ヤマギシのむらnet

幼年を考える研鑽会やってみて


先月豊里で1泊2日の幼年を考える研鑽会があり、来年度の幼年対象の子を持つ親達が集まりました。いつも離れた場所にいる親達と顔を合わせて研鑽会できることが、先ずはとても嬉しかったです。

今は子どもの人数も少ないし、どこかに幼年があるわけでもないけれど、そんな中でも、我が子を幼年に送り出したいと考えている親達が子どもに願っているもの、親としてやっていきたいところ、心の内にあるものを出し合って触れることで、私自身も心動かされるものがありました
本音で話し合えたり真剣に向き合えたり、、、こういう親達と一緒ににやっていきたいな、子ども同士が思い切りやれる幼年の一年を共につくっていきたいな、等々。自然に湧いてくる思いがありました。

今年の春から幼年楽園村にデビューして、毎月の合宿にも送り続けてきた親達もいました。我が子をどんな思いで送り出してきたかのか、その姿からどんなことを感じていたか、そんなところも話題になりました。
私は今まで、受け入れる側でも子ども達をみながら、色々と感じることはあったけど、親達の思いも聞きながら、改めて楽園村や合宿をやり続けている価値を感じられたり、そのことが次の春からの幼年に繋がろうとしているんだなぁと実感することができました。

実顕地参観では、緑地公園などのお散歩コース、乳牛や肉牛などで村人の話を聞きました。その中の感想で『豊里は自然もいっぱいで色々な人がいて豊かだなぁと感じた』『子ども達が散歩に行けば、こういう村の人達に触れられるのかと思うと嬉しかった』などの意見が出ていました。
私自身も、改めて感じる村の大きさだったり温かさだったり新鮮な気持ちになりました。また次回も参観希望の声がありました。次はどこに行かせて貰えるかな、楽しみにしています☆

研鑽会の最後には、次はまた1月にみんなで寄って親研しようとの声がありました。春に向けて同士やってくことは、まだまだ続きそうです。

豊里実顕地  松本瑞季
コメントがあります( 表示する | 表示しない

コメント

  • 喜田栄子  (豊里)

    昨晩幼年に送る親が23号の家を訪問してくれました。(今回は3つの家に来ました)
    前日に突然、村訪問するので受け入れして下さいとメールが入り、えー⁉何をするの?との思いだけでした。家の人全員にメールは届いていたようで、その場にいた人で、どうする?お茶くらい用意しようか、だけで当日を迎えました。
    今朝の家の人らと会った時の挨拶は「いい時間だったね」「よかったわ」でした。
    なんかあったかい時間をプレゼントされ、いつまでも味わっていたい、気分です。
    何を話すというより、それぞれに思ったことを出し合っただけなんだけど、時間も気にせず、同じ時を過ごしました。
    35年前に始まった話や自分が幼年に送った頃の話もほんの少し出たけど、今、なにもないところから幼年部をやろうとしている話や職場での話。
    幼年を考える研鑽会は今まで2回しかやっていないと、云うのも驚きでした。答えのない問いを繰り返したこの時間の味わいを今回送ることにならなかった親にも味わって欲しい。というのも心に残りました。
    おじいちゃんおばあちゃん年代と子育て中の親とでしたが、子どもを思う気持ちがいっぱい詰まった時間だったのかな、、、。
    こうしたら、ああしたらでなく、心の世界の話をした時間だったのかなーーー。

    • 葛原桃子(磯部)

      私たち夫婦は、23号の家で受け入れてもらいました。
      栄子さん、23号の皆さん、ありがとうございました。
      お茶とお菓子やイチゴを用意して、すごく楽しみに待っていてくれたようで、どういう趣旨で来たの?というセリフから始まりました。(笑)
      私たちも、特に何するとか何話すとか決まりはなく行ったので、お互いにそんな感じで。でもそれが、振り返ってみたら、よかったなって思います。
      集まった家の人は9人いましたが、趣旨がわからないなりにも、皆んな、新しく始まる幼年部について、それぞれの、過去から現在に繋がる話しとか、今の豊里で感じてることなどを話したりして。
      ヒトゴトでなく楽しみにしていることが伝わってきて、私たちも、豊里でこうやって見守ってもらったり、関わってくれる人達を直に感じられたことが、とても嬉しくなりました。
      「花ちゃん来るかなーって思って」と、プリンを用意してくれていたので、持って帰って翌日のお土産に。
      とても喜んで食べてましたよ!
      また交流したいです。

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    今日は豊里実顕地で「幼年をつくる研鑽会」があった。毎週の運研メンバーと、幼年に送ろうという親や小さな子どもをもつ若い親たちも寄った。

    若い親たちは幼年部や学園を経験している人が殆ど。その人たちが我が子がどうなってほしいとか辺りはもう超えているんだなぁ、と思った。

    送り出すことで村づくりをやっていこう、としているのが伝わってくるのです。とても嬉しくなった。

    私もその端っこに混ぜてほしい、と湧いてきた。35年前の自分の幼年部送りを皆んなの輪のなかに放して、新しい幼年をつくる素地を見付け出した。

    これから春に向けて、こころが寄って形が顕れてくるのが楽しみ。

    • 麻野幸子(豊里実顕地)

      昨夕の金曜村づくり研で:一志にも幼年さん来るかな?と。何がいいだろう?タケノコならある、それなら豊里にもあるから、やっぱり卵でしょ。
                 愛和館で卵かけご飯を食べて、この卵はどこからくるのかな、って探検したら・・・

      おじいちゃん、おばあちゃんは幼年さんの一志参観をしっかり描きました。

      そのうち、岡本の古民家の南側の棚田を復活させてプレゼントしたい!あの楽園村の竹やぶ散歩コースも整備したい!ワクワク~

      もう頭のなかは笑顔と歓声でいっぱい、誰に声かけようかなぁ。

    • 麻野幸子(豊里実顕地)

      「幼年部に子どもを送り出すことで村づくりをやっていこう」って、どんなことだろう?

      ある研鑽会で出したら、それは自分たちもそう考えてやってきたと思う。それと同じなんだろうか?若い親たちが描いている「村づくり」ってどんなこと?

      もっと聴きたいなぁ、とじいちゃん世代が言ってました。

      そういえば、私の思う「村づくり」でいい気分になっていたなぁ・・・

      もっと一緒に出し合いながら考えたい! 毎週の運研とかで研鑽してゆこう。