ヤマギシのむらnet

胚移植技術研究会に行ってきました。


105220
20年ぶりに、胚移植技術研究会に行ってきました。
全国の主に家畜受精卵移植技術研究機関、実施団体が年に一度集まって研究発表をする機会です。
今年は三重県が初めての主催県になり、豊里実顕地肉牛部が発表の機会を得ることができました。
三重大の大講堂で各県の畜産研究所 大学の研究機関等が発表する中、[ F1への2卵移植と3産取り肥育を目指して ]と題して、ヤマギシらしい実用レベルの研究発表でした。
演者は中江果林。 かりん かりん と気安く呼んではいけません。この業界では中江先生なのです。
あの小さな体で、堂々とした発表。質疑応答でも臆することなく応答する姿は、チョット感動モノでした。
発表の後も反響が大きいようで、質問や依頼の連絡が中江先生のスマホにたくさん入ってきているそうです。
豊里で和牛生産を本格的に開始して25年あまり。受精卵移植技術を核とした和牛生産。
酪農を含めた乳肉一貫経営。飼料稲や、わらと堆肥での地域農業との一体経営。
今後ますます私たちの活動が注目されるであろうことを実感しました。

豊里実顕地 平本和之
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コメント

  • 中江果林 (豊里)

    豊里で長年かけて、試行錯誤しながら積み上げてきたことの大きさを感じました。この発表をしてしまった(!)おかげで、これから新たな展開になるのかならないのか…。
    また、突然の呼びかけでしたが、豊里でも実際のスライドを使用して発表?をさせてもらいました。内容は、畜産未経験の方でも分かりやすいように意識してお話させてもらいました。たくさん聞きに来てくれて、牛のことに興味を持ってもらえて嬉しいです。
    それから、大作おじちゃん、真っ先にコメントしてくれてありがとうございます☆

  • 奥田裕実(一志)

    牛の事は全く分からないのだけれど なんか凄い気がする。
    その事に打ち込んでる 清々しさを感じました。
    家保 の人が ヤマギシさんは 双子を上手に育てていて という話を聞いた事があり この事なのかなぁと思いました。
    元気を貰いました。

  • 濱崎 忍 (豊里)

    難しいことは分からないので果林ちゃんでいて欲しい、けれど、果林さんの堂々とした真っ直ぐな姿勢、研究者としてのこれからの取り組みが楽しみです。
    子供達を目の前にしての発表にも対応しつつ、人間にも牛にもやさしい、りっぱなお母さんでした。それを見守る人達の笑顔が印象的でした。    

  • 平島春美(春日山実顕地)

    すごーい!
    自身の育児、出産も傍でこなし、地道な努力が実ったんですね!
    ヤマギシだからこそ!もあるのかな?
    ホント嬉しい限りです。

  • 湯前大作 (神奈川)

    高校生のような小さな体だけど、情熱いっぱいの果林ちゃん、素晴らしいです。技術とともにヤマギシへの理解も広げてください。