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前進・飛躍の年


前進・飛躍の年

どんな1年を描きますか

印刷 ⇒ 令和4年1月

◯2022年・年間テーマ
前進・飛躍の年

◯1月度テーマ
どんな1年を描きますか
あけましておめでとうございます。
新しい年の幕開けを各地でお祝いされていることでしょう。
豊里では14名の参加者を迎えお正月特講が開催されています。
この年末年始もいろいろな動きがあり、そんな様子が届いてきています。
豊里では、一年を通して職場配置が変わった人が全体の1割位いました。年の終わりの交流会で、職場配置を変わってみての一言。
今までは受け入れる立ち場だったが、受け入れてもらう立ち場になり、まっさらな素直な気持ちを用意して毎日臨んでいます。
曲がっていた根性と腰が伸びました。
試行錯誤して作った料理を喜んで食べてくれる仲間がいて嬉しい。
長らく豚に関わって来て、世界一可愛い動物は豚だと思って来たが、それが牛に変わりつつある事に、自分の中でせめぎ合いが。
その多くの人達が60代・70代の人達で、これから益々楽しみ。
年配の人たちは、元気で研鑽していこうという意欲もある。
銓衡委員会で年配の人が世話係に入ることの必要性が出てたり、新年企画の中で動きを牽引している人達は圧倒的に人数の多い72歳になる寅年メンバー。年を重ねて更に1年前より活発になってきているのではないか。
ある実顕地の銓衡委員会では、仲良し班って何だろう、仲良し班の意義って?と改めて仲良し班について考えてみたそうです。そんなあたりから、年末年始の動きや企画を描いていくと今までとはまたひと味違った味わいがあったそうです。
「実顕地を明るく 愉しく温かいものにしていきたいです。今期の自分をどう描きますか?」新任提案書を見直し、”今期を描く”にしてみました。新任提案書に見飽きていたけど、これなら書く気がするという声も。
「どんな1年を描きますか」それぞれにとってのこの1年、職場や村づくりのこの1年、これから始まる2022年をこの正月に大いに描いていきたいものです。
この2年間はコロナ禍にあり、誰もが今までに経験したことのない毎日を送ってきました。
それまでの当たり前や常識でさえ、いとも簡単にひっくり返り、社会環境や情勢も激変しました。そんななか、各実顕地でじっくりと研鑽学校の機会がもてたことは大きなことでした。
ある時期は、人が集まる研鑽会を一旦止めてみて、今はまた再開していますが、止めてみたことで見えてきたこと。寄りたくなるのは何でかな?自分達が目指しているのは何なのかな?と立ち止まって考えられたこともありました。
1年を描くといっても、見通しの立たないことも多いでしょうし、社会情勢など現象面は刻々と変化していくことでしょう。
その中で私は何をしていくのか、一緒に探り前進・飛躍の年としていきたいです。
本年も共に村づくりを進めていきましょう。

実顕地研鑽部
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コメント

  • 春日山実顕地  柳 順

    年間テーマ「前進・飛躍の年」というのを見た時、私には無縁だと思った。
    そして春日山の研鑽会で「他の悲しみを自分の悲しみと思い、自分の喜びは他の喜びとなる心境になれない限り、……」ということに焦点が当たった時に、「前進・飛躍」が無縁なものではなく、私の遠ーくの先のほうにやってきて、仄かな光が見えてきたような気がした。
    でも、その心境って、どんな心境なんだろう…?って、頭に残っていた。
    きっと一体の心境ということなんだろうなー。でも、そういう境地に立てるのだろうか…と、「でも…でも…」って、2週間頭の片隅にあって、時々顔を覗かせてた。
    そして先日の研鑽会で「そういう境地があるのだろうと思えるだけでも違うんじゃないか」というようなことが出た。

    私は日頃、職場ではいろいろ出し合って進んでいきたいという気持ちがあるのだけれど、今の職場ではそれはやっぱり無理なんだなと再確認したばかりで、もうやることだけやって、静かに暮らしていこうと思っていた矢先だった。
    でも、それは全く的外れな心境だなと思った。
    このままでは、ずっと周りに振り回されて生きていくことになると思った。
    なんか、そのことが割とハッキリ私の中に入った。
    前進・飛躍の中味が少し感じられた研鑽会だった。

  • 福田律子

    コメントのテーマ間違いました。「前進、飛躍」でした。前へ進むだけでなく大きく飛ぶんですね。

  • 福田律子

    今年もお節の黒豆をやらせてもらった。丸1日黒豆に集中できるように他の事は全部やってもらった。自分がやってることより、まわりでやってもらってることが私のなかに、すっごく入ってきて嬉しい。そう感じられるようになった私も好きだなぁ。
    その人がやれるようにアシストする醍醐味は一度味わったら、はまるやろなあ。
    テーマの前進、躍進と、かぶってきた。何かワクワクする。

  • 麻野幸子

    『一緒に美化をしようと声をかけたら、「パス!」と断られた。その人がそのまま出してくれたのが嬉しかった。』

    こんな話を、子供研鑽会資料研で、「自分の思った考えをそのまま言う」あたりで聴いた。

    日頃、研鑽会が終わって何か残るとき、出席メンバーの顔ぶれや話の進みぐあいを気にして出しているなぁ、と。

    そこで、「そのまま」を意識してやってみたら、愉しい。自分のなかの温かい気持ちもスッと引き出されていく。相手の言うことも「そのまま」聴ける感じ。

    今年一年の私が描けた。

    • 麻野幸子

      さっそく、こんな場面。

      実習生を迎えての家研。テーブルのお菓子を年齢順に選んでいくことになった。
      息子の洋平の番、しばらく探していたが決めかねている様子。
      見えないし、歯が悪くて固いものが食べれないからなぁ、と思った。柔らかそうなワッフルがあったので、指指して、「洋平」と声をかけた。
      途端、「やめてよ、お母さん!」と怒鳴られた。ビックリ。
      ああ~余計なことをするな、と言っているんだな、と私は黙った。
      よく経験することなので、受け流したものの、心はグサリ、冷静では無かった。

      振り返ってみると、『そのまま出してくれたのが嬉しかった』という心境とは真逆だった。
      だいぶ、高度な感じのこと?

      さて・・・どこから・・・