ヤマギシのむらnet

5/8(土)の春日山食生活の一日


「全員参加の研鑽学校」が終わって一週間、確かにあの最終日は中間研だったのだと思える毎日が続いています!

今日は朝から厨房も魚菜も鰹一色(今はまだ春日山食堂で仮住まいです)
朝7時頃行ったら、高階・北大路・村上・重山光子さんで鰹をおろしていました。まわり仕事は鮮魚部隊長の美津江さん。たたきと刺身にするらしい、全体量はサイズ2kg位4本入りのトロ箱が14ケース。北大路・村上.・光子が退場して春美・勝子が入り、そのうちなな瀬ちゃんが溜ってきた鰹の柵を昼食のパンメニューの準備を進めながら鰹のたたきにするべく焼き始める。
私は高階師匠の前で、おろすのをやらせてもらいました。何回もチェックが入り、緊張しながらも、おもしろかった!日頃はこの部分は男の人がやることが多いので、不慣れなチビの私には結構力もいりました。9時過ぎには午前の部はあらかたメドがたち、出発研。
魚に直接かかわらないメンバーはパン食の準備を進めています。
パンメニューは用意するもの、当日切る魚菜のものが多いのです。
出発研は今日・明日・明後日に迫るリニューアル愛和館への引っ越し準備の話題、明日の公人の丘の菊畑の草引きの事、今日の今からの各自の動きなどなど、、、
新しくなる厨房と魚菜はまだ、器具備品のレイアウトがはっきり決まっていません。
「できるだけシンプルに、前と比べてということなく、新たにスタートしようー!」と、始まったものの、新しくなったものもあるけれど、あらかたは以前の器具類をつかうので、ついつい、前はこうだったと亡霊がつきまう。

「言い張っちゃったのよね~」とか、「聴けなかったのよね~」と出し合いながら、「ひとの事はよくみえるねー!」とみんなで大笑い。

午後はまたまた、色々あって、テーマを意識せざるを得ない場面満載
元の愛和館に引っ越す予定が私達が思っていたより早まり、しかも急な発表だったので、メニューが度々変更になり(よくあることではある)魚菜はなんとなく混乱しています。
午後一番は鰹の刺身切り、呼びかけに応じた10人余りのメンバーが来て、1時間位で終わりました。
魚菜メンバーは刺身はその人達に任せて明日のメニューの肉じゃがにとりかかっています。副菜だった「じゃが芋と玉葱の煮物」が主菜の「肉じゃが」にかわり、糸コンと人参が加わり,量も変わってきます。

午後はなな瀬ちゃんがこどもの用事でいない、
量だし発注担当の香代子さんが涵養日
魚菜の発注見ている喜子ちゃんも引っ越しに備えて、涵養日
調理メンバーでメニュー研メンバーの信ちゃんは新しい愛和館の事や、引っ越しの事であっちこっち動き回っていていない。

さてやろうとしたら、「人参足りないよー!」「糸コンどこにあるの?」と???
なんせ、仮住まいの春日山食堂なので、物のありかがスイスイといかない。
結局、糸コンは月曜日入荷で、間に合わない、人参は別の場所にストックされていて、ほっとしました。「メニュー変更するなら、材料確認してよー!」なんて気持ちもチラッと出てくる私。数日後のメニュー用の板こんにゃくを使うことにしましたが、5kg足りない。足りない分はじゃが芋と人参を増やして、やることにしました。その過程が面白かったのです。

香代子さんと喜子ちゃんに電話で、確認をしながらもそこに残っているメンバーで、色々考えました。
糸こんにゃくの代わりの板こんにゃくはどう切るか?から始まって、足りない分の板コンは
*明日一番で買ってきて貰う?それでも10時過ぎちゃうね~、
*明日は出来るだけ早く、魚菜終わらせて、移る方の愛和館の美化したいよね~
*スライサーは今日中に終わらせたわー 等々
私が幸恵ちゃんとトマトを切っている間に「じゃが芋と人参で増やしたからね~」と声がかかり決着がつきました。

私はあっちこっちに電話して、聞きまわっている時間30分くらいだったでしょうか?
その間の会話が今のは「伝えたい事を言ったかな?」「相手の話を全部聴いたかな?」
相手の反応に「それ何!?」なんても思う私もあって。
材料が揃っていたら、この30分は無かったわけです。

「仲良しする為にご飯でもつくろうか?」の言葉が絵空事でなく浮かんできました。

この肉じゃがは「公意」だったのかな?


今日の公人の丘の菊畑の草引きはオールドパワーで賑やかだったようです。
「案山子のお人形さんにみえます」とコメントがつきました。
明日は酪農のメンバーと養豚のメンバー10人で磯部養豚場へ防鳥ネット張りにいくようです。
明日の夕食からリニューアル愛和館で食事が始まります。旧厨房・魚菜はまだ物が取り除かれただけです。これからどうなっていくのかな?

いろんな動きが面白い!
わくわくドキドキです!

春日山実顕地  平島春美