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日本農業新聞(東海版)5月22日付


日本農業新聞(東海版)5月22日付

日本農業新聞(東海版)5月22日付

5月22日付けの日本農業新聞に三重県和牛繁殖協議会を設立の記事が紹介されました。

会長に選出された高橋さんは「関係者念願の協議会ができた。実のある集まりで、しかも中
長期的な視点も検討にいれながら、進んで行きたい」と話していた。

豊里実顕地 喜田栄子

「三重県和牛繁殖協議会」を設立

日本農業新聞(東海版)5月22日付

和牛繁殖基盤強化へ

三重県の生産者JA、関係団体
協議会を設立

【三重】県内の和牛繁殖基盤の強化に向けて、生産者とJAグループ、関係団体などは19日、津市で「三重県和牛繁殖協議会」を設立した。全国的に子牛不足と高値相場が続く中、繁殖基盤の強化が緊急課題となっている。協議会の設立で繁殖技術の向上と共有、先進技術の活用に向けた取り組みを進め、生産者の経営安定と生産振興を目指す。
 同県の肉用牛は、農業産出額68億円(2013年)の基幹品目。生産者は肥育経営が主で、もと牛を県外から多数導入している。
 協議会は、県内29の生産者と法人、全国和牛登録協会三重県支部、県畜産協会などの正会員、県家畜人工授精師協会、JA全農みえなどの賛助会員、県内7JAなどの協力会員で構成。事務局は、全国和牛登録協会三重県支部(JA全農みえ畜産課内)に置く。
 既存の繁殖生産者の技術向上や相互連携、新規に繁殖経営を予定する生産者への情報提供の場として、事業活動を進める。
 設立総会では、規約や役員、活動計画・収支予算など4議案を承認した。総会後の役員会で、会長にヤマギシズム生活豊里実顕地農事組合法人の高橋護理事、副会長に(株)三重加藤牧場の加藤勝也代表を選任した。
 もと牛の品評会や県研究機関との情報交換会、繁殖母牛の勉強会、技術・経営向上のための研修会、会員牧場の巡回調査などを計画。事務局の同県支部は「和牛繁殖に特化した県内初の取り組みとして、会員の意見や要望を反映して進めていきたい」と話す。