ヤマギシのむらnet

飼料稲生産農家の参観


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前々日の台風の余波か 午前中は曇り時々小雨

バーベキューは 屋内になるかと思いきや 午後になって

突如 かんかんに 太陽が照りだした

ところが 日曜市会場から 牛舎まで 「歩こう」となった 老年の40人の男達

同級生も多いらしい

男達の こころが 弾んでいる 気配が 伝わってくる

バイオマス発電 150キロワット/時の話 どんどん出てくる温水の話

トマトやイチゴのハウスの加温に 冬場の牛の給水やパーラーの洗浄

マンゴーもできるかも知れないし お風呂もできるかも知れないし

ロボット牛舎の説明に 40人の男達の顔が 輝いてくる

だって ここに日本農業の 未来像があるんですから

だから こうして そうなるようにと

理想の農業を語っている 自分達がみえてくる

「みんなで やってきたからねー 出来ちゃうんです

 それで 皆さんにお願いがあるんですけれど

もっと飼料稲をつくって頂かないと 足らないんです

 日本の牛の餌は 出来るだけ日本で 伊賀の田んぼでつくってください」

みんなでやってきたこと イズム濃さが バイオマス発電になったり

内地で最大規模の ロボット搾乳の牛舎に結びついたり

いろいろな話をする 僕達の背中に 村の暮らしが息づいている

「孫にサー うちの飼料稲が 牛のえさになって 牛乳ができる

そんでもって ついでに発電もしてるって いえるって いいじゃないか」

口から口へ 近在の農家の人達が 自分のこととして 喜んでいる姿

まさに 「一体」を わかりやすいかたちで 目に見えるものとして

みんなで顕している 地域一体社会 まずは飼料稲から

この醍醐味 おもしろいね

最後の焼き肉バーベキューが 話をどんどん盛り上げていきます

ちなみに TORETAでのお買い上げ 10万なにがしとか

発電が始まって ロボットが入ったら また来たいなと 口々に

伊賀の地からの発電 いや発信でした

春日山実顕地 柳文夫
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コメント

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    ロボット搾乳のディティール作成に後藤さんは、日夜取り組んでいます。ドイツからくるロボット君の詳細は図面というより、見取り図。それを鉄骨詳細図にするのはなかなか。
    これからの標準図になるかも。

    建物や施設が地域づくりになっていく、そんな一役がやれる建設部。チカラが湧いてきます。