ヤマギシのむらnet

一つでやっていくということ


「一つ(一体)でやっていくとは?どうすればやれる?」

 これまで20年近く実顕地生活をやってくる中で、避けようとしても避けられないテーマであり、結局そこをやりたくてやっているとも云えるが、時にはとても難しく感じることもありました。今回養鶏法研鑽会に参加したことから関わり始めた「道の駅プロジェクト」では、毎日そこを真正面から問われている感じがしています。

3/6 旧ジャラコ1階にて

3/6 旧ジャラコ1階にて

 6日(水)夜は2回目の「道の駅プロジェクト研」がありました。今回は、旧ジャラコ1階を会場に、三重地区実顕地からの参加者と美里実顕地で開催中(3/5~8)の青年研メンバー、合わせて70人余りが参加しました。

 1回目の研鑽会に続き、ここでやりたい・やってみたいことを出し合ったのですが、大人数でそれぞれがやりたいことを出すだけではあまり話がまとまる感じがありませんでした。そこで、今井君「一人一人みんながやりたいことがやれていく空間にして行ったら自然とやれて行くんじゃないかな」
なるほど、そういうことかも知れないなと思いましたが、「それでも実際にこれから進めていくにはある程度まとめないと・・・」が残ります。

 前半の研鑽会が終わった後は、青年研メンバーとの交流研。
「この事を通して何をやっていきたいと思っているんですか?」という青年研メンバーの問いに、これまでやって来たメンバーがそれぞれの思いを語りました。それを聞いて美里の樋口君は「なんか新しい実顕地を造っていくという感じがした」。自分もそんな感じがしました。

 7日は朝から建設部メンバーとの打ち合わせに続き、現行の朝市・直販店メンバーとの研鑽会。3年前から朝市を作ってきてくれたメンバーの思いを聞かせてもらいました。それがあっての今回のプロジェクトであるという繋がりを感じたし、「これまでのやり方を気にしないで、新たな方法で思い切りやってもらったらいい」と強く後押ししてもらいました。

 その夜は調正所運営研鑽会に出席、今回のプロジェクトをみんなのことにしていくにはどう進めて行ったらいいか出し合いました。

 「豊里ではこれまで実行委員会を作って進めて行くと、その実行委員となった人が実際面まで全部やる感じになるから、みんなあまりやりたがらない」

 「今回は、実行委員とか担当じゃなくても、少しでも関わりたいという人の気持ちも活かせる進め方にしたいな」

 「それだったら、豊里の全員を実行委員にしたらいいんじゃない?」

 「それもいいね!」

 そんな発想の転換から話が盛り上がりました。

 「でも、毎回全員が集まれる訳ではないから、各職場から実行委研鑽会に参加するメンバーを送り出して進めていこうよ」

 「毎日の職場連絡研のように日替わりでいろんな人が出たらいいんじゃない?」

 「それでは集まる度に新たなメンバーに状況説明するところから始めないといけないかも知れないから、ある程度固定メンバーが出続ける方が良いと思う」

 「その人たちから各職場に広めていくようにしたらいいかな」

 そんな感じで、豊里の村人みんなが実行委員になり、実行委員会研鑽会に参加するメンバーは各職場から1~2人ずつ送り出すことになりました。来週月曜日に1回目の研鑽会がありますが、どんなメンバーが集まるのか楽しみです。また、先ず4月7日(日)苗の店オープンに向けて具体的に一つ一つやっていく中で、何を思い、顕していくのか・・・

 今回のプロジェクトは豊里だけのことでもないし、全国の実顕地で共にやっていこうと始まった動きで、どうやって一つでやっていくのかワクワクしながら、マスコミで報道される朝鮮半島の情勢悪化に目を離せない最近の自分であります。

【豊里実顕地 尹誠浚】

★ ネーミングを募集します ★

これまで仮に「道の駅」と呼んできましたが、そろそろ相応しいネーミングを決めたいです。

現在までの出てきた案は、

・ふるさと村の店

・伊勢別街道ヤマギシの店

・じゃらこ (ひらがな)

