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「がんじがらめの私」に気づく一週間


06-2013-01-05 特講交流研 009
           
1月5日(土)に春日山実顕地西会場でお正月特講の交流研鑽会がありました。

今回の特講の最高齢81才の吉岡さんの生い立ちから戦争体験を交えた話で始まり、こういう話を特講の中でも聞かせて貰ったんだろうな、、、と思える始まりでした。

いつもの事ながら「こんなにも考えたのは初めてです」と言う言葉がよく聞かれます。特講でひとつのことを諦めないでちゃんと捨てないで考えることができたと言ってる青年もありましたね。

ある方は日頃、ケータイ・時間・人にあわせていて自分が個(?)になる時がなかったと言われていました。入学時に持ち物を出して「最低限度のもので暮らす楽さ」を味わったとも。

45才の年齢で、「老いていくのが怖くなくなりました」といっておられるのも印象的でした。老蘇さんに出会えたのも大きかったようです。こんなやさしい笑顔で複数のひとで暮らしていて穏やかな表情に魅せられたと話す方が何人もいました。

村育ちの若い貴志君の、
「特講をどういう風に広めたらいいのか?人にどんなふうに伝えたらいいのか?」

のストレートな質問に、第一回特講受講の渡辺熊雄さんが、
「老蘇はなんとも思ってないけど、みんなが(感じたように)仲よく楽しく暮らしてる姿が伝わるんです、見ず知らずの人がたった一週間で仲良しになれた事実、理想社会はできるという直感で57年やってきました」
とも語ってくれました。

特講生を囲む今日ここに集ってきた人達からは話したいこと聞いてみたいことが色々出ていました。

今回は中国の青年も参加しています。偶然にも中国語に堪能な参加者がいて、不思議な出会いを感じると係りの律子さん。

いつものことながら繋がりのなかで生きている私達、繋がりのなかで連綿と続いている特講をあらためて、感じる特講交流研でした。

【春日山実顕地 平島春美】
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コメント

  • 麻野幸子(豊里)

    豊里では3日の夜に特講生を交えての交流会がありました。「実顕地では、お金でも地位や名誉でも無いとしたら、何を目当ての仕事なのですか?」という感じの問いから始まって、「ひとり一人にとっての特講はどんなでしたか?」やら「特講を受ける前と後の違いは?」と、湧き上がる意欲が伝わってきます。誰もが念っているんだなあ。高等部時代近くで暮らした貴志くんと研鑽できたのも嬉さ一入。

    新年を迎えて早々に新鮮なこころの響きを自分のなかに見つた。ホント「共に研鑽して時の最先端を行うのみ」なんですね。
    この一年も、切実に欲求する真の幸福を得るという大欲を起して、という出発に立ちました。