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新春 実顕地づくり研(産業・流通編)


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各地から供給や産業に携わる人達が集まって、今年最初の実顕地づくり研が開催されました。
テーマも今年から「実顕地一つの実動」となりました。
具体的な実動として「名古屋に新たな店(ファーム)を作ろう」というのを軸に、二日間出し合い考えました。
内容について色々書いて伝えるのは難しいので、自分の印象に残ったところをいくつか。

ひとつは、オーストラリア帰りの靏さんから「供給部の人は、まず今やっている業務を放すところから始めませんか」と再三の投げかけがあったこと。

もうひとつは、名古屋のファームは村人の遊び場・踊り場くらいでやっていきたいといった内容のことを何人かが出していて、自分もそうやっていきたいなと思ったこと。

最後のひとつは、とにかく一歩まず踏み出してみるということ。立ち止まって眺めていても何も見えてこない、一歩踏み出してみて初めて次が見えてくる。
それは、全て放してオーストラリアへ行って来た靏さんを見ていても思いました。

自分自身、まだ具体的に描けているようなものはありませんが、まず一歩踏み出して何か実動を始める。そこからかなと思っています。

4日の夜、内部川での「新春実顕地づくり出発研」には、三重県地区からも含めて110人余りの人が集まりました。
これを本当に「出発」にしていく為にも、まず実動、と感じました。

【内部川実顕地 石角聡】
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コメント

  • 小川和男 (岡部)

    名古屋ファーム?も良いとは思いますが、各地の供給所の立て直しが最優先なのでは・・・
    此の事は全員認識されているとは推測しますが!!

    • 山本孝志(岡部)

      立て直しというよりも、やり直し、あるいは新しい視点でのやり始めのテーマかと思います。
      岡部実顕地併設の埼玉北供給所では、1月13日から事務所を土足式にしました。
      3カ所の出入り口に泥落とし吸着マットを2枚ずつ敷きました。有料レンタル品です。
      これによって貯卵庫、冷蔵庫などと事務所の出入りに毎回履物を替える必要ががなくなります。
      ここでは1979年に供給し始めたと記憶しますが、36年ぶりの変化です。

  • 石角聡(内部川実顕地)

    改善だと、新しい展開にはなりにくいと思います。
    一度チャラにして、それから、ですかね。
    養鶏やってても、今の延長では描きに限界を感じてます。

  • 山本孝志(岡部)

    この研鑽会に参加して、供給活動が大きな転換点にあることはよく分かりました。
    昨年末から埼玉北供給所=岡部実顕地で荷受作業を担当し、1月8日の午後も作業しましたが、生産ー出荷ー運輸ー荷受ー供給の一連の作業内容自体には、改善すべきことが無数にあると感じています。
    冷静に実際的に改善もしたい。