物をいぱーい食べたりと村の暮らしを満喫しました。
お正月遊びでむずかしい折り紙ゴマを作ってまわしたり、ビュンビュンゴマをたくさん作って両手と両足を使って2個3個と同時に回したりして楽しみました。
その中で誰かが出来ると自分もできるようになりたい!!と教え合ったり、スタッフのお姉ちゃんに手伝ってもらって、挑戦していました。
子供達の仲も相撲ごっこのとっくみあいから始まり、この一年でお互いの気持ちが伝わってくるようになったのかなと思いました。
初めて来た子もその中でのびのび過ごし、すごく楽しんだようです。
【春日山実顕地 矢頭百合恵】
幼年楽園村フォトスライドショー
子ども発表会ムービー(幼年)
冬の春日山小学生楽園村
心に残るものを繋いでいきたい
昨日(28日)春日山の冬の楽園村が終わりました。
寒波がきてとても寒い中でしたが体調を崩す子も少なくて、ホッとしています。
ここ数年関わらせてもらう中で、いつもどんな子供達やスタッフの子達とやらせてもらえるかなと楽しみにしています。今回も、一人一人の成長ぶりを実感できることがたくさんありました。
そんな中での私のやりどころも、どんどん変わってきているなとも感じます。
一人ひとりの力を持ち寄って成り立っている実態を思うと、心の中が温かくなります。こんな私だけど、また一緒にやらせてもらいたいなという気持ちが不思議とわいてきます。
今回はスタッフの中でも最年長で、まだやっていてよいのかと戸惑いもありますが、これからも、どんなところでもやらせてもらいたいなと思います。
6年生の子達にとっては小学生最後の楽園村となった冬楽ですが、みんなが輝いてみえました。
スタッフもかつて楽園村に参加していた人がほとんどで、その時なにかしら心に残るものがあるようで、その何かを繋いでいけたらなと思います。
【一志実顕地 鈴木千恵】
冬の楽園村スタッフ感想文
仲間との時間が、これから先の彼らの体の一部に
初めてのスタッフ、自分は今回初めてのスタッフをやった。どんな子供が来るのか・・・どんな風に接したらイイのか・・・会場準備に来るまですごく不安だった。
自分は、今高校生、総合芸術の少し専門学校のような所に通っている。人前に立つ事はそろそろ慣れて来た頃・・・でも小学生と3泊4日暮らすことで何か勉強になる事や影響を受ける事が有るとはほとんど期待していなかったのが本音だ。
それでも、1日1日変わって行く子供達の「意見」「人間関係」には驚いた。
男の子にとって「スタッフのお兄さん」はお母さんでもなく、自分のお兄ちゃんでもなく、お父さんでもなく・・・同じ人種だけど『ベッタリ甘えられる〝男の人〟』らしく、小学生なのにこんなに甘えてくるんか!と思うぐらい自分の母親のようにくっついて来る子が居た。
自分と重ねてみても確かに昔楽園村に来た時、自分は大勢の男の子達から優しいお兄さんを我が者にしようと必死になっていた事があった。その為には「テンカ」で強さをアピールしたり、なんとかお兄さんと居る子を動かす口実をひたすらためしたり、人混みにまぎれてお兄さんの動きを目で追っては、座った膝元を狙っていた自分。同じ様な場面が今回自分が「お兄さん」となって見る事ができた。
結局「一期一会」。子供達にとってもこの3泊4日で出会えた『人』『時間』は人生での一瞬の交差地点。僕と出会った事や、久しぶりに会った仲間との時間が、これから先の彼らの体の一部に片すみだけでもなるだろう。
その1瞬が本人に自覚はなくてもスタッフ(お兄さん)としてもちろん良いものにしたいと思っていた。
子供の言葉から本心を聴き取り、彼らの耳に入る自分の言葉にも客観視を怠らないようにして・・・なにより、どんな事を言っても一番本心(求めるもの)を語るのは彼らの「目」だと思っていた。
初めての、スタッフ。ベテランのお父さん、お母さん、先にスタッフをやった事のある同世代の兄さん姉さん役のみんな・・・やはり子供と関わった数が長い分、その人達から学ぶことは多かった。 分からないことだらけの楽園村。それでも子供達に何かを与えようと受け身だけでは済まさないようにした結果・・・
一番良い時間と経験を与えられたのは自分自身だった。
スタッフ4泊5日分・・・ありがとう。
高2 伊藤壮太郎(春日山初等部出身)
小学生楽園村フォトスライドショー
子ども発表会ムービー(小学生)
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