交流館へいらっしゃいませ!其の二
Posted By 実顕地広報部 On In 各地より
Nさん(地域会員)が、毎月交流館を訪れるのは、”日曜市”前日の夕方。
豊里の土曜市をやってから春日山へ来ます。村の夕食、お風呂を味わい、翌日の日曜市スタッフをやるという毎月のサイクルは最高ですよと、ほぼ2年になります。
1年中、半袖姿の61歳。腰痛と付き合いながら”日曜市”の面白さにハマッてしまったと言います。
「なんか春日が気に入ってるんだよね。村全体がひとつって空気感じるからかな。ヤマギシは新しい社会つくろうってんだから、どこの実顕地ももっと明るくなってほしい。誰が来ても笑顔で声かけるとこからしか始まらないでしょ。人は楽しそうなところに寄ってくるからねー。だから日曜市はいいよ!」
春まつりの思い出にも話がとびました。
Nさんは、初めてメラニン食器を使った春まつりをよく覚えています。
ヤマギシの春まつりならゴミの出ないまつりにしたいとメラミン食器に変えました。
当然、食器洗浄が正に”戦場”となりました。やってもやっても切れ間なく汚れた食器が山のように積まれます。ほとんど飲まず食わず、どこへも行けず何も見れず、洗浄機を相手に終わったまつりでした。
「二度とやりたくない!」
そう言い捨てて立ち去ったNさんでしたが・・・。
次の年、また食器洗浄をやっているNさんが居ました。
「なんやろなあ?あんときはもう絶対嫌やと思ったんやけど、またやりたい自分も居るんやな。今度はどんな自分が見えるかなあとか。一緒にやってたもんどうし結構おもろかったとか後で思い出してなあ。今年の春まつりも楽しみや」
東北震災にもふれ、娘さん(三重県で看護士)が宮城県へボランティアで一週間程行くそうです。
「実際自分は何もやれんでも、応援しとる気持ちは通じるんやないかな。」
万年青年は、小雪ちらつくなか今日も半袖シャツ姿で飛び出して行きました。
春日山交流館住人 福田律子