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モンゴル特講やってみて


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モンゴル特講について書いておこうと思う。ちょっと長いけど。

モンゴル特講はこれまで8回行われている。それでモンゴルでの会員は170人ぐらいにはなっているだろうか。
今回2度目のモンゴル語特講に行ってきた。
去年、モンゴル語で初めてやったときは、もうどうやっていいか分からないですごく緊張して疲れたが、今回はわりと気楽にやれた。
かれらが笑うときにはなんとなくこちらもつられて笑うことが出来る。黙って座っているだけでもかれらに溶け込めるかんじもつかめた。
休憩時間に研鑽会場から食堂に歩いて行く道すがら、彼らも話したいし、私も声をかけたいんだが、
お互い言葉が出ない、そのもどかしさもまあ心地よい、かな。

今度の特講はどうだったか。
いい特講だったと云えばそれまでなんだけど、今回思ったのはなんでモンゴル特講って、こんなにおもしろいんだろうということ。
え?、特講って、こんなにおもしろかったんだと思わせるものがあった。
これは前回も同じだ。
今のモンゴルの若者にとってこの特講はじつに適っているというか、なにかピッタリとフィットするものがあるような気がする。
それがなんなのか、考えてるんだけどまだよくわからん。モンゴルの風土がそうさせるのか、参加してくる若者達が素直なのか。
参加のきっかけは、よかったよといわれただけとか、まあ、日本へのあこがれもあるみたいだし、そんなに何が何でも解決したいというような意欲があるわけでもないみたい。
ある参加者は、自分が来れないので親戚の人を代わりに連れてきたという。
また参加費が払えないのでその分の塩をもってきて参加した人もいたりして。
でも実際に参加してみると、どんなテーマもじつによく考えるし、意見も活発に出してくる。じっと黙っているときがない。研鑽会がとてもおもしろい。
昼休みはバスケ、時にはモンゴル相撲などに興じながら、研鑽会となると、時に厳しく、時に明るく、打てば響く、そんなかんじだ。

あるときの研鑽会。世話係は休憩時間を告げ、私だけを残して退出した。だが、休憩だというのに一人も会場から出ないで、みんな座っている。
しかも誰ひとり口をきかない。考え込んでいる。
世話係もいないのに部屋中に緊張感が漂っている。
私はその場をなんとか和ませようと思うけども、さすがにモンゴル語のジョークはできない。
そのままの緊張感で研鑽会に入って、自分に向き合うシリアスな研鑽が夜中すぎまで続いた。
その明くる日の彼らはみんな底がぬけたような明るさだった。

そして、懇親会の日。
彼らが自分たちで考えて作った出し物が秀逸だった。
壁に掲げられた絵図を前に受講生全員がVの字にならび、右側の人は黒い服装、左の人は白っぽい服を着ていた。
そして右の先頭の人からひとことづつ発言していく。
はじめはモンゴル語がわからず、「私は・・・・です。」というように云ってるなあとしか理解できなかったが、あとから聞いてみると次のような発言だった。

・私たちはここに来る前は、
・私は暗い社会の人。
・私はわあかち合えない人。
・私は自分の考えを変えない人。
・私は自分一人の世界の人。
・私は差別する人。
・私はものに執着する人。
・私は自分で見たものを信じる人。
・私は嫌いなものを嫌いと思う人。
・私は人の話を聞かない人。

そして、左側の白い服装の人達に移る。

・私は特講を受けてから、
・私は明るい社会を見るようになった人。
・私はどんなときも腹を立てない人。
・私は自分以外の人を信じるようになった人。
・私は悪平等を押しつけない人。
・私はこの地球の一部です。
・私は差別しない人。
・私はものに執着しない人。
・私は見たものと、実際がちがうと分かった人。
・私はきらいなものが好きになった人。
・私はみんなの話が聞けるようになった人。
・私は幸福社会を作るために一歩すすんだ人。

最後にみんなで、
・私たちは今日から人生を明るく見るようになった人たちです。

いつの間に、こんなのを考えてたんだろうと中身を知って胸が熱くなった。
文章にしたらなんかたよりないんだけど、なんかイイよなあと。

別れ際、私の心情を彼らに伝えた。
俺はおまえたちといっぱい話したい。国について、社会について、人間について、家のことも、親のことも、彼女のことも、お前達の話をいっぱい聞きたい。
日本のことやヤマギシのこと、スリルとサスペンスに満ちた実顕地の生活についても話したいことはやまほどある。話したい、聞きたい。あれもこれも。
でもまあ、いっか、これからだもんな、いつかまた。

