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いがぶら・・やってみて


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やってみて一番楽しかったのは、心の変化です。いがぶらを今年は麺工場で受け入れてやってみよう。という話が出たのはまだ肌寒さの残る3月ごろだっただろうか。実施するのは秋だが、実行委員会が立ち上がり研鑽が始まった。
多少エクセルができる私がウェブサイトやガイドブックに掲載するプログラム(キャッチコピー,タイトル、紹介文、写真)のたたき台を作ることになった。相当な時間をかけてそれが完成。2回目の実行委員会で披露。内容の色んな個所についてみんなが色んな事を言ってくれた。それを受けて作り直した。6月末の原稿締め切りまでに、何度かの委員会があり、11回目の校正で提出した。推敲を重ねた自信作だった。7月末にウェブサイトに掲載された。3か所が訂正されていた。なるほどという内容だった。事務局のプロの校正だと思う。この間考えはころころと変化したが、それが心地よかった。他に言われているという感覚がなく、自分が原稿を作っているという感覚も少なく楽しかった。
家族って何だろうな?春日に来て最近思うようになったのだけど、家族って、成りあっていくのかな。触れ合って共感しあって、溶け合っていくのかな。
製麺部でも何度も出し合い、受け入れのシュミレーションもやった。その過程で自分の中で苦手なKさんが、いつも一生懸命なKさんに変化した。麺工場での受け入れは描けたが学食での食事が描けなかった。何度目かの委員会で食からHさんが入ってくれると聞いた。その瞬間具体的なことは何も決まっていないのに、もう描けたような気がしてほっとした。その時なぜか家族という言葉が浮かんだ。加賀実顕地の時、毎週釣りに行ったが、釣れた時は私がさばいて下ごしらえをして、Hさんが天ぷらや空揚げにしてくれるという2年間の生活があった。出発研整理研も2年間毎日やった。そのせいかな?
10月1日に17人を受け入れいがぶら実施。皆とても満足してくれたようだ。
そのことも嬉しかったが、それ以上にこの期間中ず~と、いろんな人と触れ合い、暖かい何かを感じながらやってこれた事が何よりのことです。

春日山実顕地  福崎敏郎

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(参加者の感想 アンケートより)
スタッフの方々の心づかい、準備、ともにとても感心しました。もちろん、うどんの作り方、美味しさにも感動し、社会見学のようなうどん製造の工程もみせて頂き、大満足の1日となりました。ありがとうございました。

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(いがぶらとは 実行委員会ホームページより)
伊賀をぶらりと体験する小さな旅「いがぶら」
「いがぶら」の会場は伊賀市全域。
伊賀市は、上野城を中心に旧市街が碁盤の目のように整備され、その周辺を緑溢れるのどかな農村風景が取り囲む風情豊かなところです。
伊賀といえば伊賀流忍者が有名ですが、忍者以外にも、伊賀の風土と歴史の中で育まれてきた伝統文化や、江戸時代の面影を色濃く残す城下町の町並み、盆地特有の気候と淀川源流の清水がもたらす自然の恵みなど、魅力満載。
そんな魅力溢れる伊賀を、行楽シーズンでもある9月21日から11月24日の約2か月間にわたり、ぶらりと体験する小さな旅が「いがぶら」です。
多彩なメニューでお客様を「おもてなし」させていただきます。
観光客の方々はもちろん、地元の皆様も地域の魅力を再発見できる「いがぶら」に、ぜひご参加ください。 皆様方のお越しを心よりお待ちしております。

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コメント

  • 川原 浩 (多摩実顕地)

    いがぶらのサイト⇒いがぶら
    72番にけいされていました。福崎さんものっていましたよ!