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豊里の皆さんお世話になりました!


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12月29日~1月4日の中国語通訳の特講に参加したアーシュエン(女性・22歳・台湾)からのメッセージです。
特講終了後、豊里実顕地で乳牛部を寝枠に、一ヶ月間実顕地生活を実習しました。


親愛なる豊里の皆様へ

豊里のほとんどの人達にお会いできてうれしいです。

私はここでの実習が始まった初日の事を今でも思い出します。
職場以外のフリーな時間のことを少し退屈に感じていたので、
ここで友達を作れるよう手紙を書きました。
そして村人ロビーのホワイトボードに掲示しようと思っていました。
でも実際には最後までその手紙を掲示しませんでした。
実習の2日目から、色々な方法で沢山の友達が出来始めたからです。
一緒に食事をしたり、一緒にお風呂に入ったり、村の活動や催し物に参加したり、
子どもたちと遊んだりと・・・
私のお世話をしてくれた方々には感謝してもしきれません。
私は皆さんが台湾の料理やお茶を気に入っていただけたと願っています。
これは私から皆さんへの精一杯のおもてなしです。

この約一ヶ月の実習で私が感じたことは、共生することの利点を理解する事が出来たので
すが、時には少し疲れを感じました。不思議な感じです。
しかしその事にバランスを見つける事を知りました。
そして、その事は私の人生全般においても重要なことです。
研鑽のためには、自分の考えている事を率直に話すだけではなく、他の人が感じていること
を集中して聴くことです。
私はそれをこれからも実践して行きます。
台湾で私がやろうとしているプロジェクトのパートナーを探すための最初の一歩になるこ
とでしょう。
言いたいことがあまりにも沢山ありすぎます。

今回の体験は台湾に帰国してから最も印象的なものになるでしょう。
さようなら。豊里のすべての魅力的な皆さま。
もう一度お会いする日を楽しみにしています。
よろしくお願いします。

アーシュエン