モンゴル特講には不思議な魅力がある。

2014-08 モンゴル特講生001-tile

2014-08モンゴル特講生002

みんなの感想文も紹介します。

ガンフルク(フリゴー) 南ゴビ・25歳・女
この特講に参加することは、自分にとって運がいい人だと思っています。
本当は兄が行く予定だったのが、行かなくなり、その代わりに私が参加することになりました。
ここに来て、すごく落ち着くようになってきたと思う。
今までは、自分の考えで自分を縛っていました、いつも腹を立てたり、とてもストレスが溜まっていました。
特講が始まり、初日から今まで、自分が自分に聞いたことのない質問で自分をしらべて自分自身の考えと戦い、他の人と研鑽会して、一歩一歩前に進んできたのがなによりうれしく思っています。
人間と動物は、今の自分を受け入れて、自分のまわりにすごく満足して生きていくことなんですね。
人の真似をしたりとか、形だけ変えても、本当の生き方ではありません。
自分の心の中で一生幸福一色快適社会を創っていくのが本当の生き方だと思います。自分自身の間違った行動を受け入れたり、相手に自分の思いを押し付けたりするのは、あってはならないことだと思います。
物事をするとき、あせって解決するのではなく、よくよく考えて、いちばんいい方向にもっていくことかなと感じています。
自分さえ良ければというそういう考えを放しみんなと仲良く本当の生き方をしていきたいと思います。
二度とそんな暗い社会に生きたくありません。
考えの中と心の面で幸福な生き方で生きていくつもりです。
怒りは本当に何もない、ただ自分が苦しいだけだということがよくわかりました。
これから、いつも零にたって行動していきたい。そのスタートです。
この特講を開催してくれた全ての人に感謝しています。
送りたい人:エンヘサイハン(友人)

プルオチル(プーチェ)ウランバートル・23歳・男
この一週間は本当にすばらしい一週間でした。たくさんのことに気づかせてもらいました。
私をこんな最高の気分にしてくれた係の人たち、ありがとう。
おいしいごはん作ってくれたスタッフありがとう。
これから地域に戻り、このことを拡げていくつもりです。
つぎの特講に友人のアッタンホエック、ニャマドルジを送りたい。この人たちに私と同じようになってほしいです。
では、みんなありがとう。何度も感謝を言いたいです。

ニャンバット(ミシカ)ウランバートル・22歳・男
ジャルガルサイハン・ミシカ私の体、2014年8月9日、この特講に何も知らず何もわからずきました。
今、振り返ってみると一歩前に進んだ気がします。
この一週間を振り返ってみると、たくさんのことに気づいたり、よく考えました。本当にうれしいです。
やっと土台ができましたね。これからどういうふうに咲かせていこうかな。
山岸さんのメッセージを聞いて、初めて、腹の立たない人になったなあ、この特講を良く乗り越えたなあ、と思いました。
これから、あったかい社会を実現できることでしょう。そのために自分もがんばっていきたいと思います。
つぎの特講に送りたい人:彼女のオルトナサン
特講に参加して自分自身を解放して、自分で乗り越えてもらいたい

アルタンチェミック・(チミゲ)ウランバートル・27歳・女
私はこの特講に参加して、自分自身を開放し、自分に自信を持ったと思います。
本当にうれしいです。
自分の人生の中の一部だった怒りというものが、いつのまにかいなくなっていました。
そういう意味で自分自身を良く知り、私の、っていうそういう心を放し、自分自身が変ったことが運のいい人だなと思っています。
この特講でやってきたことをこれから自分の人生に実現していくためにがんばっていきます。
一緒に特講をうけたみんな、本当に家族のような暖かい雰囲気になったことをすごく満足しています。みんな本当にありがとう。
次の特講に自分の友達:バイガルマを送りたい。

ツェルンバット(バター)・29歳・ウランバートル・男
私はヤマギシの特別講習研鑽会に参加して、今まで自分が暮らしてきた社会と今までの自分が間違っていたことに気づいたのは特講を受けたからです。
私は幸福社会に前向きに一歩ずつ近づいていると思います。
私の人生の本当の生き方の始まりだと思っています。
友達:オットコントラッカを次の特講に送りたい。彼はすごく苦労してるからぜひ特講に行ってほしい。

