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多摩実顕地で研鑽学校がスタート


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関東では1年前に榛名実顕地、そして半年前には岡部実顕地で研鑽学校が開催され、「次は多摩実顕地だよ」という後押しをいただきながら、6月16日から多摩実顕地の2週間の研鑽学校がスタートしました。

参加しているのは、男性6名、女性11名、岡部実顕地から交流の1名(未来さん)の18名です。係に宮本さんと杉崎さんが入ってくれて総勢20名です。

研鑽会の時間は、夜の7時から9時。
初日の16日は、『「研鑽する」って どんな感じですか』をみんなで考え、いま、自分の思っている「研鑽」ってなんだろうと意見を出し合いました。
「久々に、じっくり考えるということをやったなあ~」っと実感しながら2時間の研鑽会が過ぎて、最後に係から出された実践テーマは「研鑽を意識してみる」。
翌日からの職場の朝の出発研は、供給所・ファーム・パン屋合同で朝8時15分からと、生活部は9時から、係も入って、実践テーマにどう取り組んでいるかを出し合いました。

どんな研鑽学校になるか、これからが楽しみです。

多摩実顕地  松本直次
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コメント

  • 松本礼子

    研鑽学校が終わって、実顕地一つってどんな感じかな、をなんとなく心に引っかけて暮らしている。
    何かわかったって言う感じではないけど、
    挨拶しても返事を返してくれないと思っている人に今日も家に帰ってただいまと言ってみた。
    やっぱり何も返ってこなかったけど、今日は自分は相手を無視しなかったな、と思った。その人がそこにいたから挨拶したかった。それだけなんだな、とフッと思った。

    研鑽学校があって以後、なかなか面白い日々になった。
     

    • 麻野幸子

      先日、豊里実顕地での特講拡大研があり、最初にモナさんのスイス実顕地訪問のビデオを観ました。

      そのなかに、「見方が変わって、ありのままに見える」と特講を紹介していたのが響いてきました。

      日常の暮らしのなかで、私の眼を、まなざしを磨いていこうと思います。ありのままに見えるところまで。面白いです。

  • 小川靖子

    皆さん楽しそうですね。
    どんな感じかな?
    体感して、自分の言葉で顕していく。
    そうしていくとなんだろう、なんだろうが次々生まれて来て、5歳児になったようです。
    30日の交流研楽しみにしています。

  • 松本直次

    16日から始まった研鑽学校も終盤となった。
    初日に『「研鑽する」って どんな感じですか』というテーマが出されて、その後、研鑽って何だろうと「研鑽を意識して」の日常生活。
    中盤で『あなたの私意、私の私意 それを全部尊重する』を実践テーマの「全部尊重するってどんな感じかな」と進んで、終盤になった今は『私意を全部尊重して 公意を見出す』のテーマで「公意を見出すってどんな感じかな」の実践テーマに取り組んでいる。

    今朝、妻との出発研(妻は外勤のためにみんなとの出発研に出られないので、早朝、起きたら2人でやっている)をしていて思ったことは、研鑽についても、全部尊重するについても、公意を見出すについても、「これはどんなことか」でなく「どんな感じですか」と問うことに大きな意味があるのではないかと思った。

    「これはどんなことか」と探り出すと、どうしても、今までの知識や過去の研鑽学校での事を甦らせて、それを総動員して頭で考えたくなる。考えてしまう。
    しかし、今回の研鑽学校は、「どんな感じですか」と問う。
    例えば、いま「公意を見出すってどんな感じですか」と、今までの知識からでなく、日常ゴロゴロあるやり取りの中で、「公意ってこんな事かな?」「こんな感じかな?」と、まさに「体感しながら」の感覚探求を求められていると思った。

    昨夜の研鑽会で出してくれたみんなの実例も、「そう、そう・・・自分にもそれってある」と、自分の日常の会話として共有でき、軽く惹きつけることが出来て、それを自分でも実践したくなる。それが面白い。

    最初の『「研鑽する」って どんな感じですか』で係から出ていた「研鑽するって呼吸するみたいと言った人がいた」という感覚が、何となくこんな事かなと感じてきた。
    日常の会話も「呼吸」と同じで、「いい放し」「聞きっぱなし」でなく、「あなたの私意、私の私意」を意識しながら、その時その時、感じたこと、思ったことを軽く出し合っていたら、私の私意も、あなたの私意も感じられる「公意」みたいなものが、フッと生まれたり、そこに無意識のうちに「研鑽」が生まれるのかも知れないな、と思ってきた。

    この研鑽学校が実践につながる、ひととひとが共にやっていく上で、「住みやすい・生きやすい」正常健康な間柄、日常生活になり合うためへ向かう「入り口」のように感じたのだ。
    時間切れにならないように終盤も「どんな感じかな」と、自分に聞き続けてみたいと思う。

  • 鎌田未来

    久しぶりに研鑽してる感覚。的外れな事ばかりだしてやしないか

  • 武井吉明

    研鑽学校も後半に入って います。「公意を見い出す」を研鑽しています。
    研鑽していて、自分の中に見い出していくのだと思いました。
    研鑽すればするほど、基本(まず全部聴く)に立ち帰ってきています。