いろいろと出し合ってみましょう。 締め切りは、3月16日(土)夜8時まで。

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コメント

  • 中村安美

    今日 昼の12時15分から13時30分に、村人涵養所で道の駅PJ実行委員会が開かれました。 これからもここで開くかどうかは解りませんが、オープンにしてやろうと職場連絡研でなったそうです。

    実は建設部では昨日職場研があり、私は実行委員になっているので皆の考えを聞きたいと出しました。 本当にやりたいことは、みんなの心が寄ることだよね。 どうしたら そうなるのか? 普段 職場では自分のやれる処でやっているけれども、どうなんだろう? そう出したら、職場連絡研で明日の実行委員会を村人涵養所でホワイトボード持ち込みでやろうとなったんだよ。 と聞きました。 勿論 その場にいる人も飛び入りで発言OKとのこと。 それは良いな・・。と思ったのですが、そう言うのも広く知らせてくれるといいのにな・・と思いました。 まずは情報を共有するという事から始まるのではないかな と思うのです。

    今日 参加人数30人くらいの人がロビーの後ろに丸椅子を並べて、若いお母さんが書いてくれた旧ジャラコの中と外の生産物などの配置図などを見ながら、いろいろ出し合いました。 こういう所をもっと考えたら良いとか、地元のお年寄りの人たちが寄ってきて囲碁や将棋が打てる場所があったら良い(これは私の思いですが)とか、実際の役割はどんな事があるか? とか・・・。 中年の若人を中心にやりたい思いが伝わってきたように思います。
    4/7日に向けて と言うのと、今後どの様に展開して行こうか、直販店も将来的には旧ジャラコに持ってきたい とか。

    気がある方は 次回から今日の研鑽会のお知らせを見て、村人涵養所にお立ち寄り下さいな。 大体 お昼の時間ですね。

  • 喜田栄子(豊里)

    ジャラコをどう使っていこうかと、去年の暮れの豊里研鑽会では野菜出荷場にと、名乗りあがったり、一等地をどう使っていくかと運研でも何度もテーマになってはいました。
    2月の養鶏法が終わった頃に全国からの生産物が並ぶ道の駅のようにしたいねと、若い人たちの中から案が出て「それいいねー」と研鑽が始まったのが3月だから、あれよ、あれよと云う間に進んできて、先週の木曜日には村人全員実行委員でやろうとなって、村人全員実行委員の中から送り出されたメンバーでの第1回目の研鑽会が今日でした。職場で名乗りあげた人、送り出された人が一堂に会しました。
    さて、これからですよ。
    安美さんが出してくれたように、豊里メンバーが「それやろうよ!」となるにはどうしたらいいのか、誰かがやるから、みんなのもの、自分のものにするにはどうしたらいいのかと・・・。
    全研を開こうか、まずジャラコをみんなで見てみよう、ジャラコまでみんなが足を運ぶには、ジャラコで野外食をするのはどうか、まつりニュースのようにロビーや職場にその都度速報を出していこう、
    苗の店オープンは4月7日。
    どこまで描けるか、名前はいつ決める、実働の中身は、みんなの心が寄せられるか、テーマはいっぱい!
    でもやりたいことははっきりしている。一つに成り合って行く。安美さんの言うようにそこは外さない。違う視点からの意見があることでより何をやっていきたいかが互いにはっきりしてくるのが面白い。今はなんか団子状態でどうなるのかよく見えてないけど、共にやっていこうよってな感じかな?

    • 中村安美(豊里)

       みなさん、今日の昼食ジャラコに食べに行きましたか?

      私は初めて中に入りました。 ほんの30分程 職場をちょっと抜けさせてもらって食べに行きました。前日に若めの人たちで掃除をしてくれていたからか、噂に聞いていたタバコの臭いは そう気にはなりませんでしたね。 

       確かにパチンコ屋の跡だから照明などケバいけれど、先にハコモノを用意するよりもやりながら少しずつ整えて行ったら良いかなと私は思いました。中身の方をしっかり考えて、実顕地再生の足がかりに出来るか そこが問われるのかなと。

       私は10時半から11時位で行ったので、他Gの人が多かったように思いますが、初めて見に行った豊里の人はどのくらい居るのでしょうね。行ってみての感想など聞かせてもらえるといいな。

