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韓国実顕地交流


無題
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韓国実顕地交流も残り1ヶ月を切りました。
今回の交流では色々楽しませて貰っています。現在の韓国実顕地の状況は私から見てとても活気があります。特講、楽園村の開催、地域の高校生の生活体験受け入れを含め、我々を含めた諸外国からの滞在者が次から次へと途切れなく続いています。
特に養鶏部の出発研は、カンボジアやタイからと地元の社員さん、交流滞在者そして実顕地の若者3名も含め皆がワイワイと中々いい雰囲気です。
又地域との交流も盛んです。実顕地の隣接地に、地域お輿のプロジェクトに応募した計画が採用となり、昨年秋に立派な蔓(つる)公園が出来、近くのバス停周辺の景観も良くなり、草刈り等のお世話をやり続けています。又、パームカルチャの泊りがけでの受け入れもあります。又懸案の鶏舎建築や家の建設も来年に迫ってきており、考える事が盛りだくさんです。家の建設は共同住宅の専門家による講座を市が実顕地で2回に渡り開いてくれたりする中、家に関する研鑽会も持ち、どんな家が良いかなとそれぞれの立場から出て来ています。子育て中の家族向きの家、年配者向けの家、夫婦向けや独身者向けの家、それらが個別でなく中庭を挟んで繋がるようにとか、これからが楽しみです。鶏舎建設は設計が最終を迎える中、後藤さんに来て貰い、皆の方針が固まり、来年4棟建てることが決まりました。あわせて、餌配合所や鶏糞倉庫などの付帯設備の建設もあります。
私は、皆の中で溶け合ってやっていきたいと考えて来ています。職場に行く時
最初に目に入ったのが鶏舎の周りの草でした。よく見ると刈りたい草が一杯あります。早速提案して草刈りを始め、社員さんも一緒にやり始めました、今では鶏舎周りは円盤でなくナイロンコードで簡単に済ませられるようになりました。例の蔓公園など草刈りの場所が多くヒョンジュさんだけでは手が回りません。今年の春、鶏舎建設用地の周辺に200本の幼木を植えてありましたが草に埋もれていて、5人でなんとか救出できた感じ。これではと思いスパイダーモアモアの提案をしました。結果的にはヒョンジュさんの使い勝手の良い小型のスパイダーモアを購入し5人で寄ってデモンストレーションも出来ました。雨の日は餌箱づくり、9年振りの大型台風対策でビニールハウスの天井を破る柄の長い鎌をイーソンスさんと用意したり、飛びそうな箱やコンテナなどをハンギョル君と片づけたり、台風後は道路に散らかった大きな枝木を取り除いた後をブロワーで掃いたりして楽しかったです。
ユンさんからは韓国実顕地の出来るまでの歴史を話して貰いました。1970年代に近くのバランという町で特講をやったり鶏舎を立てたりとか今でもバランの町の入り口の所に当時の看板写真があります。スオンやソウルの宮殿、北朝鮮が見えるオドウサンの案内もこころよく丁寧に詳しくして貰いました。イムジンガンの自由の橋の所で、朝鮮戦争の時別れた母へ数日前に書かれた娘からのメッセージを見つけ、訳して話しているユンさんが声を詰まらせ、裕子さんがすすり泣く場面もありました。
又毎晩7時半から毎日研をやり続けています。養鶏書を読んで色々出し合っています。一節を読んで思った事、その日あった事等々、色々出し合える場のある事のありがたさを感じています。
ユンさん夫妻、イーソンスさん、サンポさん、その時々来た日本人、杉崎浩章君、松本哲さん、川添夫妻、後藤さんも参加していました。
そうそう今まで日曜日の夜にやっていた仲良し研を8月の楽園村が終わって中旬から昼の10時から始めています。ハンギョル君の奥さんウンソンさんが子供に気を取られないようにと保育園に通っている日中に研鑽会をやろうとなりました。これは7月の末に日本から来た9人の効果かと思っています。また家の研鑽会も日中にやって行きましょうとなって来ています。
私はキムチが大好きです。交流に来た目的の一つにキムチをたくさん食べられる事が大きいかな。
今回唐辛子がたくさん採れる時期に来る事が出来、毎日生の唐辛子にサムジャンをつけて食べています。みち子さんの唐辛子を素揚げにして醤油に浸すだけのまさにシンプルな一品が結構受けています。もしかしたらキムチの仲間に加えて貰えそうです。
残りの期間も大いに楽しんでやって行きます。

               

 韓国実顕地にて  浦崎雄一
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コメント

  • 春木泰子(春日山)

    韓国実顕地の活動の様子が、私もそこにいるような、ワクワクと伝わってきます。実顕地がそこにあることが、いかされてるのを、実感できてエネルギーもらえる感じ‼️子供から、高校生、地域の人と、浦崎さん、みちこさん、たくさんの人との交流で、楽しんでるのが、伝わってきてうれしいでーす❗