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オーストラリアからの愉快な仲間達
in 加賀


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オーストラリアからの三人の愉快な仲間達が7/9~7/11滞在しました。マークは突如踊りだしたり、歌をうたいだしたり。朝の出発研で、アボリジニがこれを歌うとその場の人たちが幸せになるから、行った先々で歌うようにと白人達に伝えてくれたという歌を歌ってくれました。幸福と調和の風が吹き抜けていったようです。

【加賀実顕地 新村正人】

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こちらは今年は、雨が少なく、でも蒸し暑い夏のまっさかり。 子ツバメ達が電線に群れて、そろそろオーストラリア方面に飛び立つ練習をしているのかしら~と、眺めていた矢先にこの三人の客人の到来! ロビー、愛和館、出発研、整理研ーどこにも10人プラス3人が寄って、とても賑やかな二晩三日を味わいました。

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マーク、エイモン、エリはオーストラリア特講第3回の同期生なのですね。
初日の整理研は、お互いに自己紹介から始まり、エイモンのギター弾き語り、マークのアボリジニ楽器の演奏。
私達はまず、佐々木夫婦と康子さんが三部合唱で返礼してから、全員で練習していた ”花は咲く” を聴いてもらいました。

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こうして音楽で出し合い、聴き合いの交流を 通して、あっという間にひとつの家族に。歌の上手な佐々木さんは、マーク、エイモンの2men から「明日のお風呂は一緒に入りましょう」と招待され!響きのよい浴室でハーモニーの練習をすることになりました。

こんな具合で、とても積極的で前向きな彼らからの出発直前の提案は、なんと、私にインタビューし、それを録画したいとのこと。 彼らが立ち寄る各実顕地ごとにインタビューし、それをドキュメンタリーにして世界に知らせたいのだそうです!!………..そんな大事なことに………「わたしにはできません」と最初は即座に断りましたが………

二人の優しくかつ泰然とした姿勢にわたしの私意は、太刀打ちできませんでした。
爽やかな緑陰に、ベンチを運びカメラとマイクをセットし、わたしは二人に向き合いスタート。

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「こう質問するから、こういう出だしで話し始めて」とリードしてくれる。
「自己紹介」「参画してから、何が変わりましたか?」「合意できないときはどうしますか?」「研鑽するとはどういことだと思いますか?」 etc.

ぶっつけ本番ですから、私の英語は何度も座礁。そのたびに二人の変わらぬ信頼の姿勢に励まされてとうとうインタビューは完了。
心を寄せ合い私意尊重公意行ってこんな感じでしょうか……….忘れられない体験になりました。

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終始 物静かな、白百合のようなエリさんに何かをと思い、康子さんと一緒に愛和館の花を生けてもらいました。グランマがフローリスト(花屋さん)だったそうで、剣山をグランマも使っていたのを思い出した、と懐かしそうに話してくれました。

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これから、加賀も三人のホームスイートホームです。

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【加賀実顕地 新村由美子】