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スイス実顕地の春まつり


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(…果てしなく拡がる我が世界…)
【スイス実顕地の春まつり】

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5/10春まつりは、スイス晴れ。会場いっぱい、大勢のひとが集いました。(400~450人位?)
準備する側・参加する人・作る・食べる・観る・遊ぶetcと、それぞれがまつりを満喫した1日でした。Gメンバー全員の感想は「楽しかった~!よかったなあ~!」
……………………………………………
インタビューをしながらスイス実顕地の皆んなの声を集めてみました。

4月から、テーマを考えチラシを作り準備を始めていたそうですが、例年より会員さんたちの動きが少なく、初めの頃、実はちょっとGメンバーでやれるかな?という不安もあったとのこと。
でも、自分たちでやれる事をやっていこうというところがはっきりして、それからは各々がやれる時やれるところを進めていったそうです。
(私たち交流メンバーも一緒に、庭の整地、会場準備、日本の文化紹介など、いろいろ。)
日々の暮らしの中で、まつりの準備が淡々とそしてどんどん進んでいきました。一人一人のやる気のたのしさが空気になって伝わり、ワクワク感が充満していったように思います。その頃からまつりは始まっていたのでしょうね、きっと・・。

そして当日は、それまでとはうって変わって素晴らしい青空に、バルーンとこいのぼりが泳ぎ、来る人々を迎えました。
会員さんが中心になって進めて来た特講シンポは2回とも大盛況で、2人申し込みがありました(秋に特講開催予定)。特講シンポの裏企画だった集卵が親子連れに大好評。もちろん、バンジージャンプやしゃぼんだま・折り紙など遊びコーナーもにぎわって、会場中に子ども達の笑顔と元気が溢れていました。
カフェコーナーに当日ケーキが届いたり、台所でお菓子を作る人も現れ、自分たちでコーヒーを用意したりカップを洗ったり、和やかな場になっていました。
今年は特に、地元ハーゲンブッフの村の人たちが沢山来られて、中には、遊びコーナーや食器洗浄をやってくれたり、見かけない人がずーっとソーセージを焼いているなーとおもったら近所のお母さんだったり…いつも犬の散歩で見かける方の姿もありました。
「ヤーパンオムレット(お好み焼き)おいしい!」とのこと。ピザや生野菜サラダゆで卵と共に胃袋でもまつりを味わってもらえました。
牛さんや羊さん達も大きな一役。となりの牧草ばたけでのんびりと草を食べている姿は心癒されるものがありました。
ステージでは本格的なトリオ演奏や会員さんの子どもの演奏もあり、こいのぼり(いらかの波と~♫)を日本人夫妻を巻き込んで一緒に歌いました。日本の書や遊びもあり日本に興味を持たれた方もいたようです。
ラジオの影響もあって参観に来られた方も多かったでしょう。…中にはヤマギシを興味深く調べに来られた方もいたようですが、沢山味わったようで最後には片付けを手伝いたいとの申し出あり、一緒にやりました。「こういう暮らしや生き方をしたかったのだ」と言って帰って行かれたそうです。

今年もまた楽しかった“春まつり”
まだまだ沢山あって書ききれませんが、ふと気がついてみれば……

楽しく楽に準備をしてきて、みんなの心が寄った春まつり、そこに集った人や動物・食べ物・遊びの道具・太陽や風までもがこのまつりを創っていたような気がします。
「ありがとう」「楽しかった」「また来るかも」と、集った皆さんはいろいろな感想を残して出発していかれました。
…実顕地が心が還る場所なんだなあ、もっともっとそうなったらいいなあと改めて思いました。

スイス実顕地を代表して笹川麗子
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コメント

  • 渡辺峰子(観音寺実顕地)

    スイス実顕地の春まつりのレポートに、万国共通のものをみました。
    みんなに感じるもの、通じるもの。
    世界中に通じるものに理があるのでしょう。
    楽しい空気が伝わってきます。

    観音寺でも、5/3~5/4にふるさと村をしました。
    みんなの感想は同じようなもので、場を用意するだけで、感じるもの楽しめるもの。
    「また来たいです」「今度は若い家族の集いをしたい」「楽園村みたいだね」と帰っていきました。