アズザヤー(アザー)・南ゴビ・26歳・女
この特講に参加して係の人の手伝いのもとで、自分の人生に気づかされたのがうれしいです。
これから、ここでやってきたことを忘れずに、行動していくのを目的とします。
皆さん、ありがとうございました。
次の特講に送りたい人:ゲレル:母の妹:本当の生き方に出会って、将来を明るく見てほしいからこの人を選びました。

オットベルグ(オットゴー)・27歳・男・フブスクル
この特講に参加して、最高の気分です。
自分自身の考え、物の見方を開放して、人と人間のつながり、自然を愛し、守り、人と人を愛し、尊重して、自分自身が使ってるもの全てがひとつだなということに気づきました。
この特講に参加しなかったら、こういうことには一生気づかなかっただろうと思っています。
この世界中の人々がこの特講に参加して、みんな同じ考え方になって、幸福社会を一緒につくっていきたい思います。
自分自身が研鑽会をしていけば、すべてのことを、怒り、けんか、物に執着する気持ちを解決していけると思っています。
特講に送りたい人:姉:イデレジャルカル 怒りを解放して、自分の考えを変えてほしいです。

ダミデンジャワ(ダイマー)ウランバートル 44歳 男
この一週間本当にたのしいこと、おもしろいこと、新しいことに出会い、よく休養になったと思います、
ここに来る前までは、とても小さなことでも、自分自身にすごく重く受け止めてやってきたなと思います。
自分自身に、いつも迷っていました。
今は、そこに気づき、自分自身のまわり、物や自然を愛し、守っていく気持ちになりました。
これを一緒に手伝ってくれた全ての人たちに感謝しています。妻:ツンジェを送りたい。

トルボルド(トゥルー)ウランバートル・20歳・男
まあ、この一週間本当によかったですね。
一週間というのは、そんなに長い期間でもないし、そんなに短い期間でもないと思っています。
ここに来て、たくさんのことを知り、自分自身を乗り越えることができました。
まあ本当にすばらしい仲間たちに出会って、すばらしい、兄、姉、兄弟ができたことがうれしいです。
この特講を開催してくれた、私たちにこのことを教えてくれた、4人の世話係、食事スタッフの人たちに本当に心よりお礼を言いたいと思います。
自分の姉のアユンゾラを特講に参加させたいと思います。
彼女が参加したらよく聞いてやってね。ハハハ。

オチ・ウランバートル・32歳・男
私はこの特講に参加して、簡単なことばの後ろに大きな哲学があるんだなあとそういうふうに思っています。
特講は本当に良かったと思います。私たちは本当にひとつになりましたね。
こうなるためには、ひとりひとりがお互いを尊重し、愛し合って、世話係の手伝いでひとつになったと思います。
気分的には最高ですね。明日帰ると思うと寂しいです。
あったかい料理をつくってくれたスタッフさんにも感謝したいと思います。
私の気分転換100パーセントです。
ジャウザー:友人、いつも腹を立てたりそういうひとだから

オットゴンバヤル(オットゴー)ウランバートル・22歳・男
この特講に参加して、自分自身にすごく変化があったと思います。
その中で、一番大きかったのは自分が自分と話をすることができるようになったのは大きな変化だと思います。
こういうことに関して、今まで誰からも聞いたこともないし、教えてもらったこともなかったし、初めはちょっと、おもしろくなかったですね。
二日目から、自分自身が変ってるなあと感心しました。
なんとかして乗り越えようと、そういう気持ちになったのはよかったですね。
言葉で表せないくらいのそういうすばらしい特講だったと思います。
深く深く感謝。
友人:ミャグマルスレン
彼はいいやつなんだけど、ちょっと腹をたてたりするし、いつも人のためにやってるから特講をうけたら彼はみんなの鏡になれると思います。

ウルニュフジャルガル ダラハン 48歳 女
幸福な生き方、怒りのない皆と研鑽会して、人の信頼を受けて、愛の元の考えになりましたね。
全てがこうなりさえすれば、病気がなくなるということなんじゃないかな。
財産を集める生き方は大変だったと思います。心の幸福はそのひとりひとりに関わっていると思います。
第八回特講を開催してくれた、世話係やみんなに感謝したいと思います。
次女:ミャグマルスレン 幸福社会に彼女の持ち味を生かして生きたいから。

