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スイス交流記


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【9/25】
供給所が活用者に呼びかけてきた秋の集い。
快晴に恵まれて、軽食を味わってもらって、これから場内参観と特講案内です。
参観者はバラバラと集まって100人越えた感じです。
ごくゆるく食べたりおしゃべりしたり。
午後1時半から希望者には特講案内をするようです。

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【9/24】
スイスの供給所では毎週活用者へのお知らせを出している。
A4一枚に短いお知らせと写真、一目見て良い感じ。
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昼食の様子。
ビュッフェ形式で気楽な食卓。
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【9/23】

今日から2ヶ月の予定でスイス実顕地に来ました。
まだ全てが新鮮に見える。
倉庫の壁に「はてしなく広がるわが世界」と書いてある。
宿舎の周囲は牧草地、道を隔てて向いに地元の学校があります。

あたりまえですが、来てみて初めて知ることばかりですね。

昼食後、歩いて実顕地参観をしました。
実顕地の建物はハーゲンブーフの村の中に点在していて、供給所の目の前には小学校や住宅街があります。
広い牧草地を持っていて、農業機械も多く保有している。
(日本では見かけないトラクターや農機が公道を走っているので、いずれたくさん撮って送りたい。)
アンガス種の牛を放牧している。
その牧草地のすぐ横に高速道路が走っている。大きな除草バキューム車が珍しい。

◆アルバムを見る → スイス交流

スイスより 山本孝志(岡部)
スイスより 山本孝志(岡部)
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コメント

  • 山本孝志

    11月21日午後1時、羽田に帰って来ました。

    今回2ヶ月間ゆっくり交流させてもらって、端的な感想は「実顕地一つの実動」を「全世界の実顕地一つの実働」ととらえなおし、考えなおすことが必要だということです。

    そのためには人の交流は常時続けて行くこと。
    やや長期的な課題としては、日本の参画者の中で言葉に興味のある人が、英語、ドイツ語、ポルトガル語、韓国語、中国語などの勉強を進めて行くこと。
    村ネットの内容の多言語化をできるところから進めること。

    スイスに行ってみたいと思っている人があれば、アドバイスとしては、実顕地に着いてしまえば日本語で生活できます。
    食事内容は日本よりもむしろ軽い。ややおおげさに言えば、毎日ピクニック気分です。特に生活部の女性陣には交流をお勧めしたい。

    飛行機の写真とビデオを追加しました。

  • 山本孝志

    11月19日、写真とビデオを追加しました。
    チューリッヒの一角のオエリコン市場で、毎週土曜日早朝から正午まで農産物市場が開かれて、ヤマギシも参加しています。
    クリストフが準備している様子など。
    私はその間、すすめられて近くのメッセでのスローフードマーケットを見学しました。素朴というよりも高精度の加工品が多い。
    日本食品専門に扱っている日本女性のブースもあって名刺交換しました。

    帰り道にアンドレが供給している住宅街に寄って、生産物を補充しました。土曜日が一番良く売れるそうです。

    ビデオは養鶏部の同僚の猫です。
    記念の為に。

  • 山本孝志

    11月16日、アルバムに写真を1枚追加しました。
    これは今日の新聞にのっていたもので、タイトルは「伝統と現代の色彩豊かな万華鏡」。
    下の説明を読むと、今夜ヴィンターツールという街で、日本マルチメディア講座というような催しがあるようです。
    (間違っているかもしれませんが)

    この新聞には少し前に、同じ街にある空手道場の見学会の広告もありました。
    興味を持って、dojo swissで検索してみるとスイス各地に空手や合気道の道場がたくさんあります。

  • 山本孝志

    11月13日の午後、会員の集いがありました。
    この季節の伝統的な楽しみで、リンゴの輪切りを揚げた菓子を食べながらおしゃべりをします。
    夕食後アレックスがホルンを演奏しました。
    リクエストしてユメカシーラを吹いてもらいました。

  • 山本孝志

    今回の交流もあと1週間になりました。
    朝は0℃くらい、連日曇りか小雨です。

    写真をアルバムに追加しました。
    スイス実顕地では有精卵をたくさん練り込んだパスタも作っています。500gのパックにして供給します。

    鶏舎でネズミ取りを担当している猫とすっかり仲良くなりました。
    この猫は、朝鶏舎に向かって歩いて行くと、少し手前で出迎えてくれて、餌やりや集卵について来ます。
    なんとなく犬のような感じもあり、動物にも地域的な遺伝的な文化があるように見えます。

  • 山本孝志

    今朝スイス実顕地では初雪が降っています。
    数日前に路肩を示す杭が点々と打たれました。

    愛和館テーブルの試作が話題になっていますが、こちらに来て良かったことの一つが食事の簡単さです。
    今朝はたまたま何も置いてない愛和館テーブルの写真が撮れたので送ります。
    おひつ置き場もガス台もないのでスッキリしています。

    食事内容はパン、ハム、ソーセージ、バター、サラダ、スープ、他のおかずなど。
    御飯やパスタが出るときはパンを食べない人も多い。
    食器は大皿1枚とコップ、スープ椀、ナイフ、フォーク、スプーン。

