ヤマギシのむらnet

夏の楽園村
【春日山】


幼年楽園村

06-50-IMG_7912
8月4日~11日で夏の幼年楽園村を開催しました。

男の子10人、女の子17人の合計27人の子供たちが参加しました。

この一週間は、
みんなが一緒に寝て、起きて、一緒に思いっきり遊んで、一緒に食べて、お風呂に入って..と、ここ春日山での暮らしを、シンプルに思いっきりやる一週間だったと思います。

04-47-DSC_0044
幼年部も楽園村に来た子も、初日から最終日まで境なく混ざりあって子供らしくとにかく遊びました。

16-07-IMG_8104

幼年部の子は、楽園村をずっと楽しみにしていたので、いつもと同じお散歩でも、新しい場所に行くような感じでとってもウキウキでした。そのことが楽園村に来た子たちにも広がるのか、みんなとにかく楽しそうでした。

14-31-IMG_8035

あつまりの時間は、子供たちの気持ちが日に日に寄ってきてるのが伝わってきました。
子供たちが安全に、健康に、そして「楽しかった!また来たい!」と、とってもいい顔をして帰っていったのが何よりでした。

02-44-DSC_0031

1-_2013-08-09 幼�__3Z1%60B%3C5%2DG0%3CL%3F%3F%1B%28B%20031 のコピー

【春日山実顕地 葛原桃子】

小学生楽園村

03-109-DSC00082
8月11日、73名の小学生楽園村の子ども達が元気に出発していきました。
初日は少し緊張した子も、楽園村で一緒に過ごす中、どんどん元気に仲良くなっていきました。

26-039-DSC00697

毎日の「職場体験」や村の仲良し班で受け入れてもらった「班to班」、野菜を収穫して生地を伸ばすところからみんなでつくった「ピザづくり」、なかでも今回、5,6年生の男の子は、約100人分の食器洗浄を任され、メンバーで毎日やっていく中、任されてやり切る楽しさをあじわったようで、ぐっと気持ちが寄っていました。

食器洗浄隊

食器洗浄隊

そんな空気があったのか、毎晩の幼年から小学生の子ども達、そしてスタッフ全員で一緒になって楽しむ夜の集いでは、6年生が企画して進めるゲームコーナーも大盛り上がり、毎回最後に歌っていた「楽園村ソング」も元気いっぱいで、活き活きとした顔をしていました。

一人一人の心に何かが残っていくような、そんな楽園村でした。

01-101-DSC00057

僕自身は、今年は夏楽前に、関東の供給所へ行かせて貰い、各供給所メンバーの「愛児に楽園をとつながるヤマギシズム運動をやろうとする心」を感じさせてもらったのも大きかったです。

供給メンバーがいて、地域会員がいて、送り出す親がいて、子ども達が送り出され、そしてその元にある心がつながってこそ「楽園村」になっていく。

そんな繋がりから送り出された子ども達を迎え入れる自分達実顕地としても、もっともっと描いて、日々の実顕地づくりをやっていきたいと思います。

村の仲良し班で受け入れもらった「班to班」

村の仲良し班で受け入れもらった「班to班」




みんなでつくったピザはどうだったかな?

みんなでつくったピザはどうだったかな?

1-DSC00881

そして幼年・小学生・生活スタッフは全国の実顕地、地域会員・若人達たくさんのメンバーが集結して、一期一会の夏の楽園村をつくり、楽しみあじわいました。また次回もよろしく! (フォト:小学生スタッフメンバー)

幼年・小学生・生活スタッフは全国の実顕地、地域会員・若人達たくさんのメンバーが集結して、一期一会の夏の楽園村をつくり、楽しみあじわいました。また次回もよろしく!
(フォト:小学生スタッフメンバー)

【春日山実顕地 紺野正二郎】

子ども達の様子や日記はこちら → 『楽園村News!』
コメントがあります( 表示する | 表示しない

コメント

  • 奥田なな瀬(春日山)

    一緒にスタッフをやらせてもらったみんなからのコメントをみて、楽園村よかったな、これからもこんな楽園村やり続けていきたいな、と思わず涙です。
    昨日は地域の会員さんと実顕地メンバーが全国から集まり、この夏の整理研とこれからを描きました。牛乳パックへの楽園村の案内や、各地での楽園村懇談会の動きの中で自分の中でもまた一味違った楽園村ではあったけれど、改めて繋がりあっていこうとするひとりひとりの気持ちと持ち味でこの楽園村を創ってきたんだなと、再確認でした。
    来年の夏に向け、ひとりでも多くの子ども達を迎えれるように、繋がりあいながらひとつひとつやっていきいなと思っています。
    夏まで待たなくても、また冬にも春にも楽園村はあるので一緒にやりたいですね!!

  • 元田容子(一志実顕地)

     子スタをやってみたらと声をかけてもらい、楽園村の事はわからないけど20数年前、花見山の楽園村に我が子を送り続けたことを思い出し、やらせて貰う事にしました。  
     集ってきた子供達は一週間を通して、様々な方を向き、楽しそうにお喋りしている子、折り紙している子、外でお兄さんとサッカーに夢中な子、ちょとつまらなそうな子、 腹をたてて物に当たる子もいましたが、すべての子供達が、何か暖かさに包まれており、流れを同じくして過ごした様に感じました。
     楽園村の子は孫の代になり、係りには我が子世代の頼もしいお父さんお母さんが立ち、そして子供の気持ちを共有できる村育ちの兄さん姉さんが暮らしを一緒に造っていく。日常からちょっと離れた場所にこんな育ちの場がありました、エネルギッシュで本能で行動しているような子供達を通し、そこに座っているだけでも一役あると思えました。体は疲れましたが気持ちの良い暑い夏でした。