エンヒマ ウランバートル・18歳・女
一週間という短い期間にたくさんのことに気づいたことが本当に最高です。
初めて来た時は、全てがそこで用意されるんだということしか知りませんでした。
自分がこの特講にこなかったら、今現在どこで何をして何を考えてやってるのか、よくわからないですね。
まだ若いし、人生にこれから踏み出そうというそういう自分に、こんな出来事があって本当に良かったと思います。
たくさんの、兄、姉、友人ができました。
一緒に、参加した同期のみんな、いつも色々言ってくれたり、本当にうれしく思っています。
この特講を勧めてくれた、ジャッホランからつながってきて、次の特講に友人のサランゲレルを送りたい。この友達も私と同じ18歳、私と同じようにいつも暗いことばかり見て生きているからこの特講に参加して変ってほしいです。
この特講を開催してくれた、スタッフや遠い日本から来た二人の世話係ありがとう。

バラサーボルト ウランバートル 23歳 男
この一週間山岸といわれてる人の、考えの元に開催された、そういうものに参加して、一週間早かったです。
この期間を通して、いつも零に立ってよく考えて、研鑽会して、また良く考えてやっていくのは本当に大切だなと、そう思っています。
自分自身は、心の貧困者だったということがよくわかりました。
初日と今を比べてみると、山岸さんがつくろうとした幸福社会に近づいたと思います。自分もそこの一部になりたいと思います。
これからも研鑽会をしてやり続けたいと思います。
父:キシュクジャルガルを特講に送りたい。

オヨンボルト・ウランバートル 29歳・男
この一週間を通して、たくさんのことに気づきました。
私の生き方や考えを変えてくれてありがとうございました。
私はこれから自分をもっと見つめなおして、新しい社会のためにがんばっていきます。
次の特講に妻:ザグッド 妻はいつも腹をたてているから。

バヤラマ・ゴビスンブル県・31歳・女
私自身この特講に参加して、一生探しても見つからないそういう宝に出会ったと思います。
私自身がこの世の中を見る見方がすべて変ったと思います。
人と自然がとても深いつながりの仲につながっているんだなと感じています。
私たちは、いつも、きらい、やりたくない、できない、とそういう条件をつけてきました。それを乗り越えるというそんな心がなかったですね。
怒りは自分自身に対して苦しみだったなとよくわかりました。
今自分がやっている全ての行動が、人のためかもしれないけど、自分に戻ってきます。
どんな種をまくかそれに応じた収穫ができる、今は私の心や体の新しい幸せ、幸福一色社会が実現できています。
それをどういうふうにしていくかは自分自身にかかっています。
このことを気づかせてくれたみんな、ありがとう。
職場のお姉さん:オットゴンチメグ いつも腹立ててます。家族や職場のみんなにいつも怒っています。この特講に参加して変ることを信じています。

トゥグルドゥトゥル(トゥゴー)ウランバートル 25歳 男
私はここに来る前までは生きるためにがんばっている、そういう思いによくとらわれていました。
その思いをこの一週間を通して、よく気づきました。
この一週間、自分自身の頭の鍵を開けることができ、将来、この会の運動に関わって拡げていきたい。ヤマギシクラブをモンゴルにつくり、色々していきたいと思っています。
このチャンスを与えてくれた、バタサイハンさんや日本人やモンゴル人の世話係やスタッフの皆に感謝しています。
迷っていた自分の考えを開いてくれて、一緒に考えてくれた皆にも感謝したい。
これからみんなと一緒にやっていくことを約束します。
なんでいつも執着していたのかを今良く理解しています。
今、芽を出しました。毎日水やりしていきます。
妻を参加させて、自分の執着した心から放してあげたいと思います。
私の妻は本当に心の貧困者だから参加してもらいたい。
ヤマギシ会のみんな一緒にやろうよ。愛してるよ。

ガンボルド(ボロド)ウランバートル 35歳・男
この特講に参加して一週間の間、自分自身が知らない、わからないことがたくさんあるんだなっていうのを思っています。最高の気分です。
一生に一回の人生だから、怒りや、苦しみはいらないものだ、と思っています。
もう一つは、物より、心の面で幸福なのが大切なのだと思いました。
皆が一つになればなんでもできると実感しています。
世話係の人、食事係の人みんなに感謝しています。
妻:アリュンズラ 自分と同じようになってほしいです。

ムンクビルグン ウランバートル 22歳・男
一週間前に特講に参加するときは、何もわからず何も知らずに来たけど、自分自身をもっともっとよく知り、怒りや、人が使う物の使い方、自然と人間のつながり、心の貧困者、自分の思いにとらわれること、差別、などなどで研鑽会をして、自分の思いをみんなと一緒に話をして、特講の大変なテーマを乗り越えることができたのが何よりうれしいです。
私たちをこういうことに気づかせるために努力してくれた、世話係やスタッフに感謝したいです。
自分は運がある人だと思っています。
ここでやってきたことを自分の人生に実現していくことをやっていくつもりです。
彼女:タミル 将来家族になり、同じ考えで明るい社会に一緒に歩いていきたい。

