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ふるさと村in六川津木実顕地


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「会員さんってどんな人?」

9月初めに会員の集いを六川津木で受け入れたい、と提案して最初の準備研はこんな言葉で始まりました。もう20年近く会員の集まりがなかったので、無理からぬことではあります。

結局、とにかくやってみよう!とやることになり、六川学園のOBや関西の会員さんたちに声をかけてお誘いしました。結果、兵庫・京都・大阪から計10名が参加されました。

みかん狩りを楽しみにしていた22日、なんと予報に反して雨!「これではみかん狩りはできないよ」と果樹部からの連絡が入りました。 どうしよう?他に何も予定していないし!

ところがオリエンテーリングが終わるころ、雨は小降りになり、「畑には入れないけど、柵ごしになら採っていいよ。」ということで何とかみかん畑に、そして少しなら、と畑にも入ってみかん狩りもできちゃました!

本来、この時期のみかんは極早生で味に深みがなく、香りを楽しむくらいのものなのですが、ヤマギシのみかんの美味しいこと!甘味と酸味がとても強く、皆さん大満足でした。

夕食には津木地鶏の唐揚げをメインに、ポテトサラダ、キャベツの千切りなどが用意され地鶏のあまりの美味しさに食生活の人が驚くほどの食べっぷりでした。

夜の交流会では、村人もたくさん集まり、活発な交流ができました。 ある方の「六川の風景をみていると、子ども達を学園に送った自分の行為が、あれで良かったんだと思えました。」という趣旨の発言が心に響きました。

また、ヤマギシって結局のところ、一人一人の心や行為に現れるもので、形や組織ではないとう内容のことも出されました。

翌日は六川の村参観をし、その後津木実顕地に移動して村参観、たまご採り体験をして昼食の『卵かけご飯』で卵の美味しさに改めて舌鼓をうち、次回の再会を期して解散。

始まるまでは、ハラハラドキドキの2ヶ月間でしたが、いざ始まってみると、参加された会員さん達のパワーにも助けられ、とっても楽しいこころ温まる2日間でした。

次回はみかんの花咲くころに又寄りましょう!

今回やってみて思ったこと、

思いがあれば実現する、ということと、

ある村人が奇しくも発言した、私達村人は「村人である前に会員なんだ」ということでした。

津木実顕地  鎌田茂樹

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コメント

  • 黒柳史朗(京都)

     京都から5人で参加させてもらいました。交流の醍醐味も味わいました。何年ぶりかの受け入れとは思えないほど、スムーズ且つ温かさを感じました。
    初日、小雨でみかん狩りがどうなることやらと心配していたけれど、現場で小止みになり、ごく早生とは思えないほどの深い味で堪能。夕食は、地鶏尽くしで、1か月分くらい食べた感じ。
     村人たちもたくさん交流会にも参加してくれて、いろんな話を聞くことができました。皆さん、淡々と語っておられたのが印象的です。心地よく、就寝して翌朝は久しぶりの『美化』村参観も六川ならではの雰囲気を味わいました。
     津木に移動しての鶏舎見学。肉鶏の雄雄しさに感心。ひよこも抱かせてもらいまた感動。いよいよ収卵体験。産卵場をノックして鶏さんに『ごめんね』といいながらまだ温かい卵を収卵。どの鶏も元気そのもので、おいしさの秘訣だなと思いました。2日間、みかんの香りとともに、心地よいときを過ごせて大満足で帰りました。10年以上もヤマギシとかかわっていなかった人も大満足だったようで、名残惜しそうでした。
     村も受け入れは大変でしょうが、こんな試みが続けば嬉しいなと思いながら2日間、本当に堪能させてもらいました。企画してくれた方、迎えてくれた方、お世話になりました。ありがとう!