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伊賀牛一貫肥育で初誕生


4月8日産まれました

4月8日産まれました

乳牛に黒毛和牛の受精卵を移植して伊賀市内で伊賀牛の繁殖から肥育まで一貫して完結させる「伊賀市地域内一貫肥育モデル事業」が伊賀市で採択され、春日山実顕地がその繁殖を担当して初めての仔牛が4月9日に産まれ、4月16日に育成を担う牧場への引き渡し式が伊賀市長はじめ多くの報道陣のなかで行われました。

読売新聞記事です

読売新聞記事です

(読売新聞4月17日より)
伊賀牛の大半は現在、他府県の産地から買ってきた生後8~10か月の子牛を市内で育てて出荷している。市では昨年度から、市内の農家をつなぎ、「伊賀生まれ、伊賀育ち」の伊賀牛を安定供給する仕組み作りに取り組んでいる。モデルでは、ヤマギシズム春日で飼育する乳牛を使って繁殖を進め、数田牧場が生後4~10か月、その後、青岳肥育組合(石川)で生後2年半まで育てて出荷する。
式では岡本栄市長が「一貫肥育を軌道に乗せていくための第一歩をうれしく思う」とあいさつ。ヤマギシズム春日の波田代表は「地域の発展に貢献できれば」と話し、数田牧場の数田直哉さんは「月に3頭のペースで受け入れるのが目標。病気や怪我がないように頑張って育てていきたい」と抱負を述べた。

春日山酪農部では和牛の繁殖をしていくに当たって、豊里肉牛部と連携を取り、分娩の見回り、飼育の体制づくりや和牛哺育舎の準備などを進めてきました。
まだ始まったところなので課題も多々あるようですが、そのことで職場としてのやりどころがありそうで楽しみです。今日こうやって実現できたことがとても嬉しいです。

春日山実顕地 岡野充樹
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コメント

  • 中江果林(豊里 肉牛部)

    私は和牛受精卵の部分で関わらせてもらいました。
    数年前に、伊賀の和牛農家さんの集まりに参加させてもらったことがあったのですが、その時から『伊賀生まれ伊賀育ちの伊賀牛』についての熱いお話は聞かせてもらっていたので、それが、こういう形で伊賀市を挙げて大きな一歩を踏み出せたこと、とても嬉しく思います。
    先月は、春日山酪農部から豊里肉牛部に和牛の哺乳交流に来たり、数田さんや伊賀市の職員さんが子牛の飼育を見学にみえたりと、豊里肉牛部も少しですがこのプロジェクトに関わらせてもらいました。
    これから更に新しい展開がありそうな予感がします。
    春日山酪農部、豊里乳牛部、豊里肉牛部で繋がり合って、もっとワクワクすること、していきたいですね〜♡