ツェンダアヨッシ(ツェギー)ウランバートル 18歳 男
この一週間たくさんのことを学びました。
怒りで解決するといいことがないんだなということもよくわかりました。
人に所有物ってない、みんな一体だと思います。
まだまだわからないことも、できないことも、めんどくさいテーマもありました。
それでもみんなひとつになり、あきらめずに乗り越えることができました。この一週間は自分にとって本当に最高の時間でした。
たくさんのことに気づきました。
友人:バットボルドを特講に送りたい。

バヤルマ ウランバートル 37歳 女
怒りについて、自分自身が解決したことが大きな収穫です。
世界中をみる見方がもっと大きくなったような気がします。
私たちは本当はひとつ屋根の下に暮らすことができます。
生きているものと、人間の使うもの、そのつながりが良くわかったような気がします。そういう意味で自分自身は、生きているもの、よくよく考えていると、ただのものみたいな感じで、この世の中のほんの一部です。
私を含めた人々が物の幸福より心の幸福は一人ひとりができると思います。
次の特講に同僚のダワスレンを送りたい。
同じ考え方の人がひとつの職場にいると職場が楽しくなると思います。

オドンバヤル(ウンバー) ウランバートル 27才男
モンゴル第8回特講に参加して、自分がどんな社会に住んでいたかその社会にすごく入り込んでたなということに気づきました。
私たちが一緒に作っていくその新しい社会には、差別、うらみ、貧富の差、戦争など悪いこと全てがなくなると思っています。
今の私たちの社会には怒りや苦しみが毎回あるけれど、個人一人ひとりがその考えから開放されれば、新しい社会を作ることができる道が開けると思います。
私たちは、いつもは会えないけど、時間や場所を前もって計画して研鑽会をして、自分や皆に起こった出来事を研鑽していくのは、大切だと思いました。
この特講をすすめてくれた姉や、世話係の沖永、雅子、ビャンバスレン、ベルグン、食事スタッフ、ガンゾリグさん、もうすぐ日本へ実習生で行くナサー、敷地にいた小さい子どもや、黄色と黒の犬、すばらしい大自然、自分自身を産んでくれた母、みんなに心から感謝しています。
次の特講に妻を送りたいと思います。まず、自分を直してそこから家庭を直して、そこから国を直していって、幸福社会を造っていきます。

ビルグン(世話係)ウランバートル・24歳・男
何より自分をこの特講に係としてチャンスを与えてくれた、ビャンさんや皆にありがとうといいたいです。
沖永さん、雅子さんの子どものように甘えた一週間でした。
私自身、この特講を楽しみにしながら緊張して待っていました。
第七回に続いて、どんな人たちが来るかなぁと思っていました。
もう気づいたら一週間終わりました。新しい仲間に出会い、いろんなことを聞いたり知ることができました。22人で無事に終わるかなぁ、誰かあきらめてしまう人いるのかなと思うと少し怖かった。
まあ、みんなよく乗り越えてくれましたね。心より喜んでいます。
これからももっとたくさんの特講に関わっていきたいと思います。
みんなありがとう。

ナサンジャルカル(食事スタッフ)フブスクル 33歳 女
まず私を選んで特講のスタッフとしてやらせてもらうチャンスを与えてくれた皆にお礼を言いたいと思います。
自分自身はこの会の会員だから、会の運動に関われたことをすごくうれしく思っています。
私はスタッフとしてやらせてもらって、ヤマギシ会の目標とか目的をもっともっと知り、ヤマギシ会の会員としてすごく幸福を感じています。私の気持ちは最高です。
スタッフとしてやらせてもらって、スタッフの皆がすごく忙しくやっていると感じました。
新しい特講生たちが健康で温かい料理を毎回食べてもらいたいと心より思い、たくさんの時間とたくさんのエネルギーを使ったと思います。それでもすごくうれしい気持ちです。人と人の愛情をすごく感じています。
今回やらせてもらって、ガンゾルグ、ビャンバスレン、沖永さん、雅子さん、この人たちはヤマギシの考えで本当に自分たちを変えた人たちだなと思いました。この人たちはいつも愛情と幸せの光が当たっていると思いました。ヤマギシの考え方の輪がモンゴルにもっともっと拡がっていくことを祈っています。