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服部さん101歳の誕生に語る【豊里】 (字幕追加)


服部一馬さんが101歳の誕生日

服部一馬さんが101歳の誕生日

服部一馬さんが101歳の誕生日を迎えられました。

ますますお元気です。

誕生日のお祝いの席で語ってもらいました。

☆ 音声が聴き取り難いという意見があったので、字幕を追加しました。

【豊里実顕地 萩田喜七郎】

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コメント

  • 由 ラプス(ドイツ)

    服部のおじいちゃん おめでとう!
    覚えているか分からないけど、私は 小さい頃からおじいちゃんを知っています。
    2年前の里帰りでも挨拶に行きました。ここ最近も、どうしているかなと思っていたところです。
    次回、日本に行った時に合えるのを楽しみにしています。

  • 吉田牧生(豊里)

    「老人介護」
     
     老人介護というテーマは自分には少し縁遠い存在であった。両親の介護は妹に看て
    もらったので自分がやったのは顔を見せに行くだけだった。この村ではお年寄りのお世話
    というものは送り迎えくらいで済ましてきた。10数年前に岸上の爺さんが入院した折り、
    おしっこパンツを換えたことが一回あるのみである。

     自分が老人の仲間入りという状況になってきて、元気な内にお年寄りの介護の一役を
    やらなくてはと思っていたが、実際に行動するのにエネルギーがイマイチ弱かった。少
    し前の仲良し研で、100歳の服部さんの日曜日のお世話を誰かやれないかという出た。

     これを自分のチャンスにしようと微かに心が動いていたが、その後一日それに向けて
    エネルギーを育てる必要があった。やりたくてたまらないもではなくて、やらねば、やるべ
    きこととして、努力していこうというところである。

     そして打合せで、自分がやると表明してからは、最初のこの24日の日曜日が楽しみ
    になった。

    今日はお世話用のマニュアルを持って服部さんのところに行った。
    やることの一つに入歯のお世話もあった。上の歯にポリグリップを付け服部さんが装着
    すると、私が一分間、左手を肩に右手の中指を口にを入れて固定するように押さえると
    いうのがあった。私が一、二、三と声を出して数えていると、それに合わせるかのように
    服部さんも、何か声を出しておられた。一瞬自分の親父の世話をしているかの如きで
    あった。

     お茶の用意をと急須をお洗いながら、デザートにと持ってきた手作りの「ヨモギあんこ」
    を何処に置いたかなと思案しながら部屋に入ると、爺さんがその「ヨモギあんこ」を食べ
    ているとろだった。

     暫くしてもう行くわねと耳元で言うと、爺さんが合掌された。私も合掌してありがとう。行
    きますねと言って部屋を後にした。