「NHK短歌」で入選しました。
夏に美里での陽子ちゃんの写真展を見に行きました。写真に俳句が添えられていて「花さんも一句どう?」と言われましたが、その頃の私はやる事で頭がいっぱいで全く俳句なんて浮かんできませんでした。
「句の一つも出てこない暮らしぶりもなんだかなぁ」と思いながら、書店に立ち寄ると「NHK短歌」がまるで私を呼んでいるかの様に棚に並んでいて、即、買って読んでみました。
どれも面白くて、声を出して笑っちゃう歌もあったりして、すぐに一冊読み終えてしまいました。
NHK短歌は、初心者でも投稿できるらしく、それから毎週の詠題に合わせて歌を作り投稿し始めました。
短歌を作っていると、その瞬間にシャッターが押される様に、生活のひとコマひとコマが生き生きと心に刻まれていきます。忘れていた筈の昔の情景も、ありありと蘇ってくるのが不思議です。
そんな暮らしを楽しんでいたら、ある日NHKから電話が掛かって来て「あなたの歌が入選して、テレビで放映されます」との事で、びっくりしました。その歌がこちらです↓。
●肩寄せて隣の客と笑い合う花火帰りのニンニクラーメン
(NHK短歌1月号)
更に、初めて投稿した歌が「佳作秀歌」に選ばれていて、びっくりし続けました↓。
●「もしもだよ」ランドセル置き真っ先に君の瞳はくるり輝く
(NHK短歌11月号)
四季折々を歌にしていく暮らしをこれからも楽しんでいきたいです。
追伸:NHK短歌1月号には上門善和さんの作品も選ばれていますよ。
ほんとうに、情景が目の前のことのように浮かんできます! ニンニクラーメンの香りや湯気まで! もしもだよ の 歌も、可愛くて素敵ですね💗
情景が、浮かんでくる短歌ですねー。
四季折々を歌にしていく暮らし。
そんな心のゆとり、いいですねー。