    これでも十分な栄養が取れるのだと思うと、岡部などで愛和館の仕事内容や人の動きが常々話題になるのが、遠く思い出されます。
    和食の良さや愛和館のあり方にもこだわらないことが重要かと思います。

    • 宮部典央(豊里実顕地)

      一寸補足させて貰います。
      スイスでは一般でも実顕地でも、毎回食事をする時にコップで水も飲んでます。
      僕も3dlのコップでかならず2杯は飲んでました。
      水以外にも、食後にコーヒーやお茶も飲んでました。
      それ以外の時でも、朝起きた時や仕事を始める前とか仕事の最中でもコーヒーやお茶やシロップなども飲んでました。
      諸説有りますが、健康のために1日に2リットルは水分を摂取したら良いと言われてます。
      これは乾燥してるヨーロッパでは、自然と体内から蒸発している水分を補う為に飲んでいるようです。

  • 山本孝志

    11月2日はハンスとアンドレとともに(ドイツ実顕地)に行って来ました。
    現在も土地建物があり、農地は地元農家に貸し、建物は内部をアパートに改装して12軒くらい貸しているようです。
    今回の主な目的は設備営繕業者との打ち合わせ。

    片道5時間、スイス実顕地から30分くらいでドイツに入ってアウトバーンを150km/hくらいで飛ばして行く。皆同じなのであまり速く感じない。ちなみにうちの車はMAZDA5。ベンツやアウディと並んで走る。

    アウトバーンには料金所は一切なく、サービスエリアのようなものもほとんどない。たまにトイレ付き駐車場がある。
    こちらでは写真のように、昼間でも常時ヘッドライトを点けて走る。
    これはとても良いと思うが、日本でやると対向車に嫌がられることが多い。

    写真はアウトバーンを下りて立ち寄った馴染みの肉屋さん。
    当然ながら日本とは全く違う品揃えです。

    11月3日、ロビーに干してあるクルミとクルミ割り器。

  • 山本孝志

    スイス交流も一月を過ぎ、10月20日から23日まで3泊4日の国内旅行に夫婦で送り出してもらっています。
    スイストラベルパスという普通列車や特急2等車、湖船などが乗り放題のチケットを利用しています。

    チューリッヒ、ベルン、ジュネーブ、ローザンヌ、モントルー、ツエルマットを経由してスイスをぐるりと回るコースです。

    22日は快晴に恵まれてマッターホルン観光を楽しみました。
    写真数点を加えます。
    ローザンヌとモントルーの間はレマン湖の定期船に乗ってみましたが、外輪船で機械の動きに見とれました。

  • スイスより 山本孝志(岡部)

    スイス交流アルバムに写真2枚を追加しました。
    ドイツ語で「全人の幸思う者に行き詰まりなし。私がやらずに誰がやる。今やらないで何時できる」という1枚と、それを倉庫の壁に書き加えた場合のシミュレーションの写真です。

    こちらは一昨日特講が終わり、その内の一人24歳のオランダ人青年が2週間の予定で滞在しています。
    実習というよりも会員としての滞在。
    きけば仕事は大型テントの設営で、軍隊用とか難民用とかの設置に欧州中を回るそうです。

    特講の間は会場と生活館にメンバーが半分ずつに分かれていたので、また合流して急に賑やかになりました。
    次の特講の申し込みも来始めているそうです。

  • 山本孝志(スイスより)

    ハーゲンブーフの標高は600mくらい。
    急速に秋が深まって朝は0℃、最高気温は10℃あまりになってきました。
    ずっと風呂に入らずちょっと辛いなと思っていたところ、今日から毎日風呂を沸かして皆んな入るとのこと。
    勧められて昼休みに入りました。
    写真の通り大きな木の風呂桶で循環式になっています。

  • 山本孝志(スイスより)

    外国での言語生活がどうなるのかということは、出発前には一番心配なことだが、スイス実顕地の中では日本語も使われているので不自由しない。

    日本語は使えないが英語はできるというメンバーとは英語でやりとりする。

    毎日の安定した仕事があって食事があれば、新しい言葉を身につけるのは難しいと思う。

    この点は岡部でモンゴル研修生2人の日本語の勉強を手伝ったり、その後の彼らの言語生活を見たり、今年11月からさらに2人受け入れることを考える上でヒントになる。

    つまり生活に困らなければ日本語習得の意欲は高まりにくいが、あえて困らせるということもありえない。どうしたら良いか。

    自分の成長を振り返ってみると、幼児に兄弟や近所の子供と遊んでいる時に猛烈なスピードで言葉を学んだのだろうと思う。

    中学生時代には国語が非常に好きになってたくさん本を読んだ。並行して英語の勉強もしたので、基本的にはこの頃話せるようになっていた。

    村ネットをスイスでみると、ある意味閉鎖的な感じがある。
    日々の投稿を、少なくとも実顕地のあるスイス、ブラジル、韓国、オーストラリア向けに翻訳し続けることが必要ではないかと思うが、そのためのいわゆる「経営資源の投入」をどうして行くか?考えどきではないだろうか。