  • 大江裕二

    杉崎さんを榛名の養鶏部から研学の係に送り出すために豊里イチゴ部から2週間榛名養鶏部に送り出してもらいました。
    榛名実顕地は初めてで、夫婦の交流も初めてです。集卵するのは予備寮以来で、毎日楽しくやっています。周りは坂ばかりの榛名で毎日自転車に乗って体調調正もしています。6/30の交流研も楽しみです。

  • 志方貴洋

    出来れば、普段過ごしている所から離れた所での長期研鑽会に参加したかったのだけれども、全員参加で開催したいという流れにあらがいきれずに、参加している。
    日中は普段の生活をし、研鑽会が夜だけだからか、多摩で前にやった長期研よりも参加者が多くて、色々な話が聞けて、僕はうれしい。
    研鑽、聴く、言う、について、普段の生活の中で実践しながら早一週間。
    余計なモノを付けてやっているみたいだ。

  • 川原浩

    日常の暮らしの中に、幸せになる要素が沢山、かしこまる事なく楽しくやれるのが良いです。参加していない人も一緒にやってる感じ、、朝の出発研に出れない奥さんのことを考えて、夫婦2人で出発研したり、とにかく楽しい、なんでやる、やらないで何カ月も過ごしたのかとおもいます。今は、一年にいつかい位やっても良いな、まだ終わってないけど、

    • 麻野幸子

      『日常の暮らしの中に、幸せになる要素が沢山』 ここが響いて・・・ 

      今、ヤマギシズムって何ですか?と聞かれたら、「幸福になるように人間の知恵を働かしていこうとする考え方」と答えます。
      その考え方で私がやろうとしているのは、「何かを考えるとき、まづ簡単に分けて、一つにピントを合わせて考える。」

      これ、楽チンです。ごちゃごちゃと固めて考えようとするところに不幸の原因があるみたい。

  • 松本礼子

    毎日の研鑽会がおもしろい。
    テーマが現実的で、すぐに実践できるし、やってみて結果を判断しなくていい。そのまま出すと、次につながるものが必ずある。

    先日、「まず相手の話を全部聴く」というテーマが出された。
    私は市内のデイサービスで仕事をしているから、周りの人は「研鑽」という言葉など誰も知らない。だけど、言葉じゃないよなあ、と思ってやってみるしかない。

    認知症をかかえながらデイサービスに来る人がいる。いろいろな症状があって100人いれば100通りの対応を考えなければならない。一人として同じものはない。
    しかし、いつのまにか、認知症は忘れてしまう、認知症は同じことを言う、認知症は○○・・・と、ベテランになればなるほどカテゴリー化して、その人をみてしまう。

    その日も、昼食が終わったとたん、「おそばが食べたい」と言い出した人がいた。
    あ~また言い出したね、食事をしたことを忘れてしまったね、しばらく続くかなあ、バナナなんか出してみようか・・・と、職員の会話が続いた。
    私も、みんなと同じように思いかけた。
    でも、テーマがあったなあ、と立ちどまってみた。「まず、相手の話を全部聴く」。
    相手は「おそばを食べたい」と言っている。すごく短い。
    「おそばが食べたい」そうかと思って、「おそばは美味しいね~」と言うと、相手は「うん」と答えた。それで「いつ食べますか」と聞いてみた。すると「夜」と、また短く答えた。
    なんだ、夜食べたいのか、お昼ご飯を食べたことを忘れた訳でもなかった。思ったことを言っているだけ・・・。自分の都合で聞いている。

    そのテーマに続いて「相手は今、何と言ったか」が出てきた。
    「今」とか、「何に」ということが、一つのテーマをやってみたところで、ほんとうにつながっていた。
    毎日の暮らしの中に、研鑽することがころがっているような気がした。

    • 吉田牧生

      みなさん楽しそうですね。いいね〜
      これが仲良し村のエネルギーの源。
      源泉の涵養ですね。

      礼子さんのコメントにある100人いたら100種類の考え方。それを聞く100種類の聞き方。

      ホンマにそうやな〜と・・・と言っても、
      ほんまのところは頭の先の知識から抜け出していないなぁ。と気づく。

      しかし、心は年齢に関わらず育てるもの。育てられる。これがまた楽しみで充実感があります。

      先回私も研さん学校に参加しましたが、コメントを読んでいると、今もみなさんと一緒にやっている感じです。ありがとう。

  • 高木みどり

    こんなに楽しい研鑚学校を用意してもらって本当にありがとうござ います。
    みんなの中で、気付き合い、軽く出し 合える楽しさを味わせてもらっています。

  • 武井吉明 多摩実顕地

    日常生活をやりながらの研鑽学校で、テーマ(今は聴く、言う) についてのことが、日常生活の言動からでてくるので、新鮮に思っています。
    相手の言ったことを、「まず、全部聴く」と思ってきいていても、すぐにこうしたらどうか、ああしたらと、先のことが出てくる自分です。
    まだまだの自分ですが、楽しみでもあります。

  • 小川靖子

    いよいよ多摩で研鑽学校が始まりましたね。
    心待ちにしていました。
    どんなドラマが展開していくのか
    とても楽しみです。