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「特講が始まった」 1961回特講


特講A


1961回特講が2017年12月29日~1月4日に豊里実顕地で、中国・台湾・香港から21名が参加され日本の参加者と一緒に賑やか開催されました。参加された数名の感想文を紹介します。




台湾 男性
確かに、とても意外でした。まさに本当の幸福な理想社会を実践している人達がこの世界にいたのです。
俗世間からここに来て、特別研鑽会に参加して、一週間が経ち私を真人間に生まれ変わらせてくれた感覚があります。
心穏やかに、真面目に他の人の様々な見方と理解を真面目に聞きました。このようなことは自分にとって何十年も起こらなかった。
帰ったら、今回の研鑽会で学んだこと(怒らない、零位に立つ)を実践して、今後の大小の出来事に対処します。
今回の研鑽会のスタッフのご苦労に感謝します。
また今回のヤマギシ会が私にこのチャンスを与えてくれたことを再び感謝します。

台湾 女性
2017年から2018年の年度が変わる時期に、山岸会にきて特講と研鑽を体験する休暇旅行というのは、自分への新年のプレゼントの1つでした。また一緒に自然農法をやっている仲間とこれたということを特別に感じます。
今回集まった香港、日本、中国、山岸会の係の人と一緒に1週間過ごしたことは縁だということを強く感じます。『縁があれば千里も遠しとせず会える』
ここ数日間、順調で穏やかであり、心が平静な無駄なものの無い生活でした。このような経験というのは、できるだけ多くの人が体験できることを望みます。
今日見た子豚や牛は、以前(他の場所で)見たことのある動物の生活空間とは異なっていました。このようなやり方をしている山岸会の人たちを私は尊敬します。
動物の世話の仕方や、私がみた環境はとても良いと思いました。特講の後に実践したいこと:台湾に帰って、感じたことを共有し、研鑽しながら、体、言葉、考えというものを意識した生活を送り、農業に応用する。『平安』『幸福』『人のために』についてよく研鑽する。人々の和合がこの世界の道である。

台湾 女性
今回特講に参加できたのは特別な経験です。研鑽のテーマからだけではなく、多くの特講生から自分の考え方に資する話を聞くことができました。今後はより自由な角度から物事をみるということをやっていきたいと思います。山岸会が無私の考えで学習の機会を提供してくれたことに感謝します。特講生と係の人に感謝します。

中国 女性
今回の特講に参加できて光栄です。自分の考えと習慣の慣性を深く見つけた。
自分がバランスを崩してしまう時の原因を考えるというのは、同時に私に強い自信を与えてくれ、他の人も最終的な考え方というのは自分と同じであるということと感謝の気持ちをより多く感じます。
私は零位に立ち返り考えて、確かに自分および他人の幸福にとってよくなりました。
自分は今から物事に対する洞察力をさらに備えて行きたい。
ヤマギシ会と係さんの手助けに感謝します。

中国 女性
一番最後の歌が終わって、特講も終わりに近づいた。
短い六日間の研鑽の中で、私にとって最も不思議なことは六日間の中で携帯を使わなくてもまだ死んでないということ。
身体の状態もとてもよい。よく食べ、よく寝る、シンプルな人間関係など、すべてが私に安全と楽しみを感じさせた。
多くの理屈を聞いても、幸福な一生を送ることはできないとよく聞きます。
これは何故でしょう?なぜなら私達は思考方式を間違えていたからです。
その原因考えすぎにあります。
もし自他共栄の原則だけ考えていれば私達の人生はとてもシンプルになりました。
シンプルは幸福の始まりです。
私はヤマギシ会を愛しています。この間のあなたたちの苦労に感謝します。
特講に参加した一人ひとりと共に歩むとき、その真実さと真面目さに感謝しています。私はここで勉強したことすべてを真面目に実践します。
まだたくさんの言いたいことがあります。しかし、この心の中をどう表現したらいいのかわからないです。ですから、次に会ってまた続けて研鑽しましょう。

台湾 女性
携帯と時計とスーツケースを出して簡単な衣類だけ残し、ここで六日間の生活をした。
でも、退屈な感覚はなかった。むしろ、人と人との間は、携帯、パソコン、テレビなどがないのでより多くのコミュニケーションがあった。
これは人間本来の暮らし方ですね。私達は多すぎる物質の中で迷子になっていました。
各地から来た人達がずっと一緒に暮らすので、お互いを知り合い、笑い声もますます多くなり、悩み事はどんどん私から放れていく。人は世界の中でお金を稼ぐために多くのエネルギーを使うのに、しかし自分の快適な生活を得ることはできない
ここでは、むしろ簡単にそれができます。
人と人の付き合いはとても難しいです。
調和した付き合いはもっと難しい。ですから、ここに来て最初のテーマで長い時間をかけてなぜ腹が立つのかを私達に考えさせました。
そうですね。あなたの腹が立つことをよく考えたあと、そんなに腹が立たなくなった気がする。だから、こんな快適な環境の中で、人が自然に穏やかに変化していった。環境は人間に影響を与えることができます。
人と自然が調和した環境の中で私を「桃源郷」の世界は実現できると信じさせた。



「特講が始まった」

台湾・中国・香港、フランスからも20数名も参加した特講が始まった。

彼らも食べる750人分のカレーを作る玉ねぎの下準備に入らせて貰った。

ナイフを持ち一個いっこ玉ねぎの皮を剥きながら、これが変化してカレーになるのかと思った。

特講で自分が食べたものが口から喉へ、その先どう変化していくのかを研さんしたことを思い出した。

人体は一個の玉ねぎに変わる40兆(60兆)とも)の細胞や酵素がつくっている。

この私の身体もその細胞の分列作用による一料理に過ぎない存在だということを呼び覚まされた。

こう云う世界観ではタダの自分.タダ働きとしか言いようがない。

特講は凄いなぁ??????
特講に出会えて良かった^_^^_^

豊里実顕地  吉田牧生

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コメント

  • 黒柳史朗(京都)

    圧倒的多数の中国、台湾語。通訳の方も大変だったでしょうね。久しぶりに交流会に出ることができて自分の特講も、少し蘇りました。数少ない日本人参加者の弟夫婦も味わったようです。もう少し、日本人も参加者が増えれば、嬉しいなと思いました。この奇跡の様な社会を皆が知れば、きっと平和な世界になるのになと。