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七夕茶会【豊里】


ツェツェグさんもお運びで初登場

ツェツェグさんもお運びで初登場


この時期は農繁期などで忙しいことと思いますが、七夕茶会でほっと一息ついていただけたらと思っております。
今回はモンゴルからの研修生が初めてお運びをしています。

掛軸

「心静茶味香」心静かなれば茶味香ばし

10-お茶会 2012-01-016

静かで清らかな心だと、お茶本来の味や香りがそのまま感じることができる。

花・花入れ

蛍袋、半夏生、鉄線、
竹舟形の花入れは天の川を渡る舟に見立てました。

釜「富士釜」

富士釜
富士山の世界遺産登録を喜んで

棚「糸巻棚」

織姫の糸巻きに蒼碧釉の水指、棗は梨地、蓋置は蟹

お菓子「星祭」

星祭
笹に結んだ短冊が風にゆれている様子を錦玉羹にしました。

莨盆

お茶室でたばこを吸うことはありませんが、「たばこでも吸いながらお気楽にどうぞ」という亭主の気持ちを表すものです。

この日は11席のお茶会をさせていただきました。
毎席お道具の紹介はしていますが、その時の顔ぶれによって、話の内容が自然と変わります。

「お花はどこに咲いていたの?」とか「どんな字を書くの?」とか
お茶碗の千鳥の絵を見て、鳥の話が始まり、千鳥を詠んだ歌が次々と披露されたり。

初めて登場した莨盆では、なつかしい話や煙管を持ってポーズを決めてみたり、
私も教えていただく事がたくさんあって、楽しい事ばかりです。

【豊里実顕地 横田陵子】