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仲良しする以外ないから楽園村でもやろうか【岡部】


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3月26日から30日まで春の子ども楽園村を開催しました。
岡部の春の楽園村は新2年生から6年生までの22名と子どもスタッフ9名で、太陽の家も2名の受入てやりました。始まる時は生活スタッフは誰もいなかったので、(途中から駆けつけてきてくれましたが)今回は子どもスタッフも村の職場に入って行こうと言う事で始まりました。
昼の連絡研で、村の職場の様子や楽園村の様子も出し合い足りないところ、行きたいところ、やりたいことがやれるように考えられたのが嬉しかったし、養鶏法をやっているときに似てる!と思いました。前回の養鶏法メンバー4人(杉崎、奥谷、鎌田、友恵)が子スタに入っていて、スタッフのテーマもあの「仲良しする以外ないから楽園村でもやろうか」。気になるところは直ぐ出して、皆のものになっていった感じなのかな?
今回画期的だったのは衣生活が楽しくなったこと。今までは衣類のたたみも供給も大切な暮らしの一こまだから子どもたちとやりたいなあと思っていたけれど、うまくいかなくてスタッフも楽しめていませんでした。今回は洗濯を一手に引き受けてくれる人が現れなかったおかげで、衣類の分類から干し、取り込み、たたみ間で村のお母さんに受け入れてもらい衣生活館でやらせてもらいました。洗濯場のエレベーターが危ないので子ども達は入れないとしていた考えを、「やっぱり子ども達と干したら面白いよね」と出したことで期間中はエレベーターを使用中止してくれました。やりたいことがやれるように柔軟に考えていける自由さは子ども達にも伝わっていくんじゃないかなあ。おかげで洗濯のイメージが楽園村っ子やスタッフの中で確実に変わったんじゃないかなと思いました。

【岡部実顕地 三角文】

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去年の春の楽園村から学年ごとのミーティングをやっていて、今年も新6年生のミ―ティングに入らせてもらいました。初日はどんな楽園村にしたいかを出し合ったり、次の日の昼の遊びの企画を考えました。あと、まず6年生が仲良くなる。
どんな楽園村にしたいかは「去年の6年生みたいに企画を考えたり進めたりしたい」「皆が楽しい楽園村にしたい」など自分がつくるとはっきりしているなと思いました。夜、日記を書いて寝る時に下の子が寝ているけどどうしようか?と問いかけると去年まで騒いでいた女の子たちが「下の子が喋っていたら注意する」と言って、部屋に入ってからは一言も喋らずに寝たと聞いて去年まで見てきた子とは全然違いました。2日目のミーティングでは「仲良し」について話し合いました。「変なあだ名とか、楽園村の子ども達が言ってくるから自分で言ったほうが周りが楽しんでいるし、学校でも言われているし。そのほうが自分が楽」といっていた子が「ホントは言われたくないんだ」とポロっと言ったことが本心な気がして、じゃあどうしようか?と。
最後の夜、交流会の発表を考えている時6年生同士で喧嘩になり、一人の女の子が「発表に出たくない」と言って交流会の始まる直前だったけど6年生で寄ってどうするか話をした。そのとき本音で言い合ってお互いが分かっていく。さらに仲良くなっているな~と思いました。発表も大成功!冬楽の時点では心配だった5年生も春には頼もしい6年生になっていました。今年もどんな楽園村になっていくのか楽しみだし、全国一つでやっていきたい。
スタッフも「仲良しする以外ないから」というのを楽園村始まる前から、期間中も研鑚しながらやれてこれたと思います。まずスタッフが仲良しになる。これ大事!

【岡部実顕地 鎌田未来】


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コメント

  • 石角聡 (内部川)

    奥谷くん、活躍してますね。
    夏の楽園村も楽しくつくっていきたい!