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タイに来て2週間【曽田宏治】


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タイに来て2週間が過ぎました。
ここタイ実顕地にもようやく飽き、いや慣れて来ました。
時々恐々ながら運転もしています。
先日は社員さんを家まで迎えに行きました。
ほとんどまっすぐで1回右折するだけなのでとてもわかりやすい道です。
ここでも道間違えました。
しかもUターンした先で、なぜか20頭もの牛に道をふさがれる事態となりました。
牛が畑に移動するまでの20分間なすすべもありませんでした。農業道路なんでどうしようもありません。
また毎週月曜日に配送車に相乗りすることになりました。
フジスーパーという日本人向けの店舗数件を中心に、主に在タイ日本人のところを回ります。
日本人がとても多く、スーパーの中で日本語がとびかっているのは新鮮でした。ヤマギシの野菜も大人気です。
でも配送車の中は寒くて凍えそうです。
タイ人の社員さんは冷房ガンガンにかけるので、正直、日本人には結構きついと思います。
事務の社員さんもそうですし、タイではバスとかBTSとかみんなかなり冷房きいてるのにタイ人は平気みたいです。
北海道と逆の現象ですね。
日本なら冷房は控えめにってやってますが、こちらでは28度設定とか、何それ?って感じです。
先日はバスでバンコクに行って来ました。
バスの乗り降りにはまだ若干の危惧がありますが、BTSは慣れるとこれほど便利なものは無いって感じです。
交通の要所で若者の街、サイアムで降りて、サイアムスクエアの中をたっぷり時間をかけてブラブラしました。
ぶっちゃけ広すぎて迷ってたわけで。
バンコクでは覚えたてのタイ語を使ってみたくて、いろんな人に話しかけました。
しかしながら、まさかここまで通じないとは!
青のペンを買うとき、外側が青でも本当に青色のペンかわからないので、買い物に来ていたおばちゃんに尋ねました。
するとおばちゃんはソソクサと逃げてゆきました。
その後ろ姿は「頭おかしいんじゃないの?」と語っているようにしか思えませんでした。
また今度泊まる予定のイムフュージョンホテルの目の前で、試しに通行人に尋ねました。
「イムフュージョンホテルはどこですか?」
すると彼はまさかの「わからないよ」というジェスチャー。
”ここだよ、ここ!”と叫びたくなるのを抑えて、お礼を言って別れましたが、やはり言葉が伝わってないんでしょうね。
かなりショックで、この日以降タイ語を少し真面目に覚えようという意識だけは変わりました。
今日も畑の社員さんに一つタイ語を教わりました。
小松菜を指差して、「パーサータイ、アライ(タイ語で何ていうの?)」って訊いたら、「KOMATUSNA」と。
今、タイ実顕地にはGメンバー3人だけなのでやっぱり寂しいです。
上田さんたちもなかなか大変みたいで、長期の交流か配置の人がいてくれたらなあ、といつも言っています。
特に私は畑のことはまったく分からないので、何の戦力にもなってませんし。畑違いの分野なんで。
私が言うのもなんですが、誰でも構わないと思います。
タイ語がペラペラとか無茶な条件はつけないので。片言の日本語が話せればOK!。
仏教とミスチルの話に付き合える方は特に大歓迎。
まあ私が勝手に思ってるだけですが。
今日はエビ収穫(写真)で指がズタズタになっているので、入力するのも一苦労です。
というわけで長きに渡る3ヶ月交流も残すところわずか2ヵ月半になりました。
そろそろ投稿する元気もなくなりそうです・・・

◆タイより 曽田宏治(豊里)

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コメント

  • 大角宏一(豊里)

     ここんところ投稿ないのは仕事疲れ?貴君の素朴な感性からの感想って面白い。もっと発信してよ。
    BTS?(bus、train,shipの頭文字?)ミスチル? 年寄りには不明な単語なんだよね。
     仕事一筋の曽田君、開放的なタイ国ではじけてきなよ。社員さんから紹介してもらってタイ女性とデートしたら!園芸の花市場が常時開催されているらしいが行って見てよ。趣味がないと言っていたが絢爛豪華なランの花を見たら虜になるよ。

  • 豊里G小野口恵三子

    まぁ~今日も笑ったね。
    毎日「曽田さん、こんなこと書いてたね」って出すだけで、いまだに愛和館では大盛り上がり。
    みんなで笑わせてもらっています。
    「長きに渡る3ヶ月交流も残すところわずか2ヵ月半になりました。
    そろそろ投稿する元気もなくなりそうです・・・」だって。
    1か月も経っていないのにと笑ったけど、そろそろ第3信も・・・待ち遠しいな~。待ってまーす!!

  • 奥村悦子(豊里)

    今回も楽しく読ませてもらってます。
    曽田さんに対して 「あれ!!こんなひとだっただなあ」

    って目からうろこが・・・・。
    眼帯のわきから落っこちそうです。

    交流の楽しみ方って人それぞれでいいなって思います。次回も楽しみにしています。

  • 上田師代(タイ実顕地)

     曽田さんの写真、ボケてすみません。
    「慣れない人は手振れするから困るんだよなあ。」だって。
     
     曽田さん、ホント面白い人です。
    タイの果物にはさっぱり関心がありません。
    どっさり用意しても、食べるのは一切れだけ。
    食事も小食なので、何が好きなんだろう?
    カレーなら万人向けかと思って作ったら、
    「カレーとラーメンは好きじゃない。丼物も。
    基本、ご飯がべちゃべちゃになるのは好きじゃない。」
    となると、タイ料理全般がダメか‥。
    「じゃあさ、好きなものを言って。」
    「特にない。」
    「食事じゃなくて、お菓子でもなんでもいいから。」
    「うーん、生八つ橋かな。」(はあ~)

     でも、見かけとは違って、ものすごく頼りになります。
    何を頼んでも、気持ちよく引き受けてくれます。
    仕事はもちろん、食器準備や犬の散歩、風呂掃除も。
    あんまり真面目なので、自分の好きなことにも時間を取ったら
    いいなと思って、「好きなことは何?」「趣味は?」
    「特にない。」「自分の好きなことをやるより、人と共有したい。」
    「お役に立ちたい。」
    うーん、相当な人かもしれない。

  • 濱崎忍 (豊里実顕地)

    曽田さんの楽しもうとする気持ち感じます。
    出発する前の実顕地づくり研から早一ケ月過ぎたのですね。曽田さんの中では交流に行くことは考えられない状況から、実際はタイの人、面白いですね、全て受け入れて思い切り楽しんでください。ちなみにホテルの前で聞いてくれた人はわかっていたかも!?ナンテね♪楽しいね!

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    ホント、ゆかいな曽田さんにビックリ。同じ家だけど、いつもサッサと通り過ぎるだけでしたね。
    交流が新鮮な曽田さんを運んでくれたみたい。

  • 石角聡(内部川)

    曽田さんて、こんな面白い文章書く人だったんですねー。
    それが一番驚き。
    覚えたての言葉で話して、全く通じない時のショックって、ありますよねー。
    でも頑張って勉強して、通訳できるくらいになったらあなたを尊敬します。