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新しい扉が開いたかも!


昨年12月に出した信任提案書に実は「今、なにをしていったらいいのかわからない『われ ひとと共に繁栄せん』に尽きるのかなと思うけど ‘‘ひとと共に‘‘ 苦手です」と書いたのです。そんな心境だった自分でしたが暮れからお正月に向けて着物の準備をさせてもらいました。

200枚近くある着物を全部出して見せてもらい(全部⁉と半ば呆れている裕子さんを押し切って)見ているうちに「この着物は○○さんに、これは○○さんに着てほしいなぁ」
とそれぞれの人の顔が浮かんでくるのです。それが楽しくって楽しくっておせち作りの合間に時間を見つけては着物部屋に通っていました。
浮かんできた人達にこれまた「ねぇ~、あなたにピッタリの着物があるの、お正月着てほしいなぁ~」と声をかけまくって、あんまりその気の無かった人もだんだんその気になって、着物を見にきてくれました。その人もピッタリと喜んでくれたり、意外な好みを知ったりとその過程がまた何とも楽しかったのです。


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男の人も合わせると40人位の人が着物を着てくれました。
着付け当日の元旦・二日、着付け部屋の賑やかだったこと。
着付けメンバーはもちろん、この日は!と寄ってきてくれた人達と「あーだ、こーだ」言いながら次から次へと着つけました。
元旦はお茶所(おうすと茶菓子)に合わせて着た娘達と若ママ達の着物姿の綺麗だったこと! もちろん客人もきれいでしたよ!

「私の喜びが他の喜びとなる」実践の書の大好きな言葉そのものの世界でした。

こんなにたくさんの着物を地道に日々管理準備してくれる人がいて
それを着てくれる人がいて見てくれる人がいて喜び合える
そんな豊かさを満喫しました。

新春の研鑽会でそんな私を「春美さんの蓋がパカっと開いたみたいだった」と佳子さんが言ってくれました。 嬉しかった!ちょっぴりはずかしかったです。

春日山実顕地  平島春美
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コメント

  • 福田律子

    200枚の着物も、そして着る人も好きで好きでたまんない…そんな春美さんに触れて私はまったく気がなかったのに魔法にかかったように着物姿で写真におさまっていました。
    愛和館にいると次から次へと着物とは無縁の顔ぶれが嬉々と着物姿で来るではないですか❗
    寅年の年女、春美は、おせち作りと着付けの二刀流。いやはや圧巻でした。