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ヤマギシ会全国運研


運研で特講を研鑽
ヤマギシ会全国運研で特講について研鑽

2月2日(日)~3日(月)にかけて、2020年第1回幸福会ヤマギシ会全国運営研鑽会を、春日山実顕地交流館で開催しました。
この全国運営研鑽会(運研)は、3ヵ月に1度、年4回、全国のヤマギシ会活動を推進している会員有志が集まって、その時々の運動推進のテーマや、各地の動き、活動企画の具体的な内容などを研鑽する場として設けています。
昨年の後半からは、実顕地の各部門からの出席や、楽園村や「ママぴよ」など子ども運動を推進している若い世代のメンバーも参加して、全体的視野にたった実顕地と地域会員が共にすすめる運動の研鑽となっています。

今回の運研では、特に特講について研鑽しようとなり、運研の研鑽テーマを「特講生を生みだす活動の研鑽」として、お正月特講と特講交流会や、冬の楽園村と最終日の交流会について、やってみてと今後に向けての意見を出し合いました。
また、各地で開催されている「特講を語る会」や「幸福研」から、特講生を生みだすにはどの様な研鑽会にするかなど、各地の現状を出し合いながら研鑽しました。
5月には、ここ3年間に特講を受けた特講生を対象に「新特講生合宿研」として、受講後のそれぞれを出し合い、幸福研になるような交流をする機会を設けることが決まりました。新特講生が特講出発時の原点に立ち返り、楽しい交流ができたらいいなと思っています。

今回の運研には、昨年11月開催の研鑽学校に参加した地域会員が、九州(唐津市)からと滋賀県から初参加。「このような研鑽会が続けられていて、特講が開催されていることを知らなかった。」と感想を述べていました。

ヤマギシズム案内所 松本直次
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コメント

  • 加藤和也(佐賀県)

    運研出てみて、なるほどねぇとあらためて思いました。思えばことの始まりは、1987年暮れ。新宿デパートの食品催事場で「ヤマギシの牛乳」を手に取ってからでした。「ヤマギシズム特別講習研鑽会」「腹の立たない」、、云々。(ふむふむ)などと眺めていると、エプロンひらひらの、なぜかおじさんが「ヤマギシの牛乳は甘いょ~」と声掛けしてくれました。
    特講のきっかけを語るにつけいつもこの、ヤマギシの牛乳パックに書かれている腹の立たない講座で、などと答えています。確かにそうなのだけど本当はエプロンひらひらおじさんの登場とそのキャラにどこか物懐かしさみたいなものがあって、いったい何なのだろう!?と、強烈な印象として残ったのが正直なところでしょうか。そのなぞは今に思えば明らかで牛乳を売っていたのでなくて「全人幸福運動」やっていたんですよね。

  • 麻野幸子(豊里実顕地)

    嬉しいです。
    実顕地での暮らしが長くなると、一般社会のひととの繋がりが薄くなるなぁ、と実感しています。
    「特講」への参加を呼びかけたいけど・・・
    今の社会の動きなど身近に、切実に感じている人たちの繋がりや声かけが伝わるように思います。
    なので、藤井さんのこころがとても嬉しいです。
    同じ思いの人たちが寄って相談し、よりよい方法を見出して、明るい社会実現を早めたいです。

  • 藤井 泰夫 大津市

    楽園村などには関わっておらず、言わば部外者なのですが、
    参加者の各部門のリーダー格の皆さんが、真剣に特講等の参加者を
    増やすかを考えておられるので、外部から見て、是非お伝えしたいと
    思うことを投稿いたします。

    最近、海外の大学を出たり、仕事をしたりしている人と
    話す機会があったのですが、意識の高い若者は将来に切実な危機感をもっています。
    良い会社に入って、高い給料を稼ぐとか、起業して一発当てるとかいう
    モデルは破たんしているみたいです。

    気候変動はストップできず、海面上昇すれば大都市の住民は難民化します。
    ものを所有することも、共有すれば良く、自然と調和する農業を始めることを真剣に
    考えている優秀な若者がたくさん出てきつつあります。
    ストレスから解放されて、心やさしい仲間の中で生活したいのです。
    こういう層とヤマギシを結ぶことができれば、大変優秀な人材を
    得られると思うのですが、いかがでしょうか。そういう方向もご検討頂ければと
    思います。