お爺ちゃんのアトリエができました
【春日山】
Posted By 実顕地広報部 On In アート
昨年の10月に長年住み慣れた北海道・登別の家を引きはらって春日山へ移って来られた矢内茂さんのお父さん、敏光お爺ちゃんのアトリエが花工房にできました。
お爺ちゃんは若かかりし頃、画学生への夢を戦争で断念されたものの、その後ずーっと油絵を描かれていて、この道60年だそうです。「好きなことをやり続けられて幸せです」と4班の仲良し研で話されていました。個展などもお仲間と開かれていたそうです。
今回引っ越すにあたって、大半は処分されてきたそうですが長年愛用のイーゼルや絵の具が「こんなに早く使えるようになるとは、、、」とうれしそうです。早くも愛和館を描こうと色々構想されています。「白壁がいいんですよー 松と白壁と桜にしようかな、、、」とうれしそうに話す時の目はキラキラ輝いていました。とても90才とは思えないつやつやした笑顔です。
- 室蘭港
- 左馬
- 春日山の和楽
「村の中にこんなアトリエがあるということが気持ちを豊かにしてくれるね~」と実際ににカーテンや、戸をつけて、畳を敷いたりした住生活部の妹尾さんもうれしそうです。
お爺ちゃんはまた北海道の地元のお寺さんで檀家総代を長年されていて、その間に住職が三代変わられたそうです。70才の時にそこの住職がご存命のうちにと(お互いに?)戒名を頂いたので、「私は名前がふたつあります」と11月の春日山交流会でも話してくれました。そういえば、以前春日山に遊びにいらした時にたまたま仏事があって、お経をあげて頂いたことがありましたね。書もされる多才なお爺ちゃんです。
今春、キャンバスにどんな桜が咲くことでしょうー 楽しみですね~。
春日山にお越しの節はちょっと、花工房アトリエを覗いてみてください。
コメント
「花工房」はいつも楽しみに寄らせてもらいます。おじいちゃんのアトリエが加わって、もっと楽しみになりました。
人柄が伝わってくるような画風にこころ惹かれます。
先日、春日山に交流に行った時、隣でいろいろお話をしながら食事をしましたね。この人はどうして90歳なのに、こんなに元気なんだろうと思いながら見ていたら、矢内さんの食べ方にその極意がありました。村の食事は結構、豪華だから気をつけてね。