       食の人が良く考えてくれていて、お皿にラップをして使い、洗わずにラップを外して次の人に と。 

       19日の昼に豊里の実行委員会、20日に三重県地区の実行委員会があるそうです。 

  • 永旗 ひろ子(雄物川実顕地)

    寄せて!寄せて!
    雄物川いいえ秋田の米、果物、味噌、わらび。東北の被災地の産物。その他など片隅において下さい。カッテに思います。担当は齊藤けい子さん。秋田弁で楽しんでけれ!年に何回か現場の私達参上。なまはげなどつれて。

    無料宿泊券もプレゼントなどします。夢と妄想で頭がパンクしますね。

    サムゲタンの料理もいいよ。ヤマギシ鶏沢山いるね。もち米あるね。 鶏1羽ごと売れるね。ねぎと塩(モンゴル)バッチリよ

    齊藤守重さんのカウンターの喫茶もいいな~。静かに悩みごと聴いてくれそうなおじさん。(毎日私行くよ。ヤマギシの人で満員
    か!)そうだね。そうだねの連発で幸福になれたらいいな~。

    そこに行ったらお花がいっぱいもいい。

                          道の駅大好きおばさんの独り言

  • 中村安美(豊里)

     道の駅PJ実行委員会の職場代表として行って欲しいと言われ、今日の第3回(?)実行委員会に参加しました。 ソンジュン君から今の様子をかいつまんで
    発表してもらい、次に高橋さんから今回までの経過が紹介されました。 

    若めの人たちのやりたい気持ちは伝わって来ましたが、みんなの事にしていくとか村人全員実行委員と言っているけど、本当にそう? という想いが私の中にありました。 もっと早くからその様子を伝えて欲しかった、運研で出されたなら
    それも広く皆にお知らせできないのか、決まる前に皆に知らせていろんな意見を出してもらうのが良いな。職場連絡研に出したり、仲良し研に出しても、そこに出てきている人は少ないです。 そんな人たちにも知らせて行くことがみんなの事にしていくに繋がるのではないかと思ったのです。それで そんな事を出しました。実行研や運研、調正研に出ていてずっと聞いている人には分かった事かも知れませんが、多くの人はちらっと漏れ聞いた位で、その温度差が問題ではないかと思います。今日の場はもうすでに始まっていて、この場にいる実行委員がやるのよ。ということでした。 私は早速みなさんに知らせていく広報の役を仰せつかったのですが、事を始める前にどれだけ皆の心が寄ってくるか、心が寄る事を皆やりたくてやろうとしているなら、各職場や家などで侃々諤々いろんな意見が出せて聞ける、それを運研や全体研に繋げる、そんな場を用意していく事かなと思いました。

    • 麻野幸子(豊里)

      もう「広報」に立っている安美ちゃん。う~ん、ぴったり。

      その人のこころの元に届く「広報」ってどんなんだろう?ね。これをチャンスに探って深めていきたいです。

  • 濱崎 忍(日和佐G)

    「 伊勢別街道 やまぎしの里 」                                
    ネット検索しやすい 覚えやすい名前 誰でもが親しめる
    心ひとつ が顕れているような場所。見える処。                   固定されていない 自由な ホッ と 憩える 感じですかね。

    • 平島春美(春日山実顕地)

      忍さーん
      これ、好きー!『伊勢別街道 やまぎしの里』

  • 河合さをり

    うちの弟はドレッシングは滋賀の道の駅で、ポン酢は和歌山の道の駅で、花や野菜はツーリングで出かけた先の道の駅で買っています。
    道の駅がにぎわうのはなぜでしょう?
    そこには作った人の気配を感じる、訪れた場所に懐かしさを感じる、ものと人との出会いがあるからでは
    ないでしょうか?
    買う人だけでなく、そこにものを並べている人たちにも楽しみがある場所ですね♪
    ジャラコあとのヤマギシの道の駅。
    ヤマギシズムのふるさとになったらいいですね。
    「うちのおにいちゃんのハム置かれへんやろか?」
    「あの人のつくっている小物おいてほしいな」なんて声も会員のなかで聞きます。
    三重の会員さんもいっしょにつくれるといいななんて願っています。
    あっ!これって毎日がはるまつりですね!