ヤマギシのむらnet

香港からのお客さん【タン シャーマンさん】


 

 木の花の道代ちゃんの紹介で、笑顔の素敵な女性がたった一人で、香港から実顕地の参観に見えました。

 彼女は香港を拠点に、中国雲南省でコミニュティ開発をするNGOのコーディネーターで、この20年経済が急速に発展したことによる、貧富の差に手が加えられないかと考え、貧しい人が自立していくサポートをしているそうです。

  

  

 台湾の雑誌でヤマギシの事を知り、インターネットで調べ、木の花に行ったことのある友人を通して道代さん経由で来訪となりました。

 着いた日の夜は仲良し研に一緒に出て、自己紹介しあい、実年齢とのギャップその若さに驚いた。村人の話に「豚の世話したい」「畑に行きたい」と何にでも積極的に反応していました。

  

 

 どこを見ても何を見ても興味深々の質問攻めで、先に進まず、午前中の参観は村人ロビーと販売所で終わりました。

 形よりも仕組みややっている人に興味があるようで、みんな幸せを願うが「自分たちがやっている元は何か」「モチベーションはどうやって保つのか」と尋ねてきて、自分の姿勢を問われ、たじたじになりました。

 次々と深い質問になり、雅子さんも「そこから先は特講だね。難しい。言葉にできない」と何度も首をかしげながら答えていました。今後の繋がり、広がりの予感がする人です。

  

  

 土曜日の午後春日山に行き、その後木の花に行く予定ですが、彼女は「ここにずっと居て、もっと心の話がしたい」と、メモと中国語、英語で話しています。

【豊里実顕地 喜田栄子】