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60代70代の研鑽会



10/11~12に一志実顕地にて開催された60代70代の研鑽会は参加者約150名とにぎわっていた。
2階の大研鑽会場の障子を外して廊下までびっしり。
東は北海道の別海G、榛名、岡部から西は六川Gや北条Gからも参加していた。
研鑽会が始まると次から次と発言して、沈黙の時間がなかった。
最初は11月の那須特講を作るために、関東へ拡大に行った柳さんと前田さんの話。そこから社会づくりは特講ではないかと展開。
青年たちがいる、結婚できるように、この年代が婚活を用意していく必要があるのではないか。全国実顕地にあちこちと青年男女がいるので、そんな情報を交換していきたいねとか 。
実顕地交流をやってみての話から交流の狙いが考えられた。特に春日山の福田さんの加賀G交流の話は感動するものであったように思う。
夜の研鑽でも寝る人がほとんどいないぐらい熱いものがあった。

その後の懇親会は男女とも大いに盛り上がった。もちろんアルコールの勢いもあったけど。

2日目の朝7時から、参観した。飼料センターでは鈴木さんが地域からの飼料稲が数百トン入荷されている実態について。また遠藤さんがやっている畑ではキャベツ、白菜などの野菜が生き生きとしていた。そこに遠藤さんの熱い思いが添えられた。次は鶏糞堆肥の製造では、宇野さんが、ほとんどにおいのしない鶏糞づくりの工程などについて話してくれた。
そのあと、再度朝の研鑽会。参観が終わって研鑽会場に戻ると、豊里メンバーが大勢待っていてくれた。昨夜の熱いムードが感じられた。
最初は前回の研学Ⅲに参加してよかったという高瀬さんの話。毎日が、仕事をしたくないが、肉牛のメンバーに会うのが楽しみで職場に行っているとか。
次回の研学Ⅱにも参加するとのこと。
安井さんは「実顕地は人間が育つ畑だ」と目をキラキラさせて話す姿にも感動した。
また、今加賀Gに交流している西村さんから「みんなもっと他G交流に行ったらよいと思う」とかも。
那須特講をみんなで作っていこう!とかも。
久しぶりに会ったメンバーの熱い思いが感動がこれからどのように展開していくか楽しみ。

春日山実顕地  橋口利明
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コメント

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    やっぱり大勢での「研鑽会」の迫力は魅力的。

    最初、楽しいけど、何とな~くピント合わないかな~と思っていたけれど・・・

    夜、一志実顕地の人から、「機械化できる新鶏舎を建てる」ことが出された。

    既に、経営的な試案は検討されているらしい、が、平均年齢67歳で、今から新築するか、という辺り。

    どこが研鑽ポイントなのか? 一志の人たちが心底 話し合って「一致点」を見出すところ?一志だけでなく、全実顕地のひと?

    で、なんとな~く霧のなかで、一日目 終了。

    二日目、朝一番。

    実顕地参観をした人が「飼料米が地域から500トン搬入されているとか、鶏糞が活かされていることに触れ、まわりに支えられて実顕地があるんだなあと思った」と。

    その時、ハッとした。「誰のものでもない実顕地」だった!

    『実顕地を造っても、そこに集まった人達だけで考えてやっていたらよいというものでなく、イズムの仕組みに乗ってこそ、その実顕地もいけるのです。』

    実顕地として、託されているものがありそうです。

    鶏舎が新築なるか、ならないかの現象面はともかく、啓かれた心境で話し合いたい、って思いました。

    次、来月「実顕地とは」みたいなこと出し合いたいな!

  • 濱川 由紀子 (一志実顕地)

    沢山の人に来てもらって、一志が動いた。改めて、動くもとには、人の心があるのだなーとおもった。そんな心の繋がりを大切にした実顕地づくりをやっていきたいと思った。

  • 下田妙子 (一志実顕地)

    60代70代研、一志開催にあたり、気持ちのあるところで、自然発生的に、準備に何人もの人が関わった。結構、底力あるじゃない。研鑽会に、宿泊に、一志始まって以来の人数で、いつもの一志と違って見えたし、一志が一志の人のものだけじゃなくなっていく感じがしました。

  • 山本孝志 岡部

    一言。
    私は運転免許更新の際に指摘されて、昨年9月に両目の白内障の手術を受けました。近視の矯正も兼ねたので、手術後は手放せなかった強度の近視の眼鏡が不要になりました。
    視力については実に55歳若返った感じです。
    文字通り世の中の見え方が変わりました。
    60、70という数字にこだわり過ぎているようにも感じますが、今の人類は大きな塊として前人未踏の長寿世界に足を踏み入れていると見たら、できることが次々に広がって行くのではと思います。

  • 橋口利明 春日山

    この研鑽会をやってみては、この年代の幸福研鑽会だと改めて思いました。ならば、第3回もやりたいと思いました。
    僕の職場(東部養豚部)でも、3人が参加していて、毎日この話題になっています。青年たちがこの話を聞いてどう思っているかな?

  • 井口義友 別海

    集まって、話すことで何かが一人一人の中に原動力になるものが生まれて来るような雰囲気を橋口さんの文章や写真を見て感じましたね。

  • 出原利章(春日山G

    研鑽会に参加して60代70代の熱い気持ちを共有しました。いくつになっても夢を持ち生涯現役で楽しみたいと思います。

  • 柳 文夫 春日山

    9月の60代70代の研鑽会の第2弾。
    すごい盛り上がりでしたね。
    関東への出張のあとで、職場の方も気になりながらの参加でしたが、
    送りだしてもらって、拡大の旅、感じたままを伝えられたのがよかったです。
    また、沢山のひとの顔の表情が、いきいきとしていたのが印象的でした。
    会場のみんなの発言がとめどなくされていたのも印象的でした。
    さあ、これから、みんなでどうしていきましょうか。
    体験発表や心境など、また聞かせてくださいね。

    それと、橋口さんの報告の中で、飼料稲とありますが、これは飼料米の間違いでした。

  • 妹尾勇次 春日山

    橋口さんの報告から熱気が伝わってきましたよ。