  • 伊藤 壮太郎(東京)

    「2013夏の子供楽園村」
    ある俳優が、自分の子供との実体験についてこう言っているのを聞いた、「子供との繋がりとは・・、血のつながりなのか?時間のつながりなのか?」。僕はその言葉に親近感と心当たりを覚え、今も忘れないようにしている。その感情が起きる理由は検討が付く。夏の楽園村のスタッフを終えてから約一週間、74の沢山の表情が思い出になっていく・・そんな寂しさが整理されて来た、その時期にこの言葉を聞いたからだ。
    僕が「小学生楽園村」のスタッフをやらせて貰うのは今回で三度目だ、しかも三回連続!。
    冬~春~そして夏と“三度目の正直”がどう来るのか、すごく不安だった事を思い出す。
    しかし、今振り返ればそのモチベーションが良い緊張感になり、今までの経験や反省点を大事に生かして行けたと思う。甲斐あって、前回 前々回のように大きく体調を崩すこともなく最後まで乗り切れた。
    子供達にはそれぞれ、今まで育ててきた「親」と「環境」がある、そんな子供達を僕は一週間預かるのだ。初日、玄関で「お帰り~」と迎えた子供達が受付と荷物整理をやりに二階へ上がり、手続きを終えて子供と別れたお父さんお母さんが玄関に戻ってくる、そして僕に笑顔で「それじゃ、よろしくお願いします」。と声をかけた、僕も「お願いします」と返答し頭を下げた、そして帰路につく親を一人で、または半ベソをかいて来た子供と共に、見送るのだった。
    そんな場面が何度も繰り返される“受け入れ”の現場、そこを任されるのが初めてだった僕にとってそれは、また一つ覚悟と気が引き締まる時間だった。
    僕の中では、日を追うごとに一人二人・・と「その子自身を知り、向き合おう」と挑戦する子供の数が増えて行く、結局最後は74人の「顔」を観ている。いや、正直観きることは出来ない、「観ている」という完成形ではなく、「観ようとしている」が正しいのかもしれない。
    今、僕は17歳今年18だ、これから先この4倍もしくは5倍?人生が有ると描いている僕にとって、17年生きたという数字はとてもチッポケだ。しかしチッポケでも大きく、とても重要な10代だったと僕は豪語したい。これからその大事な時代を進んでゆく子供達の「道」、そのたった一瞬の交差点で僕は彼らと出会った。ゆく先でこの時間は忘れてしまうかもしれない・・、些細なことが大きく残るかもしれない・・、一週間という短い期間の一瞬一瞬が、彼らの人生を預かった僕にはとても重要だったのだ。だから僕は17年という人生経験を結集させて、その一瞬と向き合っていた。
    出会いと別れ。個性豊か最強の輝きを持った子供達と僕らは出会い、そして家族になる。自分の立場は「お兄さん」だが、心持ち若干“親ごころ”で観ているというのが正直なところだ、そんな愛らしい「子供達」との別れは本当に突然だ。「また来るー!」と笑顔で放つ子、「自分にはこれからの夢があってもう来れないんだ・・」と教えてくれた子、「次来るかわからなーい」と曖昧な子、初めての参加も何のその!常連っ子を超えそうな程エネルギッシュだった子、面倒見の良かった子、不安要素の絶えない子、何も言わずに静かに去る子、ずーとおしゃべりに夢中な子・・。この夏を出発して行く74人ひとりひとりの背中に、走馬灯のようにいっぱいの思い出がうかんで来る。もう会うことの無いこの一週間という“時間”を今回もくれた子供達に「じゃあね、ありがとう」「 いってらっしゃい」と声をかけて送り出す。また会う日がいつになるのか今の僕には分からない。だから、それまで彼らを大きく育ててくれる沢山の経験や、迎えに来てくれたお父さんお母さんに「お願いします」と心で頭をさげた。
    最後、帰路につく家族を半ベソをかいて見送るのは僕の方だったようだ。
    毎度毎度の新体験と貴重な時間に恩返しが尽きない。「夏の楽園村」、照りつける猛暑と明るい太陽のような子供達に、熱く次のパワーをもらえたことを今うれしく思う。

  • 小野寺 未希(三重)

    今回は初めて子どもスタッフをやらせてもらって、初めてのことで何も分からずに入りましたが、長女(小3)の幼年楽園村デビューからやってきた生活スタッフや、自分自身も子どもの頃に楽園村へ行っていた経験があり、戸惑うことなく思い切り小学生みんなのお母さんをやらせてもらえたなと思います。
    子どもたちと同じように楽園村の日々を楽しむことで、改めて私も楽園村っ子なんだと実感させてもらいました。

    1週間みっちり子どもたちのことだけを見ていて、どの子も本当にかわいく、今後の成長が楽しみでたまりません。
    この子たちが成長して、お兄さん、お姉さんスタッフに来たり、お父さん、お母さんになって我が子を送り、そして自分たちもスタッフに、なんて延々続いていくことを描くのもとても楽しく、ワクワクしてきます。

  • 奥田なな瀬(春日山)

    楽しかったね、楽園村。 職場体験で、班TO班で、遊びの中で、春日山の村の暮らしに迎え入れて貰う中での、みんなの笑顔やたまにの泣き顔も、はじける歌声もずっと心に残っています。

    たくさんの人の気持ちが重なり合って繋がりあっての夏の楽園村開催となりました。 そんな中で子供スタッフもおもいっきりやらせて貰い、私達にとっても多くの出会いがあり、楽園村の醍醐味やひろがりを改めて感じる1週間となりました。

    また次の楽園村に向けて描きながら、村づくりやっていきたいなと思います。

    みんなまた楽園村で会おうね!!スタッフのお兄さんお姉さんお母さんまた一緒にやらせてくださいね!!