ヤマギシのむらnet

タイ実顕地交流


24歳で全身付随の障害を負ったカンポンさんは
絶望のなかから仏教の深い教えと、瞑想の実践によって
苦しまない生き方を確立します。
マヒドン大学の講師をしていた浦崎雅代さんはタイの仏教に惹かれて
行ったスカトー寺でカンポンさんと出会いました。
そんな雅代さんと師代さんはブログで出会います。

4/24カンポンさんが亡くなり、
実顕地から北へ2時間、カンポンさんが最後に暮らしていた
カオヤイのライトハウスでお葬式が行なわれました。
広々とした小高い丘の上、青空の下で大勢の人でカンポンさんを
お見送りしました。
雅代さんとの出会い、日本からこの日の為に来ていた上田さんの
友人とも仲良くなって実顕地にも来てくれそうです。
カンポンさんの笑顔と感謝の気持ちと優しさに包まれた
大きなセレモニーでした。

交流中のタイより 川渕朝子(豊里)
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コメント

  • 上田師代(タイ実顕地)

    「たぶんこの文章ではみんなよくわからないと思うから、師代さん補足しといてね。」と
    言い残して、朝子さんは颯爽とラオスに旅立って行きました。
    うーん、補足と言われても、長くなりますが‥。
    始まりは、14年前交流に来た舘野哲郎君。
    タイで出家した日本人僧侶のいるスカトー寺に連れて行って欲しいということで、
    片道5時間かけて上田さんが道案内。しかし日本人僧はあいにく出張中。
    スカトー寺との縁はそこでプッツリ。
    たまたま昨年インターネットで、タイ医学の最高峰マヒドン大学で教鞭をとっている
    浦崎雅代さんの存在を知りました。カンポンさんの本を日本語に翻訳した方です。
    すごい才媛だなあと感心していたら、夫婦で大学を辞めて、ヤマギシのわりと近くのカオヤイに移住。
    恐る恐るメールを送ったところ、ぜひ遊びに来てくださいとの返事。
    カンポンさんはあいにく体調が悪く、お会いする機会はありませんでしたが、
    写真や映像で見た笑顔が心に残っています。
    61歳の生涯でした。