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中国からの来訪者


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村窓に英語で電話がかかって来た。
「よく分からなかったけど、実顕地に来たいような・・・感じ???」と、りっちゃん。
さすがりつこさん。着信番号を控えて、雅子さんへ。
それを見た雅子さん中国からの国際電話のようだけど、英語なら浦崎さんと、浦崎さんへ。
浦崎さんが電話するも繋がらず、雅子さんはその番号にショートメールでこちらのアドレスを伝え、メールでやりとりし、来訪が叶い、訪れたのは25歳のウェンディさん。
中国広東省の観光農園で野菜や動物を育てながら、イベントを開くスタッフで働いているらしい。
受け入れ職場は蔬菜部。大森雅樹さんとマンツーマン。「なすやキュウリの収穫。もう、見たくない位収穫し袋詰めしたけど、ミニトマトを取ってる時は嬉しかった。収穫しながら食べれたから」とのこと。大森君と小学校の授業参観にも行った。
長澤さんとは梨の袋掛け。
日曜日にはふるさと村のスタッフと一緒に受け入れをした。
「中国の自分達がやっている農場よりこっちの方が大きいのに、50人しか受け入れないの?自分たちの所は農場のスタッフがみんな全員で関わって、1回で500人から2000人は受け入れている」
「太陽の家が一番楽しかった」「乳牛は朝早くて朦朧としていたうえに地震があり、四川省の地震の怖さを思いだした」「美味しい食事を作ってくれているところも見たかった」

「ヤマギシの40年の歴史や文化、長い間積み重ねてきた物語を知りたくて来た。中国で自分達の農場は100人位で経営しているけど、ここのように楽しい感じでなく、仕事としてやっている。お金を稼ぐばかりであまりやりたくないし、停滞している。お金儲けのためにやっている。生活を豊かに、どうやって幸せになり合って行くのか知りたい。」
「ネットに流すといっぱい来たい人が出てくると思う。友だちや家族にも知らせて、この幸福感を味わって欲しいと思う。」

どんな人もアクセスさえできれば、繋がって繋がって、いろんな職場や人に触れ、出会える、そんな実践だったのかな???
もっと知りたい事はあるようでしたが元気に中国に帰って行きました。「次は家族を連れて来たい」と言いながら。

豊里実顕地  喜田栄子