    写真は食卓にあるキッコーマンの醤油差し。

  • 山本孝志(スイスより)

    昨日は頼まれて牧草地の中のアザミ抜きをした。
    写真の道具、何に使う物かと思っていたが、牧草地を見回ってアザミを見つけたら根から抜く。羊などに害があるため。
    美しい牧草地も繊細な管理で維持されている。

    新聞折込みに入って来たワインの通販カタログを見ると、スシに合うワインも用意していますというページがあった。
    ここまでスシが普及するまでに、どのくらいの時間がかかったのか、人の交流があったのかと考える。

    持参した新書の内「問題は英国ではない、EUなのだ」エマニュエル・トッド 文春新書を読了。
    この中ではフランスでは宗教の影響がすっかり薄れた社会になっているというようなことが、繰り返し書かれている。
    ヨーロッパはキリスト教が支配的な社会というイメージを持ち続けていたが、実際はどうなのだろうか。

    このところ主な仕事は養鶏を1人で担当して正味3時間くらい。
    特に新しく買いたい物もないので、計算してみると往復航空旅費を使っても、日本国内にいるのと一月の生活費はあまり変わらない。
    これは出来るだけ多くの人が交流に動くべきかと思ったりします。

  • 山本孝志(スイスより)

    今日は午後からツエールマッテンの会場で特講があり、10名くらい参加者が集まるようです。午前中会場の周りの掃除をしました。

    外国に行くと機械や道具の形に興味がわく。
    選卵室にあるラベラー、賞味期限を常温と冷蔵の2段に印字できる優れものです。

    こちらで日本がどういう風に出てくるかも興味がありますが、昨日は地元紙に「アメリカシアトルの病院でトヨタ生産方式が採用されて、患者への対応が手厚くできるようになった」というような記事が大きく出ていました。

    家族向け雑誌に貝印の三徳包丁が全面広告を出しています。

    こちらではドイツ、フランス、イタリアの色々な乗用車が見れて楽しいですが、近所に三菱アウトランダーに乗っている人がいます。

  • 山本孝志(スイスより)

    スイス実顕地で10日目の朝です。
    私自身は交流提案を受けた時から観光には興味がなく、実顕地の中で落ち着いて生活や作業をしたいと思っていたので、
    望み通り養鶏や菜園の軽作業をしながら過ごしています。

    今日までで一番印象的なのは、天候が安定していることです。
    この10日間一度も雨はなく、1日の中での気温の変化もほとんど同じです。
    日本では常に雨の予報を気にしたり、毎日の気温の変動も大きいですが、そういう気を使わない生活です。

    おそらく関係があると思いますが、食事の献立も変化が少ない。
    私自身は、岡部にいる時に毎日の献立が変わり過ぎることに困っていたほうなので、こちらの方が安定感があります。

    いきなり一般化すると、日本では常に目先を変えることや社会の変化ついて行くことに強迫観念が強いように思いますが、ここではそれから離れて生活できます。

    かねて興味があったスイスの物価について。
    工業製品については、人件費比率では日本よりも相当に安いらしい。
    日本のバラエティー番組で見たところによると、スイスの最低時給は日本の3倍くらいらしいが、こちらで新聞折込み広告など見ると、液晶テレビやデジタルカメラの値段は日本とそう変わらない。
    人件費比率では半額以下らしい。
    食品は高いというが、ワインは日本と同じくらい、パンは1kg200円というのがあった。肉類の単価は日本の2倍くらいか。

    実顕地の保有しているトラクターや農業機械も1人あたりでは日本の何倍も多い。これは農業の内容や農地の形、国の農業政策の違いもあるが機械化は数段進んでいる。
    比較的には機械や工具類も安いのであろう、実顕地内にふんだんにある。

    毎週日曜日の夜に全員寄っての研鑽会があるので、また報告します。

  • 市川雅巳 (那須実顕地)

    山本さん・悦子さん

     メッセージ・写真 楽しく拝見しています。
    私達夫婦が交流した3年前を懐かしく回想しました。

     スイス実顕地が華やかに変化しているように感じます。農機具倉庫辺りの写真からそう感じました。

    • スイスより 山本孝志(岡部)

      こちらに来て1週間経ちました。
      毎日安定した過ごしやすい気候です。
      パン、スープ、サラダ、ハム、野菜や卵という簡単だが美味しい食事で、体重がすっと2kgくらい落ちました。
      日本では食べ過ぎだったのかもしれない。

      • 永旗 ひろ子

        私でも体重減るかな~。憧れ。

  • 山本孝志(岡部)

    スイスに来てみると空気は日本とあまり変わらない。
    ハーゲンブーフは風が弱く穏やか。

    自分にとって大きいのは、交流に先立って8月下旬に両目の白内障手術をしたこと。
    視力の調整もして裸眼で1.0くらいになったので、小学校以来52年ぶりに眼鏡なしで出歩くようになったこと。

    今回あえて辞書は持ってこなかったが、今朝アプリを探したら英語ドイツ語辞書があったので、スイス供給所のお知らせの内容は読み取れた。こういう時代ですね。

    • 永旗 ひろ子(豊里)

      妻も美しく見えますか?