豊里ファームの今
ファームはこの日曜日大勢の来店者で大賑わい。イチゴ狩りからそのままファームに繋がった人も目立ちました。一番活気があったのが井波さんのみかん詰め放題のコーナー。客が多ければ多いほど井波さんの口上もテンションが上がり、またまたお客さんも寄って行きます。春日山や豊里から蜜柑収穫に行き、紀南実顕地まで藤井君や中山さんが引き取りに行った蜜柑です。みかけは悪いけど甘くて美味しさの詰まったみかんです。
そんな中、ファームに関わっているメンバーに実顕地一つをどう感じているのか聞いてみました。
【豊里実顕地 喜田栄子】
みつぐ
「いろんな人が入れ替わり立ち代わり関わって、飲食コーナーに来て楽しそうにやっているのをみると一つだなぁって思う」
慶子
「各実顕地からの生産物が並んでいるのをみると豊かだなぁって思う。みんなの繋がりのなかでできた牛乳を試飲してもらう時がうれしい」
加藤八代生
「飲食のハウスの中ではなんでもどこでもやりますで動いている。アッチ行って一役、コッチで一役。そんな感じでやっていると視野が広がる」
建介
「今度の多摩供給所のことでも肉の箱詰めとかをセンターで考えているのとかはそうかな」
左海真理子
「春日山でもどこでも、ファームや和気藹々とやっているなかで一緒にやるのは楽しいけど、もっと一つになれる。足元のメンバーがひとつか、外れている人はいないか、自分を観ながら今が一つでやっているか常に意識している」
武長
「1月の大市で感動したことがある。あそこまで来るとは思わなかったけどすごい人が来てくれてレジが長蛇の列になった。3台稼働していて4台目を増やしたいと思いながら飲食のレジも忙しくてバタバタしていた。ふと気が付くとレジが6人体制になって、1台を2人でこなしていた。いつもは来ない育ちゃんとか若い子がどんどん野菜とかをかごにいれていた。何ぼ並んでいてもあんな一生懸命やっている姿見たら、文句がでないわなぁ」
ソンジュン
「いろいろ思うことがあっても、じぶんからやなぁとそこに戻る」
正州
「あんまりいろいろ思わない。みんながやったらいいという事をやっている。もっとやれる人はいると思う。日々やりたい気持ちでやっているかと云うとそんなこともない。職場で仕事やりながら時間メンバーで来ている人ってすごいね」
百合恵
「実顕地ひとつの動きって自分でやりたいって思ったわけではないけど、なんか急なかじ取りに、急ハンドルに振り落とされないようにしがみついている感じ」
高橋洋子
「肉をファームに出してるけど、子牛でも競に出したら一頭50万やでぇ。誰かが関わったらいいなぁと思うけど、その日暮らしでなんとかなるかなぁと思いながら毎日入っている」
逢沢
「その肉をどう使うのか考える時が面白い。落ちそうな肉を他実顕地が持って行ってくれる時繋がりを感じる。今は儲けることよりもおいしい状態で出せるように考えて、最後の一役をやっている。注文には出来るだけ応えたい、肉は活かしきろうと思っている。あまり周りでもっと出せとか色々言われると嫌になるけど、なるべくやろうとしている。俺なりに頑張っている」