ヤマギシのむらnet

別海実顕地交流便り(2)


荒木さんと岸上さんが研鑽会で夕張実顕地に行く便に便乗して、穂別実顕地と夕張実顕地へ行ってきました。穂別も夕張も想像していたのと実際行ってみるのとでは随分違うものですね。雄阿寒・雌阿寒岳を見ながら、阿寒湖を通り広―い十勝平野を突っ切ってまずは穂別実顕地に着きました。
穂別実顕地は山合いにあってこじんまりした温かい可愛らしい感じの実顕地でした。これが家庭菜園?というほどに広い畑にびっくり!陽子さんに畑を案内してもらって、丁度畑にいた大西さんにも会えてよかった~。毎年美味しく頂いてる穂別メロンの苗もみてきました。今年は苗を畑に移す今、天候がよいので、とっても順調だそうです。昔懐かしい田舎の風景と言った景色でした。旧溝口家の前にメロンの苗ハウスがあるのです。故溝口さんは近郊のお年寄り達とコミニュティ(?)を作る夢があったとか、、。冨田慎之介さんがハウスで苗の管理をしていました。温かい笑顔が素敵でした。

早々に辞して一路、夕張実顕地へ。暗くなる前に着くのかな?
夕張実顕地について、又またビックリ!こんな大きな実顕地だったのですね~。
道路の両脇に建物が並び、奥にリンゴ畑がありました。リンゴの木はオーナー制になっていて、今80人くらいのオーナーがいるそうです。さくらんぼの木もあります。
土・日・祭日開店の「はらぺこパン屋さん」は閉まっていましたが、可愛らしいお店のようです。ここのパンは正真正銘の自家製小麦のパンだとは知りませんでしたー!ごめんなさい。今年は小麦畑がふえたそうです。うちの小麦を使っているパン屋さんがあるそうです。宿舎の2階から見える畑は両サイドの木を伐採して畑をひろげたそうです。見晴らしもよくなったとか、融雪剤が撒かれた畑は小麦が顔を出していて、もう、うっすら緑です。
鶏舎の屋根には雪がありません。昨年一志の平山さんがきて、雪対策に鶏舎の屋根に傾斜をつけたお蔭でとっても楽になったと裕美さんが言ってました。そう言えば裕美さんはオーストラリア交流から帰って、長年やっていた養鶏を離れ、食生活になったのです。
オーストラリアでも食事作りをしていたそうです。九州へ出張の芦刈夫妻が戻ったら、本格的に始動だそうです。もう少し、後に来てほしかったなぁ~と言ってもらいました。
ここは平島さん曰く、「ホテルに来たようだね~」
一泊して、復路は美幌峠が吹雪で通行止めなので、帯広のほうを通りました。
北海道にはあちこちにバイオマス発電をやっている所があるんですね。荒木さんがそのそばを通る度に教えてくれました。やっぱり北海道は広いですねー。2日間の走行距離は850kmでした。懐かしい人にも会え、初めてお会いする方もあり、楽しい2日間の旅でした。

【別海交流中 平島春美(春日山)】
コメントがあります( 表示する | 表示しない

コメント

  • 仁藤早苗(岡部)

    雪対策の傾斜のついた屋根はいいけど原理は崩れないのかなー。