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養豚部と建設部で【豊里】


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「新しい分娩豚舎を描く」という事で、養豚部研に建設部のメンバーも参加させてもらって、一緒に描く機会を持った。

これまで豚舎を建て替えるという場合、養豚部の経営係が養豚部の意見をまとめてから、建設部の設計担当と打ち合わせしてやってきたが、今回は、スタートの段階から、沢山の人が参加して考え始めた。

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養豚部も建設部も日常の業務は分業されているので、効率的に新しい分娩舎を設計するとしたら、少人数で描いた方がいいようにも思う。しかし、トコトン出し合って、最善のものになっているかどうか、みんなのものになっているかどうか、これで良かったんだろうか、というのも残る。

なぜ建て替えるのか、人の仕事の効率化、豚の暮らし、母豚の気持ち、夏の暑さ、冬の寒さや風、今の豚舎のいいところ、悪いところ、天井の高さなどなど、飼育の日常から出てくる色々な要素について、ドンドン出てきた。

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そして、新しい仕組みを作るとしたら、先ず試験的に1ユニットやってみて、それから建設してはどうか、という流れになった。

研鑽して、研鑽して、研鑽して、その後に建設される豚舎がどんなものになるか。
みんなでつくって行けたらと思います。

【豊里建設部 後藤健(美里)】
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コメント

  • 麻野幸子

    さっそく、養豚部の繁殖部門の人たちで試験予定の豚舎に寄って出し合ったそうです。それを建設部で図面化して又検討しようと。
    「ひとつで」というところに立つと観えてくるものがあります。
     重なり合おう、結び合わせよう、働きかけようと心が動いていく。スルスルと心地良く、楽に寄せ集まって来て、足されて又流れていく感じだな。

  • 亀山 剛(豊里))

    豚の糞尿の有効活用(バイオガス)も、念頭に入れて